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札幌市のアパート経営に強いおすすめ会社10選!選びかたや札幌の特徴も学んで投資の失敗を防ごう



「札幌市はライバルも多いし、いまさらアパート経営で進出するのも危険かも……」


たしかに札幌市の賃貸経営はライバルも多く、無計画にアパート経営をはじめれば高い確率で失敗するでしょう。 ただそれはライバルが多いだけが原因ではなく、札幌という地域の特性を理解していないのが原因。


札幌市で特に注意しなければならないポイントを押さえられていないケースも多いのです。


では札幌市のアパート経営は、なにに注意すべきでしょうか。


今回「あぱたい」では、札幌市でおすすめの建築会社を10社ピックアップ。大手だけでなく、地域密着型企業もご紹介します。


また札幌市のアパート経営では、「雪」が重要なポイント。 その点も具体的に解説しますので、最後までお読みいただければ札幌市でも十分勝負できるのがおわかりいただけるはずです。


目次[非表示]

  1. 1.札幌市のアパート経営に強い会社10選
    1. 1.1.大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選
      1. 1.1.1.1.スウェーデンハウス株式会社
      2. 1.1.2.2.住友林業株式会社
      3. 1.1.3.3.ミサワホーム株式会社
      4. 1.1.4.4.大和ハウス工業株式会社
      5. 1.1.5.5.積水ハウス株式会社
    2. 1.2.地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選
      1. 1.2.1.1.専門職組合株式会社
      2. 1.2.2.2.株式会社ノースファイン・プランニング
      3. 1.2.3.3.有限会社ニックス
      4. 1.2.4.4.北海道セキスイハイム株式会社
      5. 1.2.5.5.株式会社 宮川建設
  2. 2.アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた
    1. 2.1.1.大手企業のメリット・デメリット
    2. 2.2.2.地域密着型企業のメリット・デメリット
    3. 2.3.3.根拠のある提案をしてくれる
    4. 2.4.4.親身になって相談に乗ってくれる
    5. 2.5.5.希望する建築構造が得意かどうか
  3. 3.札幌市内でアパート経営は儲かるのか?
    1. 3.1.札幌市の賃貸市場
    2. 3.2.札幌市と近隣の3市を比較
    3. 3.3.期待利回りの相場を紹介!ワンルームとファミリー向けで比較!
  4. 4.アパート経営を札幌市ではじめる際の強み
    1. 4.1.1. 札幌市は人口流入が続いている
    2. 4.2.2. 上昇し続ける札幌市の地価
    3. 4.3.3. 札幌市の再開発事業はこれからが本番!?
  5. 5.札幌市でアパート経営をはじめる場合のポイント
    1. 5.1.札幌市内でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域
    2. 5.2.地域によりワンルームとファミリーを選択
  6. 6.まとめ




札幌市のアパート経営に強い会社10選


まず札幌市のアパート経営で重要なのが、「雪が多くても問題ない建物か」という点。関東以南の雪に悩まされない地域と違い、札幌市では雪への対策が非常に重要なのです。


そこで大手建築会社と地域密着型の建築会社にわけ、札幌市でおすすめの会社を調査しました。



大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選


建築会社で最初に頭に浮かぶのが、やはり大手建築会社のイメージではないでしょうか。 大手建築会社は、なんといっても「建築技術」「デザイン」「アフターサポート」がウリ。大手建築会社のアパートなら、建物の品質は間違いないといっても過言ではありません。


ただし雪の多い札幌市となると話は別です。 そこで札幌という地域でおすすめの大手建築会社5社をご紹介します。



1.スウェーデンハウス株式会社

スウェーデンハウス公式サイトトップページ

公式サイト:https://www.swedenhouse.co.jp/


札幌市のアパート経営では寒さや雪への対策が重要です。そこで最初にご紹介するのが「スウェーデンハウス株式会社」。


高断熱、高気密の木造という点は寒い地域に最適なアパートを実現します。また日本ではあまり多くない木製サッシや3層ガラスの窓もスウェーデンハウスの特徴。 北海道エリアのニュータウン開発からはじまった会社であり、寒い地域に適した建築が得意なのです。


実はスウェーデンハウス、2020年のオリコン顧客満足度ランキングで6年連続1位という偉業を達成しています。北海道で新築アパートを建築するなら、スウェーデンハウスは真っ先におすすめしたい会社です。  



2.住友林業株式会社

住友林業のトップページ画像

公式サイト:https://sfc.jp/


大手の建築会社で木造といえば、「住友林業株式会社」も札幌市のアパート経営でおすすめ。 アパートブランド「フォレストメゾン」は、自由設計がウリ


女性目線のデザインも特徴的であり、建築技術だけでなく住みやすさも追及する建築会社です。 建築後の入居募集や賃貸管理などのサポート体制も整っており、オーナーと入居者の両方に安心を提供してくれます


住友林業は戸建てを多く建築している会社のため、アパートの入居者に快適な住まい空間を提供できるでしょう。  



3.ミサワホーム株式会社

ミサワホームのトップページ画像

公式サイト:https://www.misawa.co.jp/


寒い地域のアパート経営でもうひとつご紹介したいのが、「ミサワホーム株式会社」。 なんと南極基地を建設した実績があり、寒い地域にあわせた住宅の建築が得意です。


また全部で8種類ある自社ブランドアパート「Belle Lead(ベルリード)」も目を引くデザイン。戸建てからメゾネットタイプまでラインナップが豊富にあります。


構造躯体や防水、白アリなどに対する長期保証もありますので、アパート経営がはじめてでも安心です。  



4.大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業株式会社

公式サイト:https://www.daiwahouse.co.jp/index.html


大手建築会社といえば、外せないのが「大和ハウス株式会社」。 北海道に3つの事業所と出張所を構えている点で、札幌市のアパート経営では貴重な存在といえるでしょう。


倉庫建設からはじまった会社ですが、いまではRC造や木造、そして古民家再生などまで幅広く事業を展開しています。 もちろん建築技術やデザイン性、最新設備の導入など、建物の品質も申し分なし


自社物件に特化した賃貸ポータルサイト「D-room」も運営しています。 ハイクオリティ物件を追求するなら、大和ハウスも検討したい会社のひとつです。


 

5.積水ハウス株式会社

積水ハウス株式会社のトップページ

公式サイト:https://www.sekisuihouse.co.jp/


RC造では建築業界の代表ともいえる「積水ハウス株式会社」。 寒い地域というと木造ばかりもてはやされますが、実はRC造には建物の内側から断熱できるというメリットがあります。


積水ハウスは高断熱、高耐火の特殊な建材を使用しており、寒い地域にもあったRC造の建築が可能です。 もちろんデザイン性の高さもウリのひとつ。


重厚感にあふれたデザインは、みる人の目を飽きさせません。 高級感を重視するなら、積水ハウスも検討したい建築会社です。  



地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選


大手建築会社のデメリットは、「建築コストの高さ」。後述しますが、はじめてのアパート経営では手が出しづらいというのが事実です。


そこで検討したいのが地域密着型の建築会社。ご紹介するのは札幌市の特性をよく理解している会社ばかりですので、ぜひご参考になさってください。



1.専門職組合株式会社


公式サイト:https://e-senmon.jp/


札幌市の建築会社のなかでも施工実績の多い「専門職組合株式会社」は、札幌市のアパート経営でおすすめしたい会社のひとつ。 戸建て、マンション、アパートとさまざまな建築を手掛けており、自社ブランドアパート「ビオス」も目を引くデザイン。


ほかの建築会社の施工事例でもみることが少ない、ビルトインガレージつきのアパートも特徴的です。


省エネ住宅も得意としていますので、地域密着型企業でのアパート建築にこだわるなら専門職組合株式会社を検討してみてはいかがでしょうか。  



2.株式会社ノースファイン・プランニング


公式サイト:http://sapporoweb.com/nfp/


“夢のアパート経営・一戸建て・店舗「設計・施工・アフターサービス」をトータルサポート!” そんなキャッチフレーズで年々業績を伸ばしているのが「株式会社ノースファイン・プランニング」です。


なんとRC造の1DK10戸というアパートで、土地建物あわせて6,180万円という低価格を実現。アパート経営のプランニングまでしっかりサポートしてくれるため、地域密着型企業としては頼りになる存在です。


ホームページで紹介されている施工事例をみれば、デザイン性の高さも十分なことがわかります。 賃貸管理業務もおこなってくれますので、札幌市の建築会社にこだわるならノースファイン・プランニングもおすすめの建築会社です。  



3.有限会社ニックス


公式サイト:https://nix-3c.info/


アパート建築だけでなく、戸建て建築やリフォーム、不動産販売に賃貸管理までオールマイティに事業を展開している「有限会社ニックス」。


「札幌密着アパート専門パートナー」をモットーにしており、1996年の創業以来、札幌エリアで非常に多くの施工実績があります。 築40年近くの物件を新築同様にリノベーションするノウハウもあり、アパート経営のパートナーとして長くつき合える会社といえるでしょう。


出口戦略までしっかり考慮したアパート経営を実現するなら、有限会社ニックスに相談してみてはいかがでしょうか。  



4.北海道セキスイハイム株式会社


公式サイト:https://www.hokkaido-heim.com/


北海道で施工棟数No.1を達成した実績を持つ「株式会社 北海道セキスイハイム」。 「大手建築会社では? 」と思われたかもしれませんが、実は積水化学工業株式会社が100%出資する子会社。積水化学工業の北海道拠点として独立する別会社です。


耐火性能はもちろん、札幌市のアパート経営で重要な高強度な屋根により耐雪への対策も申し分なしです。 メンテナンス回数を少なくできる特殊な構造もウリのひとつ。


札幌市のアパート経営でハイクオリティな建物を目指すなら、北海道セキスイハイムがおすすめです。  



5.株式会社 宮川建設


公式サイト:http://www.miyakawa-kensetsu.co.jp/


札幌市のアパート経営で、ぜひご紹介したいのが「株式会社 宮川建設」。 これまで札幌市がおこなう開発事業に多く関わっていながら、戸建てや賃貸住宅、リフォームといった個人オーナー向けの住宅事業も手掛けています


賃貸管理のサポートに加えて自社にて賃貸サイトも運営しており、アパート建築後の不安も相談できます。 建築のことはもちろん、税金や運営管理、定期メンテナンスも強力にサポート。オリジナルの長期修繕プランも魅力のひとつです。


札幌市で安定したアパート経営を実現するなら、「宮川建設」にぜひ相談してみてはいかがでしょうか。


 

アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた



大手企業と地域密着型の建築会社をご覧いただきましたが、あなたは「結局どの建築会社がおすすめなの? 」と疑問に思われているのではないでしょうか。


建築会社を選ぶにしても、会社の個性もあるため一長一短です。 そのため大手と地域密着型にわけてメリット・デメリットを整理するのが、建築会社選びのポイントです。



1.大手企業のメリット・デメリット


まずは大手企業のメリット・デメリットをみてみましょう。


【大手企業のメリット】

  • 建築技術とデザイン性は間違いない
  • 建築後の賃貸管理もサポートしてくれる
  • 修繕保証やアフターサービスが充実している
  • 大手企業での建築ならアパートローンの審査で有利
  • 倒産リスクの低くさや大手という安心感がある


【大手企業のデメリット】

  • 建築費が一般のアパート建築の2~3倍になることがある
  • 自社ブランドを推しているため自由設計がむつかしい
  • そのほか個別の要望に対して柔軟な対応は期待できない
  • 地域特性の知識がなかったり横のつながりが薄かったりする可能性がある
  • 部署が多いため問い合わせしてもすぐに回答が得られない



大手だから一から十までオールオーケーというわけにはいきません。建築技術やサポート体制の高さはたしかに魅力です。


ただアパート経営を成功させられるかどうかは、最終的にはあなた次第。大手企業にいわれたとおり経営して失敗したとしても、誰も責任は取ってくれません。


そういった点で考えると、地域密着型の建築会社も重要な存在であるというのがおわかりいただけるのではないでしょうか。  



2.地域密着型企業のメリット・デメリット


地域密着型の企業は、大手企業にはないメリットに注目です。 


【地域密着型企業のメリット】

  • 入念に話し合えば建築費のコストカットが可能
  • 自由設計がしやすく地域の需要にあわせた間取りを提案してくれる
  • そのほか個別の要望に柔軟な対応が期待できる
  • 地域の特性に詳しく不動産会社や管理会社とのつながりもある
  • 一度つき合いがはじまると長いつき合いになりやすい


【地域密着型企業のデメリット】

  • 建築技術やデザインなど、大手より見劣りする
  • アパート経営のプランまで提案されるケースは多くない
  • 融資や法的手続き、賃貸管理や入居募集は基本的に自己責任
  • 建築後の保証がさほど手厚くない
  • 地域経済の影響や社会情勢の影響を受けやすい



地域密着型企業はサポート体制の点で大手にはどうしても負けてしまいます。 ですが、アパート経営は自己責任が大前提。サブリース問題が騒がれたことからわかるように、「アパートを経営したら自分で管理する」という意識が非常に重要なのです。


つまり地域密着型企業での建築は、自身の不動産リテラシーを高められるチャンスといえるでしょう。 また自由設計やコストカットの相談をしやすいのも地域密着型企業のメリット。


特に競争の激しい札幌市でアパート経営するなら、自分の知識を蓄える意味でも地域密着型企業での建築も検討してみてはいかがでしょうか。  



3.根拠のある提案をしてくれる


さてサブリース問題を例にあげましたが、建築会社選びでは「根拠のある提案をしてくれるか」も非常に大事なポイントです。


以下のポイントは特に重要なため、提案される内容と事実に相違がないかしっかりチェックする必要があります。


  • 周辺の家賃相場と提案された予定家賃
  • 設置される設備は本当に必要な設備であるか
  • 建築プランの間取りは地域の賃貸需要にあっているか
  • 賃貸管理や一括借り上げなどの契約内容
  • 建築後の保証内容や期間など


サブリース問題においては、主に上記の点で根拠のない話や実質的に嘘といえるような話に惑わされ、損失を被ったオーナーがたいへん多いということが発覚しました。


「アパート経営をはじめて、節税対策すれば儲かります」 「アパート経営で家賃収入を得られますから老後資金も安心です」 「あなたがなにもしなくても家賃収入を得られるのがサブリースの魅力です」


こういった話は、嘘であるか大げさすぎる話であることがほとんど。


そのうえで建築会社の提案内容を聞くからこそ、はじめて根拠の有無を確認できるということをわすれてはいけません。


アパート経営は自分自身でちゃんと勉強してから提案を聞く姿勢が大事です。特に「事業プラン」「収支計画」「地域のマーケティング」は学んでおきましょう。



4.親身になって相談に乗ってくれる


建築会社選びでは親身になって相談に乗ってくれるかどうかもチェックすべきポイント。残念ながら建築会社によっては建築後のフォローがなかったり、賃貸管理についてまったく関与してくれない会社もあるのです。


アパート経営で多くのオーナーが不安になる点はたくさんあります。特に以下の点で不親切だと感じたら、あまり深追いしないほうがよい会社といえるでしょう。


  • 問い合わせに対して、いい加減な対応である
  • あきらかに周辺地域にあわないプランを提案される
  • 担当者がしばしば変わって話が通じない
  • 賃貸管理に対する的確なアドバイスがあるか
  • そのほか不安に思うことへのフォローや助言があるか


建築会社は建築が仕事ですので、すべてにおいて完璧である必要はありません。 ただ少なくとも「わからない」「うちではやってない」と切り捨てるような対応なら、別の建築会社を探したほうがよいでしょう。  



5.希望する建築構造が得意かどうか


札幌市のアパート経営となると、寒さや雪への対策が欠かせません。あなたがイメージするアパートは、寒い地域にも適しているでしょうか。


建築会社選びにおいてはネームバリューや会社規模などより、「札幌という地域にあった建築が得意かどうか」は絶対に外してはいけないポイントです。 建築会社も得意不得意があります。


  • 木造住宅のノウハウや建築技法に特化した会社
  • 重厚感のあるデザインや最新設備などを重視している会社
  • 建築からアパート経営まで総合的なサービスを展開する会社
  • 設計を主としながら工務店と連携している会社
  • 古民家再生やリフォームに特化した会社 etc


アパート経営では、あえてオーナーの好みを優先することで差別化を図る事例もありますが、基本は入居者の好みが最優先です。


次で解説する札幌市でのアパート経営のポイントも押さえつつ、あなたの希望する建築構造の得意な会社選びをしましょう。  



札幌市内でアパート経営は儲かるのか?



先述のとおり、札幌市でのアパート経営は「札幌の賃貸事情にあった差別化が可能な建築会社選び」が重要になります。


札幌市の賃貸事情を考えると、「ライバルの多さ」と「雪の多い地域」という2点が課題です。


まずは札幌市の賃貸市場の状況からみてみましょう。



札幌市の賃貸市場


北海道の賃貸市場といえば、「札幌市一強」といっても過言ではありません。 人口や着工数の規模が北海道のなかで群を抜いており、空き家率をみても賃貸需要の高い有利なエリアなのが明確であるためです。


北海道の人口が多いエリアをピックアップし、人口増減と居住用建物の着工数、そして空き家率を比較してみました。


 
人口 (2019年)
人口 (2018年)
増減
着工数 (居住用住宅のみ)
共同住宅の空き家率
 札幌市
195万5,457人
195万2,348人
0.16%
6,122棟
12.47%
 旭川市
33万7,392人
34万211人
-0.83%
921棟
21.21%
函館市
25万8,948人
26万2,519人
-1.36%
1,212棟
21.75%
釧路市
17万364人
17万2,391人
-1.18%
487棟
24.02%


■参考:北海道 住民基本台帳人口・世帯数総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


4市のなかで人口が増えているのは札幌市のみ。また札幌市の空き家率も、ほか3市と比べて低い割合です。


賃貸需要はもちろん、札幌市は住まいとしてのニーズが非常に高いエリアというのはいうまでもないでしょう。


着工数が多いことから賃貸住宅もいっぱい建てられてるのがわかるため、札幌市での賃貸経営はライバルが多いと考えられます。



札幌市と近隣の3市を比較


では札幌市に隣接する3市で比較してみましょう。 札幌市に隣接する市といっても数が多いため、人口の多い市をピックアップして比較しました。



人口 (2019年)
人口 (2018年)
増減
着工数 (居住用住宅のみ)
共同住宅の空き家率
 札幌市
195万5,457人
195万2,348人
0.16%
6,122棟
12.47%
小樽市
11万6,529人
11万8,948人
-2.03%
239棟
25.97%
江別市
11万8,985人
11万8,999人
-0.01%
639棟
22.43%
千歳市
9万7,061人
9万6,841人
0.23%
545棟
21.94%


■参考:北海道 住民基本台帳人口・世帯数総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


人口増減や建物の着工数は、やはり札幌市がもっとも高い水準。空き家率も、ほか3市に比べて低い割合ですが、人口増減をみると千歳市が0.23%と高い水準です。


千歳市は「みんなで97,000プロジェクト」と銘打って、人口増加に向けた総合戦略を推進してきました。結果として子育て世帯の増加が人口増に寄与した格好です。



期待利回りの相場を紹介!ワンルームとファミリー向けで比較!


アパート経営における利回りは、賃貸需要の高いエリアほど競争率が高くなるため利回りが低くなります


事実、一般財団法人日本不動産研究所が公表している「不動産投資家調査(2019年度)」によると、投資家の期待利回りは東京都がもっとも低い水準にあります。


 
ワンルーム
ファミリー
東京都(エリア平均)
4.35%
4.40%
札幌
5.50%
5.70%
さいたま
5.20%
5.40%
千葉
5.30%
5.40%
横浜
5.00%
5.00%
名古屋
5.00%
5.20%
京都
5.20%
5.30%
大阪
4.90%
5.00%
神戸
5.20%
5.30%
広島
5.70%
5.90%
福岡
5.10%
5.30%


■参考:一般財団法人 日本不動産研究所 不動産投資家調査


対する札幌市は、他エリアと比べて期待利回りが高い水準。札幌市は賃貸経営、不動産投資の激戦区といわれるようになって久しくなりますが、いまだ不動産投資家には人気のあるエリアだということがよくわかる結果です。  



アパート経営を札幌市ではじめる際の強み



札幌市は政令指定都市であり、10の行政区に分かれています。 そもそも政令指定都市は都道府県に依存しない権限を持つ自治体であり、地域に即した街づくりができるのがメリット。


住環境やインフラの整備、福祉や教育などにおいて、政令指定都市は暮らしやすさを享受しやすいエリアなのです。 では札幌市が政令指定都市のひとつであることでどんな強みがあるのでしょうか。


アパート経営にあたって、札幌市ならではの強みとあわせてご紹介します。



1. 札幌市は人口流入が続いている


札幌市のアパート経営の強みといえば、何といっても「人口増加」。株式会社日経BPが調査したところによると、179市町村ある北海道のなかで札幌市の3区が上位10位内にランクインしています。


参考情報:人口増減率ランキング2019 全国TOP50・人口規模・都道府県別

また札幌市には周辺エリアからの人口流入も多く、2015年以降の人口も堅調に増加している状況です。


札幌市の人口推移グラフ


出典:札幌市 推計人口


定期的に人口が減っているのは引っ越しシーズンのときカニ人口さえ増加すればアパート経営も安泰という単純な話ではありませんが、人口増加によりアパート経営に悪い影響が出るわけではありません。


ただ人口が過密化すれば供給される賃貸住宅も狭くなる傾向にあるため、十分な広さの賃貸住宅を提供できるかどうかはポイントになるでしょう。  



2. 上昇し続ける札幌市の地価


また札幌市は、ここ数年で地価が上昇し続けています。 事実、住宅地の公示地価平均はアベノミクス開始以降の6年間で約27.2%も上昇している状況です。


札幌市の基準地価平均が上昇しているグラフ


出典:札幌市 地価情報(地価公示・地価調査)


地価上昇はアパート経営において利回り低下の要因ともなるため、手放しに喜べる話ではありません。 ただ土地の価値という視点でみれば、札幌市のアパート経営は高い資産を持つことと同義。


札幌市も10区に分かれた非常に広いエリアのため、アパート経営に適した土地を根気よく探していくこともひとつのポイントであるといえるでしょう。  



3. 札幌市の再開発事業はこれからが本番!?


さて札幌市ではじめるアパート経営の強みとして外せないのが、札幌市周辺エリアで続々とおこなわれている再開発。


これまでにいくつもの再開発事業をおこなってきた札幌市ですが、現在もなお再開発中の事業は多く、2023年までに6つの再開発が完了する予定です。



画像引用:札幌市 南2西3南西地区



画像引用:札幌市 北4東6周辺地区



画像引用:札幌市 北3東11周辺地区


特にいま注目されているのが、「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区再開発」。なんと札幌駅南口広場に隣接する約3haの土地を活用し、渋谷スクランブルスクエアと同等のビル建設を予定しています。


さらに札幌市は、同再開発事業を2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の一環として視野に入れているのです。




画像引用:札幌市 札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合


それだけではなく、札幌市は札幌駅の周辺エリアを一体的に整備する「札幌駅交流拠点まちづくり計画」を進めています。


都市機能としてはもちろん、東西南北へのアクセス性の向上や人の回遊性、そして環境にも配慮した高次都市機能の実現に向けて動いている状況です。




画像引用:札幌市 札幌駅交流拠点のまちづくり


札幌の賃貸経営は競争が激しいといわれつつも、今後さらに人を呼び込む材料は多くあります。

札幌市の賃貸需要は、これからますます活気づいていくと考えてもよいでしょう。  



札幌市でアパート経営をはじめる場合のポイント



さて、あなたは札幌市と聞いて「雪」というイメージもあるのではないでしょうか。


たしかに札幌市の降雪量は北海道のなかでも平均的より多く、以下記事でも解説した室蘭市の約3倍の積雪量です。>>室蘭市のアパート経営に強いおすすめ会社10選!選びかたや室蘭の特徴も学んで投資の失敗を防ごう


そのため札幌市のアパート経営においては、雪が積もることを前提とした戦略が必要になります。


  • 雪が多く通勤に苦労するため、駅から10分以内のエリアでないと借り手がいない
  • ファミリーなどの車移動の多い世帯であっても最寄駅から15~20分程度がよいといわれている
  • 雪の影響を受けない地下鉄の駅付近は比較的に人気がある
  • 冬の時期は暖房を多く使うため、プロパンより都市ガスの物件でないと借り手がいない


では上記を念頭に、札幌市のアパート経営に向いたエリアを解説します。



札幌市内でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域


札幌市のアパート経営で思い出していただきたいのが、「賃貸経営の激戦区である」という点。札幌市は雪が多いため駅から10分以内の物件が望ましいとお伝えしましたが、札幌駅から徒歩10分は商業圏です。


ワンルームの物件だと競争が激しいから家賃を下げないといけないカニでもファミリー物件だと、今度はアパートの取得費も高額になるね……


よって札幌市でのアパート経営は、札幌駅周辺エリアを除外して考える必要があります。




画像引用:国土地理院 地理院地図


では雪の影響を受けない地下鉄のエリアという視点で考えてみましょう。


札幌市には東西線、南北線、東豊線という3つの地下鉄が走っており、全部で49駅あります。


地下鉄が通っているのは「中央区」、「東区」、「西区」、「南区」、「北区」、「白石区」、「豊平区」、「厚別区」の8区。 清田区と手稲区は地下鉄が走っておらず、特に清田区はJR線もないエリアです。


よって札幌市のアパート経営は、札幌駅から徒歩10分(約800m)のエリアを外した8区で物件を探していくことになります。


ただ、清田区は地下鉄延伸の話も出ていて検討中。地下鉄延伸の話が具体化したら、一気に注目のエリアになる可能性もあります。


 

地域によりワンルームとファミリーを選択


札幌市はワンルームとファミリーのどちらがよいかと考えるなら、やはり降雪や積雪の視点で考えなければいけません。


先述のとおり、雪の降った札幌市では駅から10分以上離れると通勤が非常に辛いといわれているためです。 よってワンルームの物件なら、とにかく駅近物件であるかどうかが最重要課題


車移動の多いファミリーをターゲットにするとしても、札幌中心地や最寄り駅から離れたエリアなら駐車場のある物件が絶対条件になるでしょう。


では前章でお伝えした地下鉄駅のある行政区に絞り、エリア別で賃貸物件数をみてみましょう。




出典:総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


ワンルームは17.9畳(約30㎡)まで、それ以上はファミリータイプと考えると、おおむねどのエリアもワンルームか夫婦世帯用の間取りに集中しています。


よって24畳以上の間取りなら広さの点で差別化が可能であり、借家数が全体的に少ない南区や西区、厚別区は注目すべきエリアといえるでしょう。


ただ、借家数の少なさは賃貸需要の低さでもあるため、駅近物件の条件に加えてライバル物件に負けない工夫も欠かせません。


とはいえ、札幌の中心地から離れるほど土地の広さを確保しやすくなるため、除雪スペースまで考慮すると札幌という地域にあった最適なアパート経営を実現しやすいともいえます。


札幌市のアパート経営は、とにかく雪への対策が前提です。 エリア別の賃貸需要に加え、必ず雪の日でも快適に過ごせるかという視点でみていくのが、札幌市でおこなうアパート経営のコツになります。  



まとめ


では最後に札幌市のアパート経営で大事なポイントをまとめてみましょう。


  • 雪が多く降っても耐えられる建築が可能な会社を選ぶ
  • 大手企業と地域密着型の企業のメリット・デメリットをしっかり把握する
  • 札幌市のアパート経営は差別化が超重要!
  • 雪が多いため駅に近い物件か駐車場の確保が絶対条件
  • ワンルームなどのコンパクトタイプよりファミリー向けの間取りがおすすめ


過去、成功者として有名な大家さんでも札幌のアパート経営で失敗しそうになったという事例もあります。それほど札幌市のアパート経営は地域特性を理解するのが重要なのです。


ライバルの多さは必ずしも不利とはいえません。まずは地域の特性と賃貸市場の情報を把握し、できるだけ管理会社と密に連携するのが札幌市ではじめるアパート経営のコツといえるのではないでしょうか。



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