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アパートのインターネットは無料にするべき?大家さん向けインターネット導入やWi-Fiに関するイロハ


アパートなどの賃貸物件にも「インターネット設備」はあって当然になっています。なかでも、アパート大家さんにおすすめしたいのが「インターネット無料」設備です。


「全国賃貸住宅新聞」が毎年おこなっている「人気設備ランキング」でも、インターネット無料は5年連続1位を獲得しているほど人気の設備です。

参考:全国賃貸住宅新聞 「2020人気設備ランキング」


そこで今回は、インターネット無料設備の導入にあたって、回線の種類や導入費用について解説します。


また、賃貸アパート経営中の大家さんにおすすめのインターネット業者も紹介します。

空室対策にも効果が期待できる「インターネット無料設備」の導入をぜひご検討ください。


目次[非表示]

  1. 1.アパートのインターネット無料とは?
  2. 2.無料インターネットは入居者に人気
    1. 2.1.入居者にとってインターネット無料は大きい
    2. 2.2.無料インターネット導入の仕組み
  3. 3.アパート無料Wi-Fiとは?インターネット無料との違い
  4. 4.アパートにインターネットを導入するにあたって
    1. 4.1.有線回線
    2. 4.2.無線回線
  5. 5.アパートにインターネットを導入するためにかかる費用
    1. 5.1.初期費用
    2. 5.2.月額費用
  6. 6.アパートにWi-Fiを設置する方法と費用
    1. 6.1.共用部設置型Wi-Fi
    2. 6.2.埋込み型Wi-Fi
    3. 6.3.置型Wi-Fi
  7. 7.アパート経営におすすめのインターネット業者
    1. 7.1. NTT
    2. 7.2.BUFFALO
    3. 7.3.アイコネクト
  8. 8.まとめ
    1. 8.1.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧

アパートのインターネット無料とは?

アパートのインターネット無料(またはインターネット完備)とは、その物件に住めばネット回線を無料で利用できるインターネット設備を指します。


通常、アパートで入居者がインターネットを使用するには、入居者自身でインターネットの申し込みをおこない料金を支払います。

しかし、アパートのインターネット無料設備では、インターネットの申し込みはもちろん月額料金なども大家さんが負担するため、入居者自身の手間はもちろん費用も一切かかりません。


入居者は、入居したその日から各部屋に設置されているインターネット用のLANコンセントに手持ちのパソコンやWi-FiルーターをLANケーブルでつなぐだけで、インターネットが使えるのです。


無料インターネットは入居者に人気

ここでは入居者に人気のインターネット無料設備について導入方法などを、もう少し詳しく解説します。


入居者にとってインターネット無料は大きい

入居者にインターネット無料設備のあるアパートが選ばれる理由は以下のようになります。


・申し込み不要なので入居したその日からインターネットが使える

・工事費用や月額料金は不要

・引っ越し時の解約手続きは不要


入居したアパートでインターネットを使用するためには、申し込みから開通まで通常で2週間~1ヶ月程度要します。また開通にともなって工事費などの初期費用が発生する場合もあります。

さらに個人でインターネット契約をすると、月額5,000程度の使用料を支払わねばなりません。


加えて、個人で契約したインターネット回線は退去時に撤去が必要になる場合もあり、その際は別途取り外し費用が掛かることもあるのです。

こういった開通までの待ち時間や費用の一切が不要なため、インターネット無料設備のあるアパートを選ぶ入居希望者が増えています。


また、現況ではインターネット無料設備を導入済みの賃貸アパートの件数は多くありません。

周辺の競合物件の差別化をはかるとともに、空室対策として退去防止策として、インターネット無料設備はおすすめです。


無料インターネット導入の仕組み

アパートのインターネット無料設備には、以下3つのタイプがありますが、それぞれ導入方法や初期費用・月額使用料が異なります。

前述のように、アパートのインターネット無料設備の初期費用や月額使用料は大家さん負担です。そのため、アパートの規模や入居者の利便性など費用対効果を考えたうえで、インターネットのタイプを選ぶ必要があります。


・全室インターネット光回線を引くタイプ

インターネットの光回線ケーブルを近隣の電柱から建物内に引き込み、各部屋まで光回線ケーブルを通じて分配することでインターネット接続を可能にします。

全室光回線ケーブルが使用されているので、安定したインターネット接続が期待できます。


・インターネット光回線をLANケーブル各戸で分配するタイプ

インターネットの光回線ケーブルを近隣の電柱から建物内に引き込み、各部屋にLANケーブルを通じて分配することでインターネット接続を可能にします。

全室光回線を引くよりも速度は落ちますが、コストは低くなります


・無線回線(Wi-Fi)を各戸で共有するタイプ

無線回線を使用し、共有部にWi-Fiルーターを設置することで、全室でインターネットのWi-Fi接続が可能になります。

個別にWi-Fiルーターを用意する必要はありませんが、アパートの規模によっては導入がむずかしい場合やWi-Fiルーターの数を増やす必要があります。


アパート無料Wi-Fiとは?インターネット無料との違い

アパートの「無料Wi-Fi」と「インターネット無料」は、どちらも同じ設備に思われがちですが、使用している回線の種類が異なります。

インターネット無料は有線回線で接続し、Wi-Fi無料は無線回線接続です。


Wi-Fi無料は入居直後からスマホやタブレットなどのWi-Fi接続が必要な通信機器を無料で使用できるインターネット環境を指します。


具体的には、建物の共有部分などに設置されたWi-Fiルーターから各部屋までWi-Fi電波を飛ばしたり各部屋にWi-Fiルーターを設置したりすることで、スマホなどのインターネット接続を可能にします。


一方、有線回線接続のインターネット無料設備でスマホやタブレットを使用する場合は、入居者自身で別途Wi-Fiルーターを準備・設置する必要があるのです。


有線回線と無線回線の違いは、次の『アパートにインターネットを導入するにあたって』の項で詳しく解説します。


アパートにインターネットを導入するにあたって

賃貸アパートに導入するインターネット回線には、「有線回線」と「無線回線」の2種類があります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。


有線回線

外部から建物に引き込んだインターネット光回線を各部屋まで光ケーブルやLANケーブルでつなぎ、分配する方法です。

有線回線でスマホなどを使用するには、各部屋に別途Wi-Fiルーターなどを設置するのが一般的です。なお、埋込み型Wi-Fiルーターが室内に設置されている場合もあります。


有線回線接続のメリットは、無線回線に比べてインターネット接続が安定することです。

壁に設置されたLANコンセントとパソコンなどの通信機器をLANケーブルで直接接続することで、安定した接続が確保できます。そのためオンラインゲームや動画の生配信、リモート会議など、途中で回線切断したくない場合に向いています。


対してデメリットは、回線工事のために室内への立ち入り工事が必要なことです。

入居者がいる場合は、工事を在宅日程にあわせてもらわなくてはならず、導入まで時間がかかることも考えられます。


無線回線

外から建物内に引き込んだインターネット回線を建物の共有部などに設置したWi-Fiルーターで電波を飛ばし、各部屋でインターネット接続を可能にします。


無線回線のメリットは、工事が必要なのは共有部だけなので、各部屋の工事が不要な点です。そのため、インターネット導入まで時間がかかりません

(ただし、各室にWi-Fiコンセントなどを設置する場合は立ち入り工事が必要になります)


デメリットは、建物の規模や構造によっては導入がむずかしくなることです。また共有部に設置したWi-Fiルーターから距離があったり障害物があったりするとWi-Fi電波が届きにくく、接続が切れてしまうこともあります。


アパートにインターネットを導入するためにかかる費用

アパートにインターネット無料設備を導入する際、気になるのが費用面です。

しかしアパートに導入するインターネット設備の費用は、アパートの規模やインターネット回線業者、インターネット回線の種類、サービス内容によって大きな幅があります


ここでは、導入するために必要な初期費用と月額費用について、おおまかな目安額を紹介します。

実際に所有するアパートにインターネット無料設備を導入する際は、複数のインターネット会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。


初期費用

【インターネット無料設備の初期費用額 目安】

 *屋内工事を含む場合(無線は除く)


上記のように、インターネット無料設備の導入にかかる初期費は、3~40万円と大きな幅があります。

これは、すでに建物にインターネット回線が引き込まれているかいないかによって工事費用が異なるためです。また、建物の構造やインターネット回線の引き込み元となる電柱と建物の位置など、工事の難易度によっても変わってきます。


初期費用の内訳は、工事費用のほかケーブル代やLANコンセントなどの部品代なども含まれますが、インターネット会社によって異なるため、あらかじめ工事費用の内訳を確認しておきましょう。


なおインターネット会社により、初期費用を分割し、「毎月の月額費用」+「初期費用の分割払い」の合計金額を毎月支払う「工事費実質無料」を実施している場合があります。


初期費用を導入時に一括して支払うよりも金利分を多く支払うことになりますが、分割払いにすることで手元に現金を残せるメリットがあります。

ただし、分割支払い期間中に解約した場合は、違約金が発生する場合もあるため注意しましょう。


月額費用

【インターネット無料設備の月額 目安】

月額費用は1~3万円程度で、アパートの戸数やインターネット回線の種類、サービス内容で価格が変動します。

なおトラブル発生時のサポート費用は、インターネット会社によっては月額費用とは別料金の場合があります。毎月の月額費用に含まれる項目をしっかり確認したうえで契約しましょう。


アパートにWi-Fiを設置する方法と費用

アパートにWi-Fi無料設備を導入する際は、下記3つの方法があり、費用なども異なります。


【Wi-Fi無料設備の工事費用・月額費用 目安】


共用部設置型Wi-Fi

建物に引き込んだインターネット回線を建物の共用部などに設置したWi-Fiルーターを経由して各部屋でインターネット接続を可能にします。

共用部設置型Wi-Fiのメリットは、共有部にWi-Fiルーターを設置するだけなので工事が短時間で済むことです。各部屋への立ち入り工事も不要です。


ただしWi-Fiルーターの設置場所と部屋のあいだに障害物がある場合や離れた部屋は、インターネット接続が不安定な場合があります。

工事費用は3~40万円、月額費用は1~3万円が目安です。


埋込み型Wi-Fi

建物に引き込んだインターネット回線を各部屋まで有線ケーブルでつなぎ、室内にWi-Fiルーターを埋込んだコンセントを設置することでWi-Fi接続を可能にする方法です。


室内にWi-Fiルーターが設置されている状態なので共有部設置型Wi-Fiに比べて、安定したインターネット接続が期待できます。またコンセントの種類によってはLAN接続も可能です。


ただし、埋込型コンセントを各部屋に設置するには立ち入り工事が必要になります。またインターネット回線が各部屋まで通じていない場合は、別途回線接続の工事をおこなう必要があります。


工事費用は3~40万円が目安ですが、埋込み型Wi-Fiコンセントのほうが、通常のLANコンセントよりも単価は高い傾向にあります。月額費用は1~3万円が目安となります。


置型Wi-Fi

配線不要で、コンセントに差し込むだけでWi-Fi接続が可能になるWi-Fiルーターです。

工事不要なので、室内のコンセントがある場所ならどこでも設置できます


一方で置型Wi-Fiの多くは、月間データ量は無制限でも3日で10GBまでという短期間の容量制限がかかります。オンラインゲームや高画質動画視聴など、利用状況によっては通信制限がかかってしまう可能性があります。

なお置き型Wi-Fiの場合、簡単に持ち出せるため、退去時に持ち出されないよう注意が必要です。


置型Wi-Fiは、各部屋にWi-Fiルーターを置くだけなので、月額の保守費用はかかりません。工事費用も不要ですが、置型Wi-Fi本体代金が戸数分必要になります。


アパート経営におすすめのインターネット業者

ここでは、賃貸アパートのインターネット無料設備導入におすすめのインターネット業者を紹介します。


 NTT

画像引用:NTT東日本 マンション全戸加入プラン


NTT東日本・西日本では、賃貸アパートや賃貸マンション向けの光回線インターネット「フレッツ光ネクストマンション全戸加入プラン」を提供しています。


有線方式で各部屋まで光回線を引き込むため、安定した速度で快適なインターネット接続を楽しめます。運営会社がNTTなので、日本全国どこでも契約しやすいのもメリットのひとつです。(一部、離島などは除きます)


【フレッツ光ネクストマンション全戸加入プラン 料金例】


初期費用:150,000円 (15,000円×10戸)

月額費用:35,500円  (3,550円×10戸 )


参考:NTT東日本 マンション全戸加入プラン


BUFFALO

画像引用:バッファロー


Wi-Fi機器大手メーカーの「BUFFALO(バッファロー)」が、賃貸アパートや賃貸マンションに向けて提供する、Wi-Fi無料設備が「アパートWi-Fi」です。

アパートWi-Fiのタイプには、以下の2種類があります。


・共用部設置タイプ

木造または鉄骨造、3階建以下、1部屋40㎡以下のアパートに対応しています。


・各戸設置タイプ

共用部設置タイプでは対応できない規模のアパート・マンションは、各戸設置タイプになります。


所有するアパート物件の規模に合わせて、上記のどちらかのWi-Fi無料を導入できます。


【アパートWi-Fi 料金例】

初期費用:378,000円

月額費用:12,960円

*木造アパート2階建て・ワンルーム10戸の場合


参考:バッファロー


アイコネクト

画像引用:アイコネクト

アイコネクトが展開する「アイネット」では、賃貸物件向けのインターネット無料設備「マンション全戸一括インターネット」を提供しています。


アイコネクトでは工事はもちろん、万一のトラブル発生時のサポートまで、すべてを自社のみで対応しています。

コストを最小限におさえたことで、競合他社よりも10~20%ほど安い業界最安クラスの料金でインターネット無料設備の導入を可能にしました。


初期費用0円、月額費用も前述のNTTフレッツ光ネクストマンション全戸加入プランの料金と比較すると、1/3以下という圧倒的な安さでインターネット無料設備を導入できます。

安くて快適なインターネット無料を提供することで、「空室対策になった」との大家さんの支持も多く、年間20,000戸以上もの導入実績を誇っています。


【アイネットマンション全戸一括インターネット費用 目安】

初期費用:0円

月額費用:7,000〜10,000円/10戸


参考:アイコネクト


まとめ

入居者が無料でインターネットを利用できる、アパートのインターネット無料設備は、今後はますます増えていくことが予想できます。しかし現況では、まだまだ導入済みのアパートは多くありません。


アパートのインターネット無料設備は、大きく分けて「有線回線」と「無線回線」の2種類が選べます。費用も、業者やアパートの規模などによって大きな幅があります。

アパートのインターネット無料設備を導入する際は、費用対効果を十分考慮するとよいでしょう。






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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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