【2021年版】マンションオーナー様おすすめの一括型光回線は?
「所有マンションにインターネットを導入したいけど、どこの業者がいいかわからない」
そんなお悩みをお持ちの大家さんに、おすすめのマンション一括型の光回線をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.オーナー向けマンション一括型インターネットとは
- 2.マンション経営にインターネット光回線を導入するメリット
- 2.1.空室リスクを下げられること
- 2.2.賃料を下げる必要がない
- 3.インターネット光回線を導入するデメリット
- 3.1.Wi-Fi機器を持ち出されること
- 3.2.建物構造によっては費用がかさむこと
- 3.3.ネットトラブルで管理コストがかかること
- 4.マンションと戸建住宅のインターネット(光回線)契約の違い
- 5.光回線の回線会社・プロバイダー・光コラボレーションとは
- 5.1.回線会社(回線事業者)
- 5.2.プロバイダー
- 5.3.光コラボレーション
- 6.マンション向け光回線を選ぶ3つのポイント
- 6.1.ポイント1:費用
- 6.2.ポイント2:回線速度
- 6.3.ポイント3:サポート体制
- 7.光回線の導入費用はいくらくらい?
- 8.導入コスト
- 8.1.保守運用管理のランニングコスト
- 9.光回線の導入手順、方法は?
- 9.1.見積もり取得
- 9.2.見積もり比較検討
- 9.3.入居者への事前通達
- 9.4.工事の申込み
- 9.5.現地調査・結果の共有
- 9.6.光回線の申し込み
- 9.7.契約対応
- 9.8.入居者への案内
- 9.9.導入工事
- 9.10.有線の場合
- 9.11.無線の場合
- 10.おすすめのインターネット光回線
- 11.インターネット光回線を導入する際の注意点
- 11.1.「ネット利用可」の訴求に頼らないこと
- 11.2.物件の構造調査を行うこと
- 11.3.入居者に事前周知を行うこと
- 12.まとめ
- 12.0.1.この記事を読んだ方に人気の記事はこちら
- 12.0.2.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
オーナー向けマンション一括型インターネットとは
マンションのインターネット設備には、入居者様が個人で契約するケースと、大家さんが建物一括で契約するケースがあります。
今回は、大家さんが一括で契約するケースについてご説明します。
マンション一括型インターネットは、所有物件まるごと一括でインターネット導入の契約をします。マンションの共有部分に光回線を引き込み、そこから各戸へ配線またはWi-Fiを使って飛ばします。つまり、1つの光回線を住人全員で共有して使います。
費用は高くなりますが、各戸へ専有の光回線を導入する方法もあります。
インターネット利用料金は、大家さんが負担するため、入居者様は無料でインターネットを利用することができます。利用料金は家賃や管理費に上乗せすることも可能です。
入居者様は、入居当日からインターネットを無料で利用できます。
大家さんが契約の手続きや、工事日の日程調整などおこなうため、入居者様の負担が少なく、とても人気な設備です。
マンション一括型インターネットを導入したい場合は、マンションISPと呼ばれる会社と契約します。マンションISPの会社はいくつかあるため、見積もり依頼をかけ、費用やプラン、会社の対応などを見てから決めることをおすすめします。
ISPとは、「インターネットサービスプロバイダー」の略で、インターネット接続のサービスを提供している会社のことを言います。
通信速度が遅いと、入居者様からクレームが入る可能性が高くなるため、通信速度に関しても、業者へきちんと相談しましょう。
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マンション経営にインターネット光回線を導入するメリット
空室リスクを下げられること
スマホが普及している現代では、幅広い世代でインターネットを利用しています。
物件探しをする際に、条件に「無料インターネット」をチェックする入居希望者も多くなっているため、インターネットを導入するだけで、入居希望者が増えます。
個人で契約すると、面倒な手続きなどが発生するため、無料インターネットが導入されていない物件よりも導入されている物件のほうが、入居したいと希望する人は多くいます。
賃料を下げる必要がない
所有マンションに空室が出た場合、早く空室を埋めるために賃料を下げるべきかと考える大家さんもいるでしょう。
しかし、インターネットを導入するだけで、入居希望者も増え、賃料を下げる必要はなくなります。むしろ、賃料に数千円を上乗せしても、入居希望者が決まる可能性は高くなります。
賃料を下げずに、空室を埋めるためには、無料インターネットの導入がおすすめです。
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インターネット光回線を導入するデメリット
Wi-Fi機器を持ち出されること
各戸に無線ルーターを設置する場合、退去の際にルーターのみ持ち出されてしまう可能性もあります。ルーターは、自分のものだと勘違いして持ち出す人もいれば、故意に持ち出す人もいます。
ルーターを持ち出されないために、Wi-fiの機械をコンセントに一体化するタイプが人気です。
見た目も配線がごちゃごちゃせずに、スッキリするというメリットもあります。
ルーターの持ち出しには十分注意し、持ち出しているところを発見した場合にはすぐに対応しましょう。
建物構造によっては費用がかさむこと
物件の構造によっては、大規模な工事が必要な場合があります。
築年数が経っている物件ですと、壁に穴を開けて近くの電柱からマンションに光回線を引き込むという大がかりな工事が必要となってきます。
一般的に光回線をマンションに引き込む工事は、1戸数万円程度が相場と言われていますが、大がかりな工事になると、多額の費用がかかってしまいます。
また、その場合、開通するまで2か月以上かかる可能性もあります。
ネットトラブルで管理コストがかかること
インターネット導入後のトラブルで、通信速度が遅いなどとクレームになり、管理コストがかかる場合があります。
入居者様にとって、インターネットの通信速度や通信品質は重要です。
クレームを大家さんが1つずつ対応していたら、手間がかかるため、管理会社に対応を任せることをおすすめします。
トラブルにならないためにも、インターネットを導入する際は、通信速度や通信品質を業者へ事前に確認し、所有物件に合うインターネットを導入しましょう。
マンションと戸建住宅のインターネット(光回線)契約の違い
建物にインターネット(光回線)を導入する場合、マンションなどの集合住宅と戸建住宅ではインターネット回線の契約プランが異なります。
まず、マンションやアパートなどの集合住宅に光回線を導入する場合、1本の回線を建物内に引き込み、そこからそれぞれの部屋に分配されるのが一般的です。
このように1本の光回線を全入居者で共有するため、戸建て住宅用の契約プランに比べて月額使用料が安く設定されているのが特徴です。
ただし1本の回線を共有するため、インターネットの接続状況によっては通信速度などに影響をおよぼすケースがあります。たとえば夜間や休日など、多くの入居者がインターネットを利用する時間帯は回線が混み合い、通信速度の低下や接続が不安定になることが考えられます。
一方、戸建住宅用の光回線契約プランは、回線をそのまま建物内に引き込みます。ようするに1本の回線を契約者が独占して使用することが可能です。
そのため集合住宅用のプランと比べると、回線を同時に利用する人数が少ないので回線が混雑することも少なく、比較的通信速度が速く安定した接続がおこなえます。
そのかわり、戸建住宅用の光回線の場合、自宅近くの電柱から建物に回線を引き込む工事をおこなう必要があるため、初期費用や工事費用が高くなりがちです。また月額使用料も集合住宅用のプランと比較すると高く設定されているのが一般的です。
光回線の回線会社・プロバイダー・光コラボレーションとは
インターネットの光回線を導入する場合、「回線会社(回線事業者)」や「プロバイダー」を選ぶ必要があります。また回線会社を選ぶ際、「光コラボレーション」という言葉を目にすることも多いでしょう。
ここでは光回線の「回線会社(回線事業者)」「プロバイダー」「光コラボレーション」について、それぞれの役割などを解説します。
回線会社(回線事業者)
光回線を提供する会社を回線会社(または回線事業者)といいます。現在、光回線の回線会社は、以下の3つの種類があります。
- フレッツ光
NTT東日本とNTT西日本が提供している、光回線を使用したインターネット接続とその関連サービスの総称です。
フレッツ光の対応エリアは全国(一部を除く)と範囲が広く、またフレッツ光回線と「プロバイダーサービス」をセットで契約できる「光コラボレーション」を利用することも可能です。
- 広域に提供する独自回線
ダークファイバー(NTTなどが敷設した光ファイバー回線のうち、使用していない余剰分のこと)を利用してインターネットサービスを提供します。
独自回線を提供する回線会社には、「auひかり」や「NURO光」などがあります。
フレッツ光に比べると対応エリアが狭く、利用したくても対応エリア外となるケースも多いですが、利用者数が少なく回線が混み合いにくいのがメリットになります。
- 各地域の電力会社が提供する独自回線
各地域の電力会社が自社独自の回線網を整備してインターネットサービスを提供します。
対応エリアは極地的で、東海エリアのみに対応する「コミュファ光」、関西エリアのみに提供する「eo光」などがあります。
前述したauひかりやNURO光よりもさらに限定した地域のみへの提供となるため、さらに回線が混み合いにくく安定した接続がおこなえるでしょう。
プロバイダー
光回線をインターネットにつなげる事業者のことです。
じつは光回線だけではインターネットに直接つなぐことはできません。パソコンなどをインターネットにつなぐためには、光回線に加えてプロバイダーとの契約が必要となります。
プロバイダーには、「@nifty(ニフティ)」、「BIGLOBE(ビッグローブ)」、「So-net(ソネット)」などが該当します。
光コラボレーション
NTTが提供するフレッツ光をプロバイダーなどの事業者が借り受け、独自特典やキャンペーン、サービスなどを付加して提供するインターネットサービス会社(事業者)を指します。
また、フレッツ光から光コラボレーション回線への乗り換えや、光コラボレーション回線から別の光コラボレーション回線への乗り換えなど、室内工事や解約手数料なしで簡単におこなえるのも大きな特徴です。
光コラボレーションには、「ドコモ光」「Softbank 光」「ビッグローブ光」などの種類があります。
マンション向け光回線を選ぶ3つのポイント
マンション向けの光回線を選ぶ場合、なにを基準にすればよいのでしょうか。
ここではマンションなど集合住宅用の光回線を選ぶ際に重視したい3つのポイントを紹介します
ポイント1:費用
光回線の導入費用や月額料金は提供会社によって異なります。
またプロバイダーが提供するキャンペーンなどのキャッシュバックや割引などによって、提示された料金がさらに安くなる可能性も見逃せません。
たとえば、工事費用が実質無料になるキャンペーンや使用しているスマートフォンとのセット割りなどを利用することで、初期費用や毎月のインターネット料金と携帯料金などの固定費を節約することもできるのです。
ポイント2:回線速度
動画視聴やリモートワークを頻繁におこなう場合は、回線速度を重視するとよいでしょう。
おすすめは「IPoE」通信に対応した光回線です。
IPoEとは、光回線の次世代型の接続方法であり、従来型のPPPoE方式よりもインターネットの通信速度が速く、回線の混雑時にも遅延が生じにくいのが特徴です。
なお、IPoE接続をおこなうためには、IPoE接続に対応した「光回線」「プロバイダー」「ルーター」の3つが必要です。
ポイント3:サポート体制
インターネットに慣れていない場合は、サポート体制が手厚い会社を選ぶのもおすすめです。
とくに導入後の各種設定や困ったときのサポートの有無や応対してくれる時間帯、電話で問い合わせができるかなどを確認しておきましょう。
光回線の導入費用はいくらくらい?
導入コスト
所有マンションへインターネットを導入する場合は、初期費用は1戸あたり5万円程度です。
工事費用も含みます。
戸数が多ければ多いほど、費用は高くなりますが、分割払いなどに対応している業者も多いです。
インターネットを導入することで空室対策、退去防止になるため、空室が長く続くなどのリスクを考えれば、導入費用は、そこまで高くありません。
まずは、複数の業者に見積もり依頼をかけ、費用などについて細かく確認してみましょう。
複数の業者を比較したら、自分の理想の費用を提示してくれる業者に出会えます。
また、キャンペーンなどで初期費用が安くなっている場合もあるため、キャンペーンがやっている業者を見つけることも、費用を抑えるためには重要になってきます。
<全国対応&年間20,000戸導入のおすすめ会社>
保守運用管理のランニングコスト
毎月の保守費用も考えなければなりません。
月額の保守費用は、1戸あたり500円程度です。
500円×戸数のため、世帯数が多い分だけ高くなります。
マンション一括で契約しているため、個人で契約するよりも月額費用は安価に抑えられます。
しかし、インターネットが有線か無線か、マンションの規模や構造によって、月額費用も異なります。
もし、初期費用を分割払いにした場合、月額費用に初期費用分も上乗せされるため、想定していた費用よりも高いと感じることもあるでしょう。
月額費用を安く抑えたい場合には、初期費用を一括で支払うことをおすすめします。
光回線の導入手順、方法は?
見積もり取得
まずは、複数の業者に見積もり依頼をしましょう。
所有物件の規模や、所有エリア、世帯数などを詳しく業者へ伝えることで、スムーズに見積もりを取得することができます。
業者は、費用や工事内容など、物件に合わせた見積もりを作成してくれます。
見積もり比較検討
見積もりを取得したら、工事内容や費用(月額費用や初期費用)を比較し、どこの業者に頼むか決めましょう。
費用だけでなく、業者の対応なども見て、比較検討することをおすすめします。
入居者への事前通達
光回線を導入することが決定したら、大家さんから直接、または管理会社様から入居者様へ無料でインターネットが利用できる旨を通達しましょう。
事後報告は、トラブルの元になるため、事前に報告する必要があります。
工事の申込み
光回線導入の工事を業者へ依頼しましょう。
宅内工事が必要な場合や、もっと大がかりな工事が必要な場合もあります。
工事の申込は早めに済ませておくことをおすすめします。
現地調査・結果の共有
業者が、所有物件へ出向き、光回線が通せるかどうかを調査します。
現地調査を行った上で、どのような工事が必要になるのか共有してもらいましょう。
光回線の申し込み
現地調査で光回線が通せることが確定したら、光回線導入の申し込みを行いましょう。
マンション一括型のインターネットは、大家さんが一括で申し込みを行います。
入居者様に手続きなどの手間はかかりません。
契約対応
マンション一括型のインターネットの場合、大家さんが一括で契約をし、支払いを行います。
入居者様が負担する費用はありません。
そのほか、何も問題がなければ、早めに契約対応を行いましょう。
入居者への案内
所有物件の入居者様へ、光回線導入の詳しい説明を行い、各戸に工事が必要であれば、その工事の日程調整を入居者様と行います。
工事が必要なければ、いつからインターネットが利用可能になるのか、入居者様とスケジュールを共有しましょう。
導入工事
契約が終わり、入居者様に案内が完了したら、光回線導入工事に入ります。
導入工事が完了後、各戸でインターネットが無料で利用できるようになります。
有線の場合
有線の場合は、共用部のルーターから各戸へLAN配線を行い、各戸にWi-Fi機器を設置する方法です。
Wi-fi機器を各戸に設置するため、通信速度や品質も安定しています。
大がかりな工事は発生しませんが、各戸の工事は必要です。
無線の場合
無線の場合は、所有物件の共用部や外壁にWi-Fi機器を設置することで、インターネット接続を共有する方法です。
その設置したWi-fi機器から、各戸へ電波を飛ばします。
各戸へWi-fi機器を置く必要はないため、各戸への工事は発生しません。
しかし、共用部から遠い部屋であると、通信速度が低下する可能性があります。
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おすすめのインターネット光回線
おすすめの光回線を4種類ご紹介します。
- フレッツ光
NTT東日本が提供する光回線です。
集合住宅向けに「フレッツ光ネクスト マンション全戸加入プラン」があります。
このプランは、通信速度最大概ね1Gbpsが利用できる「ギガマンション・スマートタイプ」というものが事前に組み込まれているため、安定した通信速度でインターネットを利用できます。
通信速度 |
【ギガマンション・スマートタイプ】 ・最大1Gbps 【マンション・ハイスピードタイプ】 ・下りデータ受信:最大200Mbps ・上りデータ送信:最大100Mbps |
対象物件 |
4戸以上の集合住宅 (西日本の場合6戸以上) |
契約期間 |
5年間 |
フレッツ光ネクスト マンション全戸加入プランは、個別見積もりになっているため、正確な金額がわかりません。
そのため、こちらでは個人向けの費用をご紹介しますので、参考にしてみてください。
【初期費用】 |
|
契約料(1契約ごと) |
880円 |
初期工事費 |
16,500円 (初回3,300円+2回目以降440円/月×30回) ※土日休日に工事 3,300円上乗せ |
【月額料金】 |
通常料金 |
割引後 |
16契約以上(プラン2) |
3,685円 |
3,355円(-330円) ※割引 ・ギガ・スマート割引:-330円 ・にねん割:-110円 |
8契約以上(プラン1) |
4,125円 |
3,795円(-330円) ※割引 ・ギガ・スマート割引:-330円 ・にねん割:-110円 |
4契約以上(ミニ) |
4,785円 |
4,455円(-330円) ※割引 ・ギガ・スマート割引:-330円 ・にねん割:-110円 |
インターネット利用の際は、別途プロバイダとの契約が必要となります。
- レジデンシャルインターネット
レジデンシャルインターネットは、株式会社レジデンシャルインターネットが提供するインターネットサービスです。
現在、5,500棟、78,000室のホテルや集合住宅へインターネットサービスを提供しています。
2種類のプランがあり、RIXIO(リクシオ)・RIXIO Air(リクシオ エアー)のどちらかから選択できます。
所有物件に最適なプランを提案していただけます。
ただし、対応エリアは、関東エリアのみとなっています。
プランについては、以下でご紹介します。
RIXIO(リクシオ) |
光回線(有線LAN)を利用したインターネットサービスです。
基本的なセキュリティを兼ね備え、
WEBの閲覧なども問題なく利用可能な速度を提供しています。
|
RIXIO Air(リクシオ エアー) |
LANケーブル接続の必要がないワイヤレス・インターネットサービスです。
パソコンの他にスマートフォン・タブレット等を使い、
部屋の様々な場所で使用できるのでとても便利です。
|
初期費用は無料となっています。
契約した際に初期費用として大きな金額を一気に支払わなければならない場合が多いですが、レジデンシャルインターネットは、低コストなため、大家さんも導入しやすいのではないでしょうか。
月額料金は、1棟12,000円~となっています。
- B-CUBIC
B-CUBICは、株式会社ブロードエンタープライズが提供しているインターネットサービスです。
約110,000室以上に導入実績があり、全国展開しています。
北海道~沖縄の全国で導入可能であり、対象物件は、単身・ファミリー物件、大手ビジネスホテルやシェアハウス等です。
ガスや電力とセットで申し込めるプランもあり、大家さんにとって、コスト削減に役立つサービスが準備されています。
今回、4種類のプランについてご紹介します。
ベーシックプラン
こちらが基本プランとなります。
現金一括契約・分割(割賦・リース)契約・レンタル契約、どれも可能です。
項目 |
内容 |
設置機器 |
・ルーター
・HUB
|
最大速度 |
・(有線)1Gbps ・(無線)300Mbps |
宅内工事 |
有 |
配線 |
16mmの配管で固定 |
費用 |
・各戸までの工事費用
・月額利用料金
|
Wi-fiプラン
マンションの共用部ではなく、各戸に無線ルーターを設置するプランです。
そのため、宅内のどの場所からもWi-fiが利用できます。
項目 |
内容 |
設置機器 |
埋め込式または据置ルーター |
最大速度 |
300Mbps |
宅内工事 |
無 |
費用 |
・各戸までの工事費用
・月額利用料金
|
各戸にルーターが設置されているため、通信速度も安定しています。
複数棟一括導入プラン
マンション一棟などに一括で導入するプランです。
個別で契約するよりも、1棟あたりの導入費を抑えることができます。
現金一括契約・分割(割賦・リース)契約・レンタル契約、どれも可能です。
項目 |
内容 |
設置機器 |
・ルーター
・HUB
・Wi-Fi機器
|
最大速度 |
・(有線)1Gbps ・(無線)300Mbps |
宅内工事 |
有 |
配線 |
16mmの配管で固定 |
費用 |
・各戸までの工事費用
・月額利用料金
|
新築プラン
名前の通り、新築マンション限定のプランとなっています。
現金一括契約・分割(割賦・リース)契約・レンタル契約、どれも可能です。
項目 |
内容 |
設置機器 |
・ルーター
・HUB
|
最大速度 |
・(有線)1Gbps ・(無線)300Mbps |
宅内工事 |
有 |
配線 |
16mmの配管で固定 |
費用 |
・各戸までの工事費用
・月額利用料金
|
どのプランも契約期間は、6年となっています。
部屋の数によって、月額料金も異なります。
工事費用+メンテナンス料で、10室23,210円、20室27,060円、30室34,760円となっています。
- 年間20,000世帯に導入されている「アイネット」
アイネットは、光回線を利用した高速インターネットを、入居者の皆様が無料で使い放題できる環境を実現するサービスです。
通信回線はIPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)接続方式、Wi-Fi端末はWi-Fi6(11ax)対応の端末を採用し、入居者様にはインターネットを快適にご利用いただける環境をご提供しております。
アイネットでは、入居者様が快適に過ごせるためのオプションもご用意しております。
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光回線から、ISP(インターネットサービスプロバイダ)、導入工事、アフターサポートにいたるまでを、すべて社内で一貫してご提供しております。
24時間365日体制の窓口を設置しているため、困ったことがありましたら、いつでもご対応いたします。
各オーナー様のご状況やニーズに合ったプランを親身になってご提案いたします。
詳しい費用や工事内容などは、ぜひお問合せください。
インターネット光回線を導入する際の注意点
「ネット利用可」の訴求に頼らないこと
「インターネット利用可」とだけ打ち出すのは、少し弱いです。
インターネット光回線の配線工事を終え、面倒な手続きなど個人でしなくていい点は、入居者様にとって嬉しいことですが、ただ単に「インターネット利用可」ということは、インターネットの利用料金は、入居者様個人で支払うという意味に捉えられてしまいます。
「インターネット利用可」ではなく、「無料インターネット利用可」と打ち出すようにしましょう。
所有物件の近くの物件の設備を確認することをおすすめします。
近くの物件が、無料インターネット利用可物件であると、入居希望者は、そっちの物件に流れてしまう可能性が高いです。
そのため、所有物件も、「無料インターネット利用可」にして対抗しましょう。
物件の構造調査を行うこと
インターネット回線には、有線と無線の2つのタイプがあります。
どちらを使うかで、工事内容や費用なども異なります。
また、所有物件の構造上、回線の種類によっては、導入できないケースもあります。
個人で、導入できるかできないかの判断はつかないため、業者に回線が引き込めるのかどうか、きちんと現地調査を行ってもらいましょう。
どの回線の種類が所有物件に最適なのか、業者に提案してもらうことをおすすめします。
しかし、技術は発展しているため、どんな物件にも引き込める回線がいずれ出てくるかもしれません。
入居者に事前周知を行うこと
所有物件に光回線を導入する際は、事前に入居者様へ告知を行いましょう。
無料でインターネットが利用できるようになるのなら、現在契約しているインターネットを解約しなければならない入居者様も出てきます。
そのほか、宅内の工事がある場合は、入居者様との日程調整や、入居者様の工事立ち合いが発生します。
後々、トラブルにならないためにも、事前告知は必要です。
無料インターネット導入は、入居者様にとって嬉しいことであるため、告知は早めに行いましょう。
導入する際は、遅くとも1か月前には、告知したほうが良いです。
まとめ
マンション一括型の光回線について、ご紹介しました。
所有物件に光回線を導入する際は、個別で契約するより、1棟まるごと一括で契約したほうがお得になります。
おすすめの光回線もご紹介しましたが、どの回線が所有物件に最適なのか、きちんと業者と話し合った上で、契約しましょう。
入居している物件で無料インターネットが利用できるようになったら、喜ぶ入居者様がほとんどです。
この機会に、無料インターネットを導入してみては、いかがでしょうか。
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