フレッツ光「全戸加入プラン」と無料インターネット会社「アイネット」の違いを徹底検証!
家賃の底あげや空室増加の解決策として、無料インターネットの導入が注目を浴びています。
しかし導入に興味があっても、実際どこに頼めばいいのかよくわからないという物件オーナーも多いはずです。
手前味噌になってしまいますが、無料インターネットを導入するなら、断然「アイネット」をおすすめします。
今回、「NTTフレッツ光全戸加入プラン」と「アイネットのプラン」を初期費用・利用料金・通信速度・サポート体制などから徹底比較します。
せっかくの無料インターネット導入で損をしないためにも、ぜひ当記事を参考にしてください。
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無料インターネット導入で差別化を!「全戸加入プラン」と「アイネット」どちらがいい?
アパートのオーナーが無料インターネット設備を導入するには、大きくふたつの方法が考えられます。
ひとつめはNTTの「全戸加入プラン」に申し込む方法。もうひとつが当社「アイネット」のような無料インターネット専門業者に依頼する方法です。
どちらにもそれぞれメリット・デメリットがありますが、結論からいうと、「アイネット(無料インターネット専門業者)」を断然おすすめします。
アパート向け無料インターネット回線方式の違い
NTT・無料インターネット専門業者ともに、「有線方式」を採用しています。有線方式は大きく下記の2種類に分類。
① ひかり配線方式(NTT東日本・西日本共通)
② シェアード型:LAN方式(アイネット)、VDSL方式
① ひかり配線方式(NTT東日本・西日本共通)
画像引用:フレッツ NTT西日本公式ホームページ 「フレッツ光全戸加入プラン」とは
ひかり配線方式は、建物共有部に引き込んだ光回線を分岐し、光ファイバーで各戸に配線します。この方式はNTTが採用しており、各部屋がそれぞれ「1Gbps」のハイスピード回線を専有できるのが大きな特徴です。
② シェアード型:LAN方式(アイネット)、VDSL方式
画像引用:フレッツ NTT西日本公式ホームページ 「フレッツ光全戸加入プラン」とは
シェアード型の場合、共用部までは光ファイバーで配線されますが、それ以降はLANケーブル(LAN方式)・もしくは一般電話回線(VDSL方式)での接続となります。
NTTフレッツ光全戸加入プラン
出典:NTT東日本 フレッツ光ネクスト マンション全戸加入プラン
NTTフレッツ光全戸加入プランとは、光回線を特別料金で全戸に導入できる、共同住宅のオーナー向けプランです。
全戸加入プランは、入居者ではなくオーナーが一括で料金を支払います。それでは「オーナーにメリットがないのでは……」と感じるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
なんといっても、所有物件に「無料インターネット使い放題」という大きな付加価値がつきます。入居者も集まりやすくなりますし、入居者の満足度がアップして、長期入居につながるでしょう。
無料インターネット会社「アイネット」
「アイネット」は、株式会社Ai.Connect(アイコネクト)が提供する、マンション・アパート専門の無料インターネットサービスです。
NTTの全戸加入プラン同様、所有する物件に「無料インターネット」という強力な付加価値をつけられます。
通常リフォームなどの空室対策は、高額な費用が必要です。しかしアイネットの無料インターネット設備導入ならば、初期投資を抑えながら空室対策が可能。
アイネット導入後、入居率が90%以上にアップした例を公式サイトに掲載していますので、ぜひ確認してみてください。
公式サイトはこちら>>アイネットHP
「全戸加入プラン」と「アイネット」を具体的に比べてみよう
これまで紹介してきた「NTT」と「アイネット」、具体的にどこが違うのでしょうか。アパートオーナーはどちらを選べばいいのか、両者を比較しながらみていきましょう。
初期費用・利用料金
無料インターネット導入にかかる費用をしっかりと比較したいところですが、じつはどの会社も全戸加入プラン料金を明示しておらず、個別見積もりにて対応しています。
アパートは一棟ごとに条件が違いますから、考えてみれば個別見積もりになるのは当然です。とはいえ、目安がないと比較できませんので、個別契約方式の光フレッツ料金を参考に比較してみましょう。
初期費用 |
月額料金 |
|
NTT東日本 光フレッツ ギガマンション・スマートタイプ |
15,000円×戸数 10戸:150,000円 |
3,550円/戸 10戸:35,500円 |
アイネット |
0円 |
7,000〜10,000円/10戸 |
※初期費用・月額費用とも、条件により変更あり
※NTT月額料金にはプロバイダ料金を含む
参考:フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ(集合住宅向け) 料金
まず目を引くのが「初期費用」です。NTT全戸加入プランでは10戸あたり約15万円必要なところ、アイネットはゼロ円で済みます。(諸条件あり)
また毎月の支払いに関しても、アイネットならNTTの1/3以下ですから断然お得です。
通信速度
NTT全戸加入プランは、下記の2タイプから速度を選択できます。
- フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ(最大1Gbps)
- フレッツ光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
もっとも速度が求められるオンラインゲームでも100Mbpsほどあれば、快適に作動するといわれています。
マンション・ハイスピードタイプでも速度は十分ですが、両プランの月額料金差はわずか300円。同時利用を考えれば、「1Gbps」を選んだほうが間違いないでしょう。
アイネットは光ファイバーよりも遅い「LAN方式」を採用しています。しかしながら「1Gbps対応LANケーブル」を使用していますので、じつはNTT光ファイバーと速度差がまったくありません。
また速度には直接関係ありませんが、アイネットでも「IPv6/IPoE」に対応しています。したがって、仮に利用世帯数が爆発的に増加しても、遅延化にはつながりません。
サポート体制
最後にサポート体制を比較していきます。光回線を導入して一番困るのがやはり「故障」ではないでしょうか。NTTでは24時間年中無休で、故障の受付をしてくれています。
アイネットも、もちろん24時間365日体制でサポート。またネットワーク障害が起きないように、24時間リモート監視をおこなっています。
NTTにもリモートサポートはありますが、残念ながら有料です。
このようにNTTは巨大すぎて、対応が限定される傾向にあります。
それに対してアイネットならば、物件ごとに臨機応変な対応ができます。
オプションに関しては、両社どちらも「防犯カメラ」「宅配ボックス」などを用意。IoTは規模の大きいNTTのほうが充実していると思ってしまいがちです。
しかし家電の遠隔操作や温度調整ができるプラットフォーム・玄関鍵の開閉をリモートでコントロールできる「スマートロック」など、アパートの差別化を図るオプションが、アイネットにはしっかりと用意されています。
まとめ
アパートに無料インターネットを導入するならば、NTTフレッツ光全戸加入プランよりも「アイネット」をおすすめします。
- 費用が圧倒的に安く済むにも関わらず、最大速度に差がない
- IPv6/IPoE対応なので、将来世帯数が増えても遅延する心配がない
- NTTに比べてオプションも充実しており、より柔軟な対応が可能
- 物件ごとに最適な提案をカスタマイズできる
アパート経営にはとにかく資金が必要です。上記の理由がそろっているアイネットであれば、できるだけ費用を抑えながら、無理なくアパートの差別化をおこなえます。
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