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インターホン故障が発生したら?インターホンが鳴らない故障時の症状や原因



「インターホンが鳴らない」
「雑音が混じる」
「モニターが映らない」
 
インターホンの調子が悪いときは故障や寿命が疑われます。その場合、修理は可能なのでしょうか?それとも交換しなくてはならないのでしょうか?
 
今回はマンションのインターホンの故障について、さまざまな症状について、その原因と対処方法について解説します。
 
また低コストでマンションやアパートに導入できる、スマートロック機能を搭載した、最新 IPインターフォンシステム「Ai.Lock(アイロック)」をご紹介します。
これから所有するマンションなどの物件にオートロックの導入・交換を検討しているオーナー様は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1.インターホンの交換時期・寿命について
  2. 2.インターホンの故障で起きる症状と確認・対処方法
    1. 2.1.故障?その前に確認したいこと
    2. 2.2.通話ができない場合
    3. 2.3.呼び出し音が鳴らない・勝手に鳴る
    4. 2.4.オートロックが解錠できない
    5. 2.5.モニターが映らない・ズームなどができない
  3. 3.インターホンの不具合が起きる原因で考えられること
    1. 3.1.経年による寿命
    2. 3.2.雨水や砂埃などの影響
    3. 3.3.断線や配線不良
    4. 3.4.ブレーカーが落ちている
  4. 4.オートロック付きマンションでのインターホン交換について
  5. 5.マンションオートロックならスマートロック機能搭載のアイロックがおすすめ
    1. 5.1.低コストでご提供
    2. 5.2.大規模な工事は不要
    3. 5.3.スマートフォンアプリで遠隔操作や解錠履歴の確認が可能に
    4. 5.4.ニーズに合わせた多彩な解除方法
  6. 6.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧


インターホンの交換時期・寿命について

「最近、インターホンの調子が悪い」
もしかするとインターホンの寿命が近いのかもしれません。
 
インターホンの寿命は、エントランスのドアがオートロック付きの「集合玄関型インターホン」の場合は約15年です。またオートロック機能のない「住戸単独型インターホン」の寿命は約10年といわれています。
 
もし、使用中のインターホンに不調が見られ、設置されてから10年以上使っている場合は交換する時期が近付いていることが考えられます。
 
設置してからそれほど時間が経っていないにもかかわらず調子が悪い場合は、インターホン本体の故障や配線の接触不良などが考えられます。不具合を解消するためには原因を特定したうえで修理などの処置が必要です。
 
個人宅であればメーカーや電気工事業者に点検や交換を依頼しましょう。
分譲マンションや賃貸マンションの場合は、入居者が勝手に交換できるケースとできないケースがあるため、マンションの管理組合や、管理会社・大家さんに連絡しましょう。


インターホンの故障で起きる症状と確認・対処方法

インターホンの故障には、どういった症状があるのでしょうか。ここではインターホンの故障が疑われる場合の症状と確認方法について紹介します。


故障?その前に確認したいこと

「インターホン(住戸親機)やドアホン(玄関子機)の呼出音も鳴らない、画面も映らない、通話もできない」など故障が疑われますが、その前にまず次の点を確認してみましょう。いずれかに該当する場合は、修理などをしなくてもインターホンが復旧する可能性があります
 
・インターホンやドアホンが電池で動いている場合
住戸親機や玄関子機が電池で動いてる場合、電池切れの可能性があります。電池残量を確認し、新しい電池と交換してみましょう。
 
・インターホンのプラグが抜けていないか
コンセントに電源プラグを差すタイプのインターホンの場合、プラグが抜けていて動かないケースがあります。一度抜いてみて、その後しっかり差し込んでみましょう。
 
・インターホンの電源がオフになっていないか
インターホンに電源が付いているタイの場合、電源がオフになっている可能性があります。オフのようであればオンにして、正常に動くかどうか確認しましょう。
 
上記のいずれのケースにも当てはまらずインターホンが動かない場合は、故障や配線不良が考えられるため修理や交換が必要かもしれません。メーカーや修理業者、管理組合・管理会社などに連絡しましょう。


通話ができない場合

ドアホン(玄関子機)やエントランスに設置された玄関集合機と通話する際に、相手側の声が聞こえなかったり、こちら側の声が相手に聞こえなかったり、両方とも声が聞こえず、通話ができないケースです。
 
まず、音量の設定できるタイプのインターホンの場合、音量が最小になっているかもしれません。
音量の設定を調節しても声が聞こえない場合や、ノイズやハウリングが起きているのであれば、インターホンのスピーカーの故障や受話器のコードの断線、ドアホンやエントランスの玄関集合機のマイクの故障、配線不良などの可能性が考えられます。


呼び出し音が鳴らない・勝手に鳴る

来訪者がエントランスの玄関集合機や玄関に設置されたドアホンを押しても、室内で呼出音が鳴らないケースです。
在宅していたのに不在扱いとなり不在票が入っていて、はじめて呼出音が鳴らないことに気付いたというケースも多いです。
 
ドアホンが電池式の場合、電池切れで呼出音が鳴らないことがあるので、まずは電池をチェックしましょう。電池切れが原因の場合は電池を交換することで呼び出し音が鳴るようになります。
 
また逆に来訪者がいないのに、勝手に呼出音が鳴ってしまったり、呼出音が止まらなかったりという場合もあります。
 
勝手に鳴る場合は玄関子機の呼び出しボタンが押し込まれたままになっていないか確認しましょう。押し込まれたままの場合、再度ボタンを押すことで元に戻ることがあります。
 
異常が見られない場合は、インターホンまたはドアホンの故障が考えられます.


オートロックが解錠できない

マンションのエントランスドアがオートロックの場合、訪問客がエントランスに設置されている集合玄関機で用件のある部屋を呼び出し、入居者がインターホンでオートロックを解錠します。
 
しかし室内のインターホンからエントランスのオートロックが解錠できない場合、以下の機器のいずれかが故障または配線の接触不良を起こしていることが考えられます。
 
・室内のインターホン
・エントランスの集合玄関機
・制御盤システム関連
 
いずれも個人では修理などがむずかしいため、業者や管理組合・管理会社に連絡しましょう。


モニターが映らない・ズームなどができない

ドアホンやエントランスの玄関集合機がカメラ付きの場合、室内のインターホンのモニターに来訪者が映りますが、なにも映らない場合やズーム機能が付いているのにズームできない場合は、室内インターホンの故障が考えられます。
 
通話ができても姿のわからない状態で来訪者を館内に入れるのは不安です。できるだけ早く業者や管理組合・管理会社に連絡して修理などを依頼しましょう。


インターホンの不具合が起きる原因で考えられること

ここではインターホンの不具合が起きるパターンごとに考えられる原因について解説します。あわせて確認方法や対処方法も紹介します。


経年による寿命

前述したように、インターホンにも寿命があります。オートロック付きインターホンの場合は約15年で、オートロック機能のないインターホンは約10年が寿命といわれています。
寿命が近くなったインターホンは誤動作や雑音などの不具合が多くなるため、新しいものと交換されるのが一般的です。
 
取り換えずに修理することも可能ですが、修理に必要な部品が入手できなかったり、修理をしてもすぐに故障してしまったりする可能性もあります。
 
なお修理で済ます場合は、修理費用の相場は1万円~3万5,000円程度と安くありません。場合によっては、修理よりも交換したほうが安く済む場合があることを覚えておきましょう。


雨水や砂埃などの影響

屋外に設置されるドアホン(玄関子機)には防水機能がついているものの、長年使用していると雨水や砂埃などの影響によって故障しやすくなります
 
とくに壁と子機の隙間を埋めるために施された目地材が劣化すると、その隙間から砂や雨水、虫などが機器の内部へ入り込み、故障する原因になりかねません。
 
設置してからそれほど時間が経っていないのにドアホンの不具合が頻繁に起きる場合は、一度ドアホンを取り外して確認してみることをおすすめします。


断線や配線不良

インターホンの表面上に問題がなくても、配線が原因で正常に動作しないパターンです。室内モニターとドアホン、または室内モニターと玄関集合機、それぞれをつなぐ配線や機械との接続部分で断線や配線不良が生じている場合、通話ができなくなくなったり、オートロックの解錠が出来なくなったりします。
 
断線や配線不良の原因は、前述したようにドアホンの隙間に砂や雨水などが入り込んだことで配線の一部が錆びてしまい、接触不良が起こることがあります。また落雷によってインターホンの配線が被雷して故障するケースもあります。
 
そのほかにも、受話器を取って通話するタイプのインターホンは、受話器のコードが断線している可能性も考えられます。


ブレーカーが落ちている

インターホンの電源が配線されて動いている場合、ブレーカーが落ちてしまうと稼働しなくなります。ブレーカーは、漏電や契約したアンペア以上の電力を使用した場合、落雷などによって落ちてしまう場合があります。
 
ブレーカーには以下のように3つの種類があり、ブレーカーが原因でインターホンが動かない場合は落ちたブレーカーをもとに戻すことで正常に動作しますが、落ちたブレーカーの種類によっては注意が必要です。
 
・アンペアブレーカー
住宅や建物全体の電気を管理するブレーカーです。契約しているアンペア数以下で適切に電気が使用できているかを判断し、異常があれば電気を遮断します。
アンペアブレーカーが落ちた場合、住宅や建物全体が停電するのが特徴です。
 
マンションなどの集合住宅の場合、アンペアブレーカーが落ちるのは落雷や電気制御盤の不具合が考えられます。その場合は、マンション全体が停電するので、管理組合や管理会社に連絡しましょう。
 
個人宅の場合は、使用している電化製品のスイッチをすべてオフにしたのち、アンペアブレーカーをオンにすることで電気が復旧します。その後は一度に使用する電気量を減らしましょう。
 
・安全ブレーカー
各部屋や場所ごとの電気を管理しているブレーカーです。契約しているアンペアのほかに、各部屋や対象の家電によって使用できるアンペア数が決まっており、それらの電気使用量が適切かどうかをチェックします。
 
安全ブレーカーが落ちると、そのスイッチが対応している住戸や場所のみが停電します。普及方法は、基本的にアンペアブレーカーと同様です。
 
・漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは、住戸や建物内で漏電などを検知したとき、火災や感電などの事故を防ぐため、自動的に回路が遮断される仕組みとなっています。
そのため漏電ブレーカーが落ちたときは、住戸や建物のどこかで漏電が発生している、もしくは使用している電化製品がショートしたなどのケースが考えられます。
いずれにせよ、漏電は感電や火災の原因となるため注意が必要です。
 
漏電ブレーカーが落ちると住宅全体や建物全体が停電します。建物全体が停電している場合はアンペアブレーカー同様、管理組合や管理会社に連絡しましょう。
 
戸建て住宅やマンション住戸の場合、自分で漏電箇所確認し、それ以外の箇所の電気を一時的に普及させることが可能です。ただし原因の漏電箇所は専門業者に確認してもらう必要があります。
 
賃貸マンションの場合は管理会社や大家さんに連絡し、分譲マンションの場合は管理組合などに連絡して対処してもらいましょう。
 
なお、使用している電化製品が原因院で漏電ブレーカーが落ちた場合は、対象の家電を使用しなければ漏電ブレーカーを普及して使用できます。
その際は、念のため家電のプラグをコンセントから抜いておきましょう。


オートロック付きマンションでのインターホン交換について

オートロック付マンションの場合、オートロックとインターホンが連動しているため、一部だけほかのものに交換してしまうと、オートロックを解錠できなかったり、呼び出しができなったり、連動しているシステムが作動しない(自動火災報知設備の警報がならない)などの問題が生じてしまいます。
 
そのため交換する際は、玄関集合機や各部屋のインターホン、ドアホンなど、オートロックシステムすべてをすべて交換する必要があります
 
オートロックシステムの交換費用は、戸数×10万円が相場です。30戸のマンションであれば、300万円、50戸のマンションであれば500万円です。


マンションオートロックならスマートロック機能搭載のアイロックがおすすめ

画像:『Ai.Lock(アイロック)
 
ここでは、インターネット回線を活用した最新 IPインターフォンシステム「Ai.Lock(アイロック)」をご紹介します。
「Ai.Lock(アイロック)」は、集合住宅のセキュリティを向上させ、入居者様の安全面と快適な生活面をサポートします。マンションの空室対策にオートロック連動インターホンの導入を検討しているオーナー様におすすめです。


低コストでご提供

「Ai.Lock(アイロック)」は、弊社「アイネット」の無料インターネット設備を併せて導入いただくことで工事費用をおさえることが可能です。
 
前述したように、一般的なオートロックシステムの導入・交換費用の相場は1戸当たり約10万円と高額です。
しかし「Ai.Lock(アイロック)」であれば従来のオートロックシステムに比べて低コストでの導入ができます。


大規模な工事は不要

「Ai.Lock(アイロック)」は、プランによって宅内配線工事不要でオートロック連動インターホンを導入することができます。
 
とくに入居者様がいる既存マンションの場合、オートロックシステムを新規導入・交換する際は入居者様の在宅に合わせて工事スケジュールを組む必要があり、工事完了まで時間がかかることも少なくありません。
 
しかしお手持ちのスマートフォンを室内子機として使用できる「Ai.Lock(アイロック)」であれば、エントランスの工事のみでオートロックが設置できるのです。
 
新築マンションはもちろん、既存マンションの設備のグレードアップをご検討中のオーナー様にはとくにおすすめです。


スマートフォンアプリで遠隔操作や解錠履歴の確認が可能に

クラウドサービスを利用する「Ai.Lock(アイロック)」は、お手持ちのスマートフォンが住戸親機となります。そのためスマートフォンひとつでさまざまな機能を利用できます。
 
・外出先から遠隔操作で解錠可能
・写真付きでドア解錠時のログを確認
・プッシュ通知で訪問者を確認
・テレビ電話でライブ映像を見ながら訪問者と会話が可能
 
また、スマートフォンだけでなくガラケーにも対応しているため、スマートフォンを持っていない高齢者の方でもお使いいただけます。


ニーズに合わせた多彩な解除方法

「Ai.Lock(アイロック)」は、以下のような利用者ニーズの高い解除方法を取り揃えています
 
・カードキー式
・暗証番号式
・顔認証式(※特定機材のみ)
・アプリによるオープンドア操作
・QRコード(訪問者様一時キー)
・Bluetooth機能による手ぶら解錠
 
上記いずれかの方法で解錠が可能です。物理的な鍵を持ち歩かずに済むこともできるので、鍵紛失のリスクが低くなります
また顔認証など最新の解錠方法を搭載しているため、防犯性が極めて高いのもおすすめする大きな理由のひとつです。
 
「Ai.Lock(アイロック)」のお問い合わせはこちらから!
 
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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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