クラウド録画サービス「Safie」とは
今回インタビューさせていただいたのは、クラウド録画サービス シェアNo.1の「Safie(セーフィー)」を提供するセーフィー株式会社様です。
クラウド録画サービスの先駆けである同社は、現在業界シェア47.5%(テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア)を占めており2位企業と30%以上の差をつけています。
なぜそこまで「Safie」が広がったのかの理由や、利用するメリットなどを、同社第2ビジネスユニット営業部 ソリューションセールスグループの 山中 三四郎 様にお伺いしました。
このような方にオススメのインタビューです!
「クラウド録画可能なカメラを探している」
「現在使っているカメラの変更を検討している」
「防犯カメラの導入費用をおさえたい方」
「いつでもどこでも必要な時に、防犯カメラの映像を確認したい方」
「ご使用中の防犯カメラの画質や感度が悪くてお悩みの方」
「複数の防犯カメラを手軽にスマホやPCで一括管理したい方」
「カメラを防犯や店舗管理、マーケティングなどに、幅広く活用したい方」
「防犯カメラの本格的な取り付け工事を面倒に感じている方」
Q1.セーフィーについて教えていただけますか?
セーフィーとは、弊社のファームウェアを搭載したカメラを、Webにつなぐだけで、クラウド録画サービスをご活用いただけるサービスです。
このため、高価なカメラを用意する必要がなく、インターネットがつながる場所であれば、どこからでも映像をご確認いただけます。
また、HD画質×最大30fpsの高画質な映像を、高いセキュリティで提供しています。
セーフィーが従来のカメラより優れている点
一般的に、防犯カメラの設置費や本体価格は決してお安くはありません。
しかし、セーフィーのコストは、防犯カメラよりリーズナブルな初期費用と、クラウド録画の利用料金だけです。
つまり、低価格でどこでも確認でき、なおかつ、高画質な映像を提供することができるのです。
また、複数のカメラを設置する場合でも、一括して管理いただけます。
Q2.サービススタートのきっかけは?
セーフィーの提供を開始したきっかけは、代表が家に防犯カメラをつけようとした際に感じた不便さが始まりです。
第2ビジネスユニット営業部 ソリューションセールスグループの 山中 三四郎 様
当時ハードディスクに録画しようとしたのですが、初期費用やランニングコストが非常に高く、さらに初期設定をするための手間がかかりすぎることに、大きな負担を感じました。
また、創業した7〜8年前には、映像領域に新たなテクノロジーが入っていなかったため、クラウドを活用することでより安価で、手軽にカメラを導入できるのはないかと思い立ち、新たにサービスを開発することを決めたようです。
加えて、当時の一般的なカメラで撮影する場合は、必ずといっていいほどカメラの設置工事が必要でしたが、弊社のサービスは設置が簡単で、コストを抑えることができます。
(※マンションや戸建て物件では、屋外に取り付ける場合もありますので、その際は設置工事が発生します。)
現在では、カメラを安価にできただけではなく、導入工事に発生する手間や費用を抑えることも併せて実現できました。
さらに、高性能で機能性に優れたカメラを用いたシステムの導入費がお安いということで、抜群のコストパフォーマンスを発揮しています。
Q3. サービス利用のメリット・デメリット
セーフィーと従来のカメラにおける設備投資の違いについて
従来のカメラとセーフィーを比較すると次のようになります。
従来のカメラ
1.設置工事に手間と時間が発生
2.録画機用のサーバーを家に置く必要あり
3.専用モニターが必要
4.トラブルがあり「今すぐ」映像を見たい時にでも、現地に見に行く必要がある
5.録画期間が短いので、トラブル時に遡れない
6.費用が非常に高額で数十万円を超えることも
セーフィー
1.設置場所によっては、5分ぐらいで設置可能
2.録画機用にサーバーが必要ないので、家にサーバーを設置する必要なし
3.普段お使いのスマホやPCに、アプリを入れていただくだけで使えますので、専用モニターは不要
4.いつでもどこからでもネットさえ繋げれば映像を視聴可能
5.録画期間も選択可能で希望に合わせた期間保存しておける
6.費用も安価で導入しやすい
つまり、セーフィーを導入することで、利用者様は従来のカメラで課題だった費用・手間・利便性の全てを改善することができます。
セーフィー導入のコストとランニングコストについて
料金プランは、初期費用は27,280円からで、月額(30日録画)は2,200円です。(2022年9月14日インタビュー時点)
月額費用については、録画期間によって金額をお選びいただけますので、余計な費用を払う必要なく状況に合わせたプランを選択できます。
なぜここまでの低価格を実現できるのか
創業当時から代表が感じていた「値段が高くて導入できないといった課題を、少しでも解消したい」という思いから、導入いただきやすい価格設定にしています。
防犯カメラをつけようといった意識を持っていらっしゃる方が多くても、費用面でなかなか設置いただけないケースは少なくありません。しかし、弊社は費用の面でも、課題を解決しているといえます。
弊社の強みとしては、ソニー出身の優秀なエンジニアが揃っていることがあります。優秀な人材が、思いを実現するために日々尽力していることも、この価格を実現できている理由となります。
Q4.サービスの強みはなんですか?
弊社のサービスの強みは次の7点だと考えています。
1.複数物件のカメラを同時に管理できます(6台までストリーミングを見れます)。
2.スマホやPCで一元化された管理ダッシュボード画面で、複数の映像を見れて、必要なら、個々の映像を高画質で確認できます。削減現場巡回コストの削減
3.操作性が非常に優れており、従来のカメラはボタン式の分かりづらい操作でしたが、セーフィーのアプリは普段お使いのスマホやPCから、直感的に分かりやすい操作が可能です。
4.映像が高画質ですが、お買い求めになりやすい価格で、コストパフォーマンスに優れます。
5.HD画質×最大30fpsの高画質で細部まで鮮明に写るので、トラブルを見のがしません。
6.1台につき15人まで映像が共有できます。
7.クラウド上のサーバーに映像が保存されるので、保存場所を意識する必要はありません。もちろん、「セーフィー」のアプリをいれた、手元のスマホやPCのローカルストレージの容量が、圧迫されることもありません。
こういった独自の強みから現在では、さまざまな業種にて採用いただいております。
<導入企業例>
サポートについて
サポート面においては、トラブルがあったとき、すぐに相談できるようなサポート窓口を設置しております。
もし、補償適用内で出荷時にトラブルがあったときは、迅速に交換をしています。また、火災保険に入られている場合は適用となります。(工事費は発生します)
そのため、万が一のトラブルがあった場合でも安心していただけます。
Q5. 現在の利用実績をおしえてください。
2022年6月末時点で15.8万台となっています。
さらに、キヤノン様やNTT東日本様との協業が実現しており、市場シェアも47.5%と約半分をセーフィーのサービスが占めてる状況です。
Q6.利用された方々の反応はいかがでしたか?
弊社の製品を使っていただいているお客さまには、次のようなお声をいただいています。
- 複数物件のカメラを同時に管理できるので利便性が高い
- 一元化された管理ダッシュボードで1度に複数台のカメラを管理しやすい
- 普段使い慣れたスマホやPCのアプリと同じような操作感なのでわかりやすい
- 映像が細部まで鮮明で高画質
<参考事例:積水ハウス様>
Q7.今後予定している取り組みについて
現在は「セーフィー」=「防犯カメラ」と認識されていることが多いですが、中長期的には街をデータ化することで、社会問題を解決できる企業になりたいと考えております。
<セーフィー提唱する「現場DX」のロードマップ>
不動産領域でいえば、カメラを設置して顔認証することで、特定の人以外が来るとアラートがとぶようにする、または住居や建物内に入っているのかをカメラによって認知することで、不審者が入った場合すぐにわかるようにするなどが実現できるようになります。
単なる防犯や映像を記録するという側面だけでなく、映像から取得できたデータを活用することで、より生活者や事業者さま側の利便性を向上させていくことを、目的としております。
現在では、AI技術なども進歩してきておりますので、弊社の強みである優秀なエンジニアと圧倒的なプロダクトを用いて、業界の社会問題解決を促進していきたいと考えております。
>>お問い合わせはこちらから(https://safie.link/contact/form/2/)
最後に
圧倒的な業界シェアを占めるセーフィー社様の強みや、今後のビジョンを聴き、改めて従来型の防犯カメラをお持ちの方は、セーフィーを導入検討すべきだと強く思いました。
設置工数や費用面が断然お得なのはもちろんのこと、導入後に利用するダッシュボード画面の操作性などはこれまでとは比べ物にならないクオリティです!
中長期的に同社の目指す姿も、個人として興味深く、これからも追いかけさせて頂こうと思います!!
第2ビジネスユニット営業部 ソリューションセールスグループの 山中 三四郎 様、この度はお忙しい中、誠にありがとうございました。