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アパートにDIYでインターネット導入【資格はいる?】費用比較と必要な知識


「アパートにDIYでインターネット導入できればコストを抑えられそう。でもどうやって……」 そんな疑問をお持ちの大家さんに、DIYでインターネット導入する方法を解説します。 アパートのインターネット設備、実はさほどむつかしい仕組みではありません。


配線などの知識があればDIYによるインターネット導入は可能なのです。 それでは、アパートの大家さんがDIYでインターネットを導入する仕組みや流れをご覧ください。



目次[非表示]

  1. 1.大家さんはDIYでアパートにインターネットを導入できる?
  2. 2.大家さんがDIYでインターネットを導入するための5ステップ
    1. 2.1.①アパートに光回線を開通させる工事
    2. 2.2.②DIYで各戸に有線LANを接続する
    3. 2.3.③インターネットを使うためのSSIDやパスワードの設定
    4. 2.4.④インターネットの使用について入居者へ連絡
    5. 2.5.⑤日々の保守点検
  3. 3.インターネット導入を検討する大家さんは「一括契約でコストダウン」が現実的
  4. 4.まとめ
      1. 4.0.1.この記事を読んだ方に人気の記事



大家さんはDIYでアパートにインターネットを導入できる?

大家さんはDIYでアパートにインターネットを導入できる? 難しい顔をする電気工事士


アパートの大家さんによるDIYでインターネット導入することは可能です。 実はアパートの無料インターネットの仕組み、さほどむつかしくありません。


「外から光回線を引いてきて、建物内で分配する」というだけだからです。



まず近くの電柱から光回線をアパートに引き込み、あとは各部屋に光回線を分配するだけ。


あくまで目安ですが、インターネット設備の会社に依頼するのとDIYでインターネットを導入する際の費用を比較してみましょう。



【インターネットを導入する費用の比較】

インターネット設備業者に依頼
30~50万円
DIYで各戸にインターネットを導入
10万円前後


ただDIYでインターネットを導入するといっても、大家さんができる範囲は限られます。 インターネットをアパートに導入する際、資格が必要になる箇所があるためです。



【DIYでインターネット導入するための資格】

アパートに光回線を引くまで
資格が必要(電気工事士)
アパート内で光回線を分配する
資格は不要(大家さん個人でも可)


つまり基本的な開通工事までは業者におこなってもらい、建物内の配線を自分でおこなうのが「DIYでインターネット導入する方法」になります。  



大家さんがDIYでインターネットを導入するための5ステップ

大家さんがDIYでインターネットを導入するための5ステップ 人の形をした電球とパソコン


アパートを「無料ワイファイ」や「インターネット無料物件」にするには、ふたつの方法にわかれます。


  1. 光回線を各戸まで分配して、宅内でインターネット接続する方法
  2. 共用部にWi-Fiルーターを設置して、共用部から飛ばした無線LANを使ってもらう方法


「2.」の方法は比較的に導入費は安価ですが、障害物や建物の構造によって通信が不安定になります。 そのため「1.」の方法を前提に、どのようにアパートにDIYでインターネットを導入するのかみてみましょう。



①アパートに光回線を開通させる工事


最初に光回線をアパートに引き込んで、「MDF」という配電盤につなぎます。光回線が最初に到着するターミナル駅だと思えばよいでしょう。


先述のとおり、電気工事士の資格が必要なため専門業者に依頼する必要があります  



②DIYで各戸に有線LANを接続する

ここからが大家さん自身でDIYをおこなえる部分です。 MDFから「IDF」という機器で各戸に光回線を分配します。IDF以外にも「LANケーブル」、「スイッチハブ」、「(WiFi接続の場合)各戸のルーター」などの機器が必要です。


特別な資格は必要ありませんが、入居者さんが快適にインターネットを利用できるように配線する必要があるため、各機器に関する知識が必要になります。  



③インターネットを使うためのSSIDやパスワードの設定

現在はパソコンよりもスマートフォンが主流です。そのためスマートフォンで通信ができるよう、各戸にWiFiルーターが必要になります。 WiFiルーターを使用するためには、「SSID」と「パスワード」などを設定する必要があります。  



④インターネットの使用について入居者へ連絡

設定したSSIDやパスワードを入居者さんにお知らせします。 注意していただきたいのが、インターネット利用に関する大家さんの責任範囲です。


プロバイダによって違うインターネットの速度、また入居者さんの過失による情報漏洩などの責任は取れませんので、「免責事項への同意」を取るようにしましょう。



⑤日々の保守点検

インターネットが導入できれば終わりではありません。 機器はいつか必ず故障しますし、インターネットがつかえないなどのトラブルが起きたら、大家さんで対処する必要があります。 DIYでインターネットを導入していますので、機器の保守点検や修理など、日ごろからまめにチェックするようにしましょう。  



インターネット導入を検討する大家さんは「一括契約でコストダウン」が現実的

インターネット導入を検討する大家さんは「一括契約でコストダウン」が現実的 図面を見せて説明する女性


大家さんのDIYによるインターネット導入について、大事なポイントをまとめてみましょう。


  • アパートに光回線をつなぐ工事は電気工事士の資格が必要
  • 各戸にインターネットを分配するには、配線などの高度な知識が必要
  • そのほかにインターネットの設定や一部法律の知識も必要


インターネット回線についてくわしいかたなら、DIYでインターネットの導入費用を削減できます。 ただ知識がないというかたの場合、DIYによるインターネット導入は現実的ではないといえるでしょう。


もしコスト削減のために「アパートのインターネット導入をDIYで」と考えていたなら、インターネット設備会社「アイネット」をおすすめします。



「アイネット」をおすすめする理由はたくさんありますが、特にコスト削減のためにDIYを検討しているかたにご覧いただきたいポイントがあります。


  • 一括契約で初期費用が0円になるプランあり!
  • 月額費用が他社より10~20%安い!
  • 防犯カメラなどのセキュリティオプションあり!
  • 契約中は主要機器が永年保証される!
  • 関東から関西まで全国に対応!
  • 入居者さんも安心の24時間365日のカスタマーセンター! 


「アイネット」は主に集合住宅向けのインターネットを得意としており、管理会社や不動産会社との連携もバッチリ。プロパンガスなどとの一括契約ができれば、なんと初期費用が0円になるプランもあります。


もしそんな風に感じたら、アパートやマンション向けのインターネット設備を提供する「アイネット」に問い合わせてみてはいかがでしょうか。


アイネット




まとめ


では今回解説したポイントをまとめておきましょう。 


  • 大家さんがDIYでアパートにインターネットを導入することは可能
  • DIYで可能な範囲と資格の必要な範囲がある
  • 宅内に配線するためには、さまざまな機器と高度な知識が必要
  • インターネット導入後のトラブルや保守点検は大家さんがおこなう
  • DIYがむつかしければ「アイネット」に依頼がおすすめ


実際に自分の手でインターネットを導入した大家さんはいらっしゃいます。 どなたもインターネットや配線設備の知識をしっかり持っていますし、人によっては電気工事士の資格まで取得する大家さんもいるほどです。


ただあくまで、インターネットを利用するのは入居者さん。 快適にインターネットを利用してもらい、トラブルに即時対応する自信がなければ、無理にDIYを考えず「アイネット」に相談してみてください。 きっと大家さんに魅力的な提案をしてくれるはずです。


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不動明師
不動明師
賃貸管理&売買仲介経験20年。アパート新築、購入、仲介、リノベーション、大規模リフォームに携わり、自身でも2棟のアパートを所有する不動産オーナー。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格を有し、不動産経営者に対して役立つノウハウを共有している。

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