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2階のインターホンは後付け可能なのか?料金やおすすめ商品などご紹介



1階にしかインターホン室内機がない場合、2階にいるとドアホンの音が聞こえなかったり、1階に降りるまでに来訪者が去ってしまったりして不便ということもあるでしょう。
2階にいても楽に来訪者に対応できる、よい方法はないのでしょうか?
 
そこで今回は、2階にいても来客に気づけるための方法として、インターホンの後付けや、そのほかの方法について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.インターホンを2階に後付けするメリット
    1. 1.1.2階にインターホンがないとこんなにデメリットがある
    2. 1.2.2階にインターホンを後付けするメリット
      1. 1.2.1.ドアチャイムの音を聞き逃さない
      2. 1.2.2.来訪者を確認したうえで対応できる
    3. 1.3.インターホンを2階に後付けする費用相場
      1. 1.3.1.ローグレードのインターホンを設置した場合
      2. 1.3.2.ミドルグレードのインターホンを設置した場合
      3. 1.3.3.ハイグレードのインターホンを設置した場合
  2. 2.2階にインターホンを後付けする以外の方法
    1. 2.1.インターホンのサウンドモニターを設置する方法と注意点
    2. 2.2.フラッシュチャイムを設置する方法を注意点
    3. 2.3.インターホンのモニター子機の増設方法と注意点
  3. 3.2階にインターホンなどを後付けできないケースの代替策
  4. 4.インターホンの寿命は何年?交換するメリットは?
    1. 4.1.セキュリティ効果が向上する
    2. 4.2.子機付きを選べば家中どこでもドアホンに対応できる
    3. 4.3.価格はさまざま
  5. 5.まとめ
  6. 6.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧


インターホンを2階に後付けするメリット

通常、インターホンは1階にあるものですが、じつは2階に後付けすることで利便性や防犯性の向上が期待できます。
ここでは、インターホンが1階にしかない場合のデメリットと、2階にインターホンを後付けすることで得られるメリットについて解説します。


2階にインターホンがないとこんなにデメリットがある

1階にしかインターホンがない場合、2階にいるとドアチャイム音が聞こえなくて来訪者に気づけず、不在扱いになってしまう点です。
 
来訪者がセールスなどであれば問題ありませんが、宅配便などの場合は在宅しているにもかかわらず不在扱いになってしまうため荷物をその場で受け取れず、わざわざ再配達を依頼しなくてはならず、非常に不便です。
また、在宅しているがゆえに不在票に気付かず、再配達の手配が遅れるケースも考えられます。
 
ドアチャイムの音に気付いた場合でも、わざわざ1階に降りてインターホンで対応するのが面倒な点です。
 
たとえば2階のベランダで洗濯物を干しているときにドアチャイムが鳴ったとします。しかし1階まで降りてインターホンに出てみると、来訪者が勧誘やセールス目的だとしたら「わざわざ降りてきたのに………」と不満に感じてしまうでしょう。
しかも再び2階に上がり洗濯物を干さなくてはならないのでなおさらです。
 
また1階に下りてみると、すでに訪問者が去ってしまっていた……というケースもあるでしょう。
 
1階にしかインターホンがない場合、ひとつひとつのデメリットは大きくありませんが、それが度々になればなるほど「2階にもインターホンがあったら……」と考えるようになるかもしれません。


2階にインターホンを後付けするメリット

2階にインターホンを後付けすれば、前述したデメリットの解消を含め、以下のようなメリットがあります。


ドアチャイムの音を聞き逃さない

2階にもインターホンがあればドアチャイムの音を聞き逃すことが少なくなるでしょう。来訪者が配達員であれば、そのまま置き配にしてもらうこともできるため、荷物を受け取るためだけにわざわざ1階に下りずに済みます
 
また、ドアチャイムを聞き逃してしまったため留守だと思われ、空き巣被害にあう可能性があります
空き巣侵入犯の中には、留守宅かどうか確認するためにドアチャイムを鳴らし、反応がなければ侵入するというケースはめずらしくありません。在宅しているのにもかかわらず侵入された場合、室内で鉢会う可能性もあるため大変危険です。
 
しかし2階にもインターホンがあればドアチャイムに気付きやすく、空き巣対策につながるでしょう。


来訪者を確認したうえで対応できる

2階にインターホンがあれば、わざわざ1階に下りなくても訪問者を確認できます。ドアホンの場合はインターホンのモニターで相手の姿を確認できるので、応対したくない相手であれば居留守を使うことができます


インターホンを2階に後付けする費用相場

インターホンを2階に設置する際に発生する費用は設置する機種のグレードや工事内容、業者によって異なりますが、約1万円~5万円が相場です。
 
ただし、配線の延長や交換が必要な場合は、別途追加料金がかかる可能性があります。また、インターホンの種類や設置状況によって費用が変わることもありますので、詳細は業者に確認してみましょう。
 
機種のグレード別の費用相場は以下のようになります。


ローグレードのインターホンを設置した場合

ローグレードのインターホンは音声のみが主流となり、安さを重視する場合におすすめです。ただし特別な機能は付いていないので防犯面では期待できません。
設置費用の目安は5,000円~1万5,000円程度になります。   


ミドルグレードのインターホンを設置した場合

ミドルグレードのインターホンは、インターホンはモニター付きで玄関子機(ドアホン)のカメラが映した来訪者を確認できるタイプが主流です。
種類によっては録画機能が付いている場合もありますが、それ以外の機能は付いていないことがほとんどです。
 
モニターで来訪者の確認がしたいなど、ある程度のセキュリティ機能を求める場合におすすめです。
設置費用の目安は1万5,000円~3万円程度です。


ハイグレードのインターホンを設置した場合

ハイグレードインターホンは、自動録画機能があったり、映像をズームできたり、スマートフォンと連動させて遠隔操作ができたりなど、セキュリティ機能が豊富なのが特徴です。
また機種によっては火災報知器などと連動した防災機能が付いているものもあります。
 
設置費用の目安は3万円~6万円と高額なので、ここまでの高機能インターホンを2階に設置する必要性があるかどうか十分検討するとよいでしょう。



2階にインターホンを後付けする以外の方法

2階にインターホンを後付けする場合、前述したように費用がかかります。また配線工事などをおこなう必要もあります。
 
「工事不要でもっと安く、2階で来客を知る方法はないか?」という場合は、「サウンドモニター」や「フラッシュチャイム」がおすすめです。
またインターホンのモニター子機を増設する方法も考えられます。
 
それぞれの特徴や設置方法について詳しく解説します。


インターホンのサウンドモニターを設置する方法と注意点

インターホンのサウンドモニターとは、インターホンの呼出音を送信機が感知すると離れた場所の受信機音が音を鳴らせて知らせるという装置です。
 
インターホンのサウンドモニターは、送信機・受信機共に乾電池で動くものが主流なので配線工事などは不要なので持ち運びもできます
また価格は2,000円程度から購入でき、大きな費用も必要ありません。
 
ただし、送信機は音を感知することで反応するため、ドアホン以外に聞こえてくる音も感知してしまいます。特に音の多い環境では頻繁にチャイム音が鳴ってしまい、本当の来客かどうかの判断がむずかしい場合もあるので注意が必要です。


フラッシュチャイムを設置する方法を注意点

フラッシュチャイムとは、インターホンが鳴ったときに光で知らせてくれる装置です。
既存のインターホンに音感センサーを取り付けるタイプや、工事をおこなって既存のインターホンと直接つなげるタイプなど、設置方法は製品によって異なります。
 
ただし光が見える状況でないと来訪者に気が付かないことになるため、置き場所に工夫が必要です。
価格は5,000円程度からですが、配線工事が必要な場合は別途工事費が必要になります。


インターホンのモニター子機の増設方法と注意点

インターホンのモニター子機を増設することで、2階にいても来訪者に対応しやすくなります。ただしインターホンのモニター子機を増設する際は、親機となる既存のインターホンと子機に互換性のあることが条件となります。
 
また子機には、配線工事が必要なタイプと配線工事不要のワイヤレスタイプがあります。ワイヤレスタイプを選べば2階だけでなく家中どこにでも持ち運べるため、ドアチャイムを聞き逃すことがなくなるでしょう。
価格は1万円程度からになります。



2階にインターホンなどを後付けできないケースの代替策

現在使用中のドアホンがドアベルとしての機能しかない場合、そのままでは2階にインターホンなどを設置することはむずかしいでしょう。
では、2階にインターホンなどを後付けできないケースでは、ワイヤレスインターホンをおすすめします。
 
ワイヤレスインターホンは、玄関先の壁面などにドアホンをネジなどで設置するだけなので配線工事などは不要です。室内で使用するインターホンは持ち運びができるタイプのものを選べば、家中どこにいてもドアホンに対応することができるでしょう。
 
一方でドアホンは電池で動くため、電池が切れてしまうと動作しなくなるため注意が必要です。
また無線接続であるために、通信範囲や電波干渉などで受信状況が悪くなる場合があります。


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インターホンの寿命は何年?交換するメリットは?

もしも、既存のインターホンの調子が悪い場合は、インターホンの交換時期かもしれません。インターホンには寿命があり、一般的には約15年と言われています。
 
インターホンの呼び出し音が鳴らなくなったり、逆に勝手に鳴ったり、雑音が混じるなど、不具合や故障が頻繁にみられる場合は交換を検討しましょう。
 
またインターホンが故障した際に、各メーカーで定められた修理対応期間が過ぎていると、交換用部品の生産終了により部品がなく修理対応ができなくなる可能性があります。その場合は交換となります。
 
なお、交換用部品がある場合の修理代金は1万円~3万5,000円程度が相場です。ただし、インターホンの寿命といわれる15年を超えている場合は修理をしてもすぐに故障してしまう可能性もあります。
状況によっては修理よりも交換したほうが安く済むことも少なくなく、またインターホン全体を交換することで以下のようなメリットがあります。


セキュリティ効果が向上する

インターホンのセキュリティ機能などは、日進月歩で進化しています。
大画面カラーモニターや録画機能などが付いた機種も多く、ドアホンのカメラも広角レンズを搭載して、より広範囲の様子を確認できます。
 
またインターネットを利用して離れた場所でもスマートフォンで来客に対応ができる機種もあります。
 
このように昨今のインターホンは単なる訪問客に応対するだけでなく、充実した機能により快適な生活をサポートします


子機付きを選べば家中どこでもドアホンに対応できる

子機が附属したタイプのインターホンを選べば、2階だけでなく家中どこにいても来訪者に対応しやすくなります
特にワイヤレスタイプの子機の場合、部屋を移動する際に持ち運びができるので、どこにいてもドアホンの音を聞き逃すことはありません。


価格はさまざま

インターホン全体を交換するとなると費用が心配かもしれませんが、昨今のインターホンは種類が豊富で、さまざまな価格帯のものが用意されています

インターホンにどのような機能があるかは価格によって異なるため、セキュリティ機能やモニターの見やすさ(大きさや解像度など)、使いやすさなどによって選ぶとよいでしょう。


まとめ

2階にインターホンを後付けすることで、2階にいるとドアホンの音が聞こえない、1階に降りて応対するのが面倒といったデメリットの解消につながります。
 
またインターホンの寿命は約15年と言われています。設置から時間が経っていて「最近インターホンの調子が悪い」ときは寿命かもしれません。
その場合は、2階へのインターホンの設置を含めてインターホン全体の交換を検討してもよいでしょう。
 
2階にインターホンがあると、生活の利便性やセキュリティが向上します。ぜひ、ご検討ください。


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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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