あなたの暮らしに寄り添うスマートリモコン「smalia」とは
今回インタビューさせていただいたのは、「smalia(スマリア)」を提供するラトックシステム株式会社です。
「smalia」はスマホやスマートスピーカーを使って家電を操作できるスマートリモコンです。機器の扱いや設定に慣れていないと敷居が高いと思われがちですが、smaliaは初期設定が簡単で使いやすいのが特長です。
サービススタートのきっかけ、スマートリモコンを利用する際のハードル、これからどのように拡大していくのかという話を実際にラトックシステム株式会社の大塚様に直接聞いてきました。
このような方におススメのインタビューです!
「スマートホームに興味はあるけどむずかしそう」
「Wi-Fi接続や設定はできるだけラクに済ませたい」
さっそく「ラトックシステム株式会社様」へのインタビュースタート!
企画部 広報グループ 大塚 明子様
Q1.「smalia」の概要について教えていただけますか?
「smalia」はスマホのタップや音声入力を利用して、さまざまな家電の操作を、スマホで一元管理できる商品です。
【声で家電を操作】
・Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応
・スマホに話しかけて家電を操作可能(Googleアシスタント/Siri)
【外出先からスマホで操作】
・クラウド経由で自宅の家電を操作
・温度・湿度・照度センサーで部屋の状態を把握
【生活にあわせた使い方提案】
・タイマーで指定した時刻に家電をまとめて操作
・部屋が指定温度に達したらエアコンのオン/オフ
・家に近づいたらエアコンをオン
本製品は、2.4GHz、5GHz両対応とBluetooth通信を使ったWi-Fi設定で、初心者の方も簡単に使いはじめられます。Alexaとの連携はsmaliaアプリのメッセージをタップするだけで完了します。
Q2.サービススタートのきっかけは?
「smaliaスマートリモコン」が誕生するまで、各時代のニーズを取り込みながら開発を重ねてきました。
まずは2014年、Bluetoothを活用してリモコンを操作するという時代があった中でBluetooth学習リモコン「REX-BTIREX1」を発売しました。リモコンをスマホにまとめて、家電を操作できる製品です。
2015年にはWi-Fiに接続するスマートリモコンを発売しました。AWS(Amazon Web Services)クラウドにより、自社でサーバを構築しなくても、インターネットを経由したサービスが提供できるようになりました。
家の中だけでなく、外出先から家電を操作したり、部屋の温度や湿度、明るさを確認できるようになりました。
2018年にはAIを使ったスマートスピーカー「Google Home」「Amazon Echo」が立て続けに日本に上陸。スマートリモコンをスマートスピーカーにいち早く対応させ、「声で家電が操作できるようにするデバイス」として売上を急激に伸ばしました。
2022年、「smaliaスマートリモコン」を発表する運びとなりました。
従来のモデルからWi-Fi接続手順を見直し、アプリも刷新。導入のしやすさ、使いやすさに配慮した設計としました。幅広い層にとって適応できる製品となっております。
Q3.サービスの特長を教えてください。
3分で設定完了!5GHz/2.4GHz Wi-Fi両対応、Bluetooth機能搭載で簡単セットアップ
製品としては3つの特長が挙げられます。
1つ目が、従来のスマホ側でWi-Fiの接続先を切り替えて登録する方式に比べて、確実でスピーディーなセットアップが可能な点です。自宅のwifiとスマートスピーカーがBluetoothを利用して簡単につなげることができます。
2つ目は、2.4GHzのみ対応の製品はWi-Fiルーターとの接続に失敗することがありますが、本製品はスマホが5GHz/2.4GHzどちらの周波数帯のアクセスポイントに接続していてもつながる点です。
3つ目は、Amazon Echoとアプリ内タップだけで連携できることです。アカウント間リンクが可能で、Alexaアプリでの検索やアカウント入力なしに手続きが完了します。
3分もあれば初期設定が完了し、素早く利用開始することが可能です。
このように簡潔明瞭なセットアップは、幅広い層に安心してスマートリモコンを利用していただくためのsmaliaの大きな魅力の一つです。
もちろん実際に利用していく中でも多くのこだわりや魅力を感じていただけます。
中でも、スマホの音声入力であらゆる家電を操作できるという点は今までのライフスタイルを大きく進化させます。クラウド経由で外出先から操作することができるので、帰宅途中にエアコンを付けるなど、より快適で質の高い暮らしを叶えることが可能です。
セッティングを簡単にした背景は、スマートリモコンは初回設定やルーター変更に失敗すると解決に手間取り、満足度が下がってしまうことに課題を感じていたためです。
より初心者でも使いやすいようにしたいと考えており、ビギナー向けの方をターゲットにしています。smaliaアプリでは、より少ないステップ数でWi-Fi接続から家電の選択、スマートスピーカー連携までストレスなく進められるよう、手順をシンプルにしています。
サポートセンター(365日対応)もあり
セットアップや接続につまずいても、電話サポートがあるので安心です。
さらに、国内で販売されている、800種類にもおよぶ家電のリモコン情報が
登録されており、アプリから現在お使いの家電のリモコンの写真を
見ながら選択していただければ利用を始めることができます。
Q4.現在の利用者数はどれくらいでしょうか?
スマートリモコン提供から8年の累計ですと55万台ほどです。おかげさまで多くのユーザー様に導入していただいています。
Q5.利用した方々の反応はいかがですか?
現在は家電量販店、Amazon、楽天で販売しているのですが、
コメントとしては「すぐ繋がりました」「動作が安定している」「設定が簡単」などの声を多くいただいております。
そのほか、「外出先からのエアコン操作で快適になった」「センサーで温度がわかるのは便利」などエアコン関連の評価も多くいただいております。
Q6.他社様のサービスとの違いはどのような内容でしょうか?
弊社のsmaliaの大きなメリットは、使いやすさや導入のしやすさです。
365日体制のサポートセンターを運営しているため、お客様が利用しやすいように対応する環境を要している点は満足度につながっていると考えております。
Q7.今後予定している新たな取り組みについて
今後さらに、多くの方にとって使いやすい、心地よい商品を提供できるよう、開発を進めています。
現在、スマートリモコンと連携できるLCD表示付きの温湿度計の製品化を予定しています。
温湿度センサーはスマートリモコンにも搭載していますが、ペットケージや枕元など、本当に測りたい場所において、エアコンの自動制御やグラフでの可視化を想定しています。
より暮らしやすくする製品の開発、連携を目指しています。
またApple Watchの利用者が増えていることから、それぞれのサービスに対応できるようにと考えています。
このように弊社では、人々の生活に役立つような製品をこれからも開発していきます。