マンションのインターホンをスマホと連動させることが可能?後付けでドアへの設置方法や特長や買い替え時の注意点など解説
マンションのエントランスに設置されているオートロックのインターホン装置(集合玄関機)をスマホと連動させることで、留守中でもスマホで来訪者を確認・対応することができるようになり、利便性や防犯性が大きく向上します。
今回はオートロックのインターホンとスマホを連動させるメリットや、スマホと連動できる後付けオートロックについて詳しく解説します。
これからマンションに新規でオートロックの導入を検討しているオーナー様、既存のオートロックの交換を検討しているオーナー様はぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.マンションのオートロック用インターホンはスマホと連動できる
- 2.スマホと連動できるオートロック用インターホンのメリット
- 2.1.どこにいてもリアルタイムで来客に対応できる
- 2.2.訪問者履歴をスマホで確認できる
- 2.3.スマホが居室親機の代わりになる
- 2.4.スマホをインターホンの子機にできる
- 2.5.遠隔操作でオートロックを解錠できる
- 3.スマホと連動できるオートロック用インターホンがおすすめなのはこんな人
- 3.1.留守が多い人
- 3.2.来客が多い人
- 3.3.セキュリティを重視したい人
- 4.扉を新設して後付けでオートロック化も可能
- 5.スマホと連動できるオートロック用インターホンを設置する際の注意点
- 5.1.メーカーや機種によって機能が異なる
- 5.2.インターネット契約が必要
- 5.3.電話のようにスムーズな通話ができるわけではない
- 5.4.電波状況によっては音声や画像が途切れる
- 5.5.スマホ連動のオートロックインターホンの価格相場
- 6.インターホンの種類と選び方
- 7.スマートロック機能搭載の「Ai.Lock(アイロック)」がおすすめ
- 7.1.大規模な工事不要で導入しやすい
- 7.2.スマートフォンアプリで遠隔操作や解錠履歴の確認が可能に
- 7.3.低コストでご提供
- 7.4.ニーズに合わせた多彩な解除方法
- 8.まとめ
- 9.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
マンションのオートロック用インターホンはスマホと連動できる
画像:『Ai.Lock(アイロック) 』
オートロック付きマンションは、まずインターホン越しの対応となるため、来訪者がセールスや勧誘の場合はインターホン越しに断ることができます。
その場で断れば、自室の前まで来てしまうこともありませんし、カメラ付きであればモニターで来訪者を確認したうえで、応答せず居留守を使うという選択もできます。
そのため、女性のひとり暮らしなど、セキュリティを重視する入居者に人気の設備です。
しかしオートロックシステムを導入するには高額な費用が必要です。
費用の相場は1戸あたり約10万円程度かかるため、たとえば20戸のマンションにオートロックシステムを導入した場合、約200万円もの費用が発生します。
そこで、できるだけ費用をおさえてオートロックの設置の導入や交換をおこないたい場合におすすめなのが、インターホンとスマホを連動させるタイプのオートロックシステムです。
通常のオートロックシステムよりも安価でありながら、エントランスに設置したオートロックのインターホンをスマホと連動させることで利便性と防犯性の向上に期待ができます。
スマホと連動できるオートロック用インターホンのメリット
ここではマンションのエントランスに設置されているオートロックのインターホン装置をスマホと連動させることで得られるメリットを紹介します。
どこにいてもリアルタイムで来客に対応できる
来訪者がオートロックのインターホン装置を鳴らすとスマートフォンにつながるので、どこにいても対応することができます。
たとえば留守中に宅配業者が来てもスマホで対応できるので、遠隔操作でオートロックを解錠して置き配場所を指示したり、都合のよい再配達時間を伝えたりすることが可能です。
訪問者履歴をスマホで確認できる
オートロックのインターホン装置がカメラ付きの場合、記録された来訪者の画像や映像をスマホで確認できます。
たとえばタクシーや電車での移動中や仕事の休み時間など、わずかな時間でいつでも来訪者のログを確認できるので、忙しい人におすすめです。
スマホが居室親機の代わりになる
マンションのエントランスドアをオーロック化する場合、各住戸に居室親機(モニター付きインターホン)を設置するのが一般的です。
しかし居室親機を設置するためには、住戸の数だけ居室親機の購入費用がかかりますし、各住戸の設置工事が必要になります。
しかし、スマホが居室親機の代わりになるタイプのオートロックシステムであれば、エントランスに集合玄関機を設置するだけで各戸に居室親機を取り付ける必要がありません。
そのため、通常のオートロックシステムよりも安価で導入することが可能です。
スマホをインターホンの子機にできる
スマホをインターホンの子機として使うこともできます。
インターホンの子機は増設することもできますが、子機の購入費用や設置工事で壁に穴をあける必要などが発生します。
しかしオートロックのインターホンとスマホが連動するタイプであれば、現在使用中のスマホをインターホンの子機として使用できるため、費用も工事も必要ありません。
スマホをインターホンの子機にすることで、居室親機(モニター付きインターホン)から離れた場所にいるときにチャイムが鳴っても居室親機まで行かずにスマホで応対できます。そのためチャイムに気付かなかったり、応答が間に合わなかったりすることがなくなります。
子機を追加購入する必要がなくなる上、家の中のどこでもすぐにチャイムに応答できるのです。
遠隔操作でオートロックを解錠できる
前述したように、来訪者がオートロックのインターホンを鳴らすとスマホに連絡がくるので、来訪者を確認したらその場でオートロックを解錠することができます。
また一時的に使用できる鍵を生成して相手に渡すことも可能です。
たとえば不在時に知り合いが届け物に来る場合、あらかじめ生成した鍵を知り合いに渡しておけば、知り合いは渡された鍵でオートロックを開けて、指定した場所(メーターボックスなど)に届け物を置いていくこともできるのです。
スマホと連動できるオートロック用インターホンがおすすめなのはこんな人
ここでは、スマホと連動できるオートロック用インターホンに向いている人やおすすめの人を紹介します。
留守が多い人
日中働いている人は不在時に配達されても受け取ることができず、帰宅してから再配達の手配をする人も多いでしょう。
しかしスマホとオートロックのインターホン装置が連動していれば、スマホに連絡が来てリアルタイムで対応できます。
帰宅する前に再配達の手配ができるので、確実に在宅している時間に再配達を依頼すれば、当日のうちに荷物を受け取ることも可能です。
また遠隔操作でオートロックを開けて、置き配してもらうこともできます。
来客が多い人
オートロック付きマンションの場合、来客のたびにオートロックを解錠しなくてはいけませんが、来客が多い場合はその都度室内親機で対応するのはなかなか大変です。
しかしスマホと連動できるオートロックであれば座ったままでオートロックの解錠が可能です。また一時的に使用できる鍵を生成することもできるので、あらかじめ訪問客に生成した鍵をメールなどに添付して送信しておけば、訪問客は自分でオートロックを開けて入れるため、その都度インターホンで対応する必要がなくなります。
セキュリティを重視したい人
留守中の来訪者履歴をスマホで確認できるので、不審な人物が来訪していないか、その都度チェックすることが可能です。
たとえば同じ人が何度もオートロックのインターホンを鳴らしている場合、ストーカーやセールスなどの可能性も考えられるため、自衛手段や対策を取ることが可能です。
扉を新設して後付けでオートロック化も可能
スマホと連動できるオートロックのインターホン装置は、既存のオートロック装置と交換できるのはもちろん、扉を新設して後付けでオートロック化することも可能です。
そのため、入口に玄関扉がない物件でも「オートロック付き物件」にグレードアップできるので空室対策や賃料アップの効果が期待できます。
どういったタイプの扉を設置するかは、建物の入り口の状態や予算によって異なります。
施工する会社と相談して、最適な扉を選びましょう。
スマホと連動できるオートロック用インターホンを設置する際の注意点
ここではスマホと連動できるオートロック用インターホンを設置する際の注意点について解説します。
メーカーや機種によって機能が異なる
インターホンがどういった機能を備えているかは、メーカーや機種によって異なります。の違いによって性能は異なります。
インターホンの連動できるスマホの台数やオートロックの解錠方法の種類などは、とくに違いが大きいため、各メーカーや機種ごとの仕様を比較して最適な機種を選びましょう。
インターネット契約が必要
スマホと連動できるオートロックインターホンは、インターネット回線を使用しているため、まずインターネット回線契約が必要です。また無線LANに対応しているルーターの設置も必要になります。
電話のようにスムーズな通話ができるわけではない
スマホとインターホン間の通話は「交互通話方式」でおこなわれます。
交互通話方式とは、ひとりずつ音声を送信する通話方式で、お互いが同時に音声を送信することはできません。
そのため、一方が話している間はもう一方は聞くだけしかできないため、電話のようなスムーズな会話を想定していた場合はギャップに戸惑うかもしれません。
電波状況によっては音声や画像が途切れる
スマホを使用する場所によっては電波が弱くなり、画像や音声が途切れたり、タイムラグが起きたりする場合があります。
その場合は、スマホの電波をキャッチしやすい窓際や屋外などに移動することで通信状態を改善することができます。
スマホ連動のオートロックインターホンの価格相場
スマホと連動できるオートロック用インターホンの価格は、基本的に各メーカーに問い合わせる形になります。
なかには「初期費用0円」で設置できるケースもあるので、まずはスマホ連動のオートロックインターホンを取り扱っているメーカーやインターネット回線業者に問い合わせ、見積りを取ることをおすすめします。
インターホンの種類と選び方
スマホと連動できるオートロック用インターホンは非常に便利ですが、通常のインターホンにもさまざまな種類があります。
たとえば、オートロックや火災報知設備などマンション内のシステムと連動させる場合は、それらに対応した機種を選ぶ必要があるでしょう。
また、「できるだけ防犯効果のある機能の付いたインターホンを選びたい」「できるだけ安価に済ませたい」というケースも考えられます。
一般的なインターホン本体の価格は、以下のように大きく3つの価格帯にわかれます。
◆ローグレード(音声のみ)
価格:5,000円~1万5,000円
特徴:安さ重視向き、音声のみが主流(一部モニター付もあり)、特別な機能はついていない
◆ミドルグレード(モニター付きインターホン)
価格:1万5,000円~3万円
特徴:モニター付きが主流、録画機能付きは価格が高め
◆ハイグレード(モニター付き高機能インターホン)
価格:3万円~6万円
特徴:基本的なセキュリティ機能付き、価格によって機能は異なる
まずはインターホンを設置するにあたって、なにを最優先にするかを検討したうえで、あとは予算内に納まる範囲でできるだけ目的に見合ったインターホンを選ぶとよいでしょう。
スマートロック機能搭載の「Ai.Lock(アイロック)」がおすすめ
「Ai.Lock(アイロック)」のお問い合わせはこちらから!
ここでは、インターネット回線を活用した最新 IPインターフォンシステム「Ai.Lock(アイロック)」をご紹介します。
「Ai.Lock(アイロック)」は、集合住宅のセキュリティを向上させ、入居者様の快適な生活のサポートに役立ちます。
空室対策としてオートロックシステムの設置・交換を検討しているオーナー様は、ぜひご一読ください。
大規模な工事不要で導入しやすい
「Ai.Lock(アイロック)」は、宅内配線工事不要で簡易的に設備を導入するプランをご用意しています。
新築物件はもちろん、既存マンションへの新規オートロックシステム導入や、インターホン設備の交換をご検討中のオーナー様にもおすすめです。
また省スペースで設置できるのも魅力です。
スマートフォンアプリで遠隔操作や解錠履歴の確認が可能に
クラウドサービスを利用する「Ai.Lock(アイロック)」は、スマートフォンひとつでさまざまな機能を利用できます。
- テレビ電話でライブ映像を見ながら訪問者と会話が可能
- 外出先から遠隔操作で解錠可能
- 写真付きでドア解錠時のログを確認
- プッシュ通知で訪問者を確認
また、スマートフォンだけでなくガラケーにも対応しているため、スマートフォンを持っていない高齢者の方でもお使いいただけます。
低コストでご提供
「Ai.Lock(アイロック)」は、弊社「アイネット」の無料インターネット設備を併せて導入いただくことで工事費用をおさえることが可能です。初期費用0円プランもご用意しています。
一般的なオートロックシステムは高額です。そのためコストがネックでオートロックシステムの導入を見送ってきたオーナー様も、ぜひ一度「Ai.Lock(アイロック)」をご検討ください。
ニーズに合わせた多彩な解除方法
「Ai.Lock(アイロック)」は、以下のような利用者ニーズの高い解除方法を取り揃えています
スマホアプリによる解錠操作
- カードキー式
- 暗証番号式
- 顔認証式(*特定機材のみ)
- QRコード解錠(訪問者様一時キーとして使用)
- Bluetooth機能による手ぶら解錠
上記いずれかの方法で解錠が可能なので物理キーを持ち歩かずに済み、鍵の紛失のリスクが低いのが最大の特徴です。また顔認証など最新の解錠方法を搭載しているため、防犯性が極めて高いのも、おすすめする大きな理由のひとつです。
「Ai.Lock(アイロック)」のお問い合わせはこちらから!
まとめ
マンションのエントランスに設置されているオートロックのインターホン装置(集合玄関機)をスマホと連動させることで、留守中でもリアルタイムで来訪者とやり取りができたり、遠隔操作でオートロックの解除できたり、大変便利なだけでなく、住まいの防犯性を高める上でも有効です。
オートロック付きの賃貸物件はセキュリティを重視する入居希望者に選ばれやすく、空室対策につながり、賃料を上げられる可能性もあるため、賃貸経営に大きなプラスとなるでしょう。
今回紹介した「Ai.Lock(アイロック)」は初期費用0円で導入が可能です。
通常のオートロックシステムの導入費用に比べると安価で設置できる、スマホ連動のオートロックインターホンの導入を考えているオーナー様は、ぜひ「Ai.Lock(アイロック)」をご検討ください。
「Ai.Lock(アイロック)」のお問い合わせはこちらから!
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