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オートロックで一緒に入ってくる共連れとは?侵入の手口や対策方法を解説



部外者の侵入を防止できるマンションのオートロックですが、その効果は万能ではありません。
とくに、オートロックを解錠した居住者と一緒に入ってくる「共連れ(ともづれ)」という侵入手口には注意が必要です。
 
今回は、部外者がオートロック付きマンションに侵入する手口のひとつである共連れについて、具体的な手口を紹介しながら、対策方法を解説します。
また共連れ以外の侵入方法も紹介するので、手口を把握して防犯に役立ててください。


目次[非表示]

  1. 1.オートロック付きマンションでも侵入される可能性はある
  2. 2.オートロックの不法侵入手口「共連れ」とは?対策方法は?
    1. 2.1.共連れは違法になるのか?
    2. 2.2.共連れの対策方法
  3. 3.オートロック付きマンションでよくある侵入方法は?
    1. 3.1.共連れ・入れ違いで侵入する
    2. 3.2.管理会社や業者を装って侵入する
    3. 3.3.不正な手段で入した合鍵や暗証番号で侵入する
    4. 3.4.エントランス以外の場所から侵入する
  4. 4.安全なマンションにかかせない防犯カメラの効果
    1. 4.1.空き巣や窃盗犯罪の抑止力になる
    2. 4.2.居住者が安心して暮らせる物件につながる
  5. 5.スマートロック・オートロックを導入してセキュリティを強化しよう!
  6. 6.オートロックを選ぶなら、スマートロックタイプの「Ai.Lock(アイロック)」がおすすめ!
  7. 7.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧


オートロック付きマンションでも侵入される可能性はある

オートロック付きマンションは、基本的にマンション内に入れるのはマンションの居住者や管理人などに限定されます。
来訪者がマンション内に入るためには、エントランスのインターホンから目的の部屋番号を呼び出し、居住者にオートロックを解錠してもらう必要があります。
 
このようにオートロック付きマンションは、部外者は勝手にマンションに建ち入れない仕組みになっていることからセキュリティを重視する人に人気の物件です。
 
しかし、オートロック付きマンションであっても部外者の侵入を100%防ぐことはむずかしいです。とくに空き巣などの犯罪者はオートロックがあっても、さまざまな手口で侵入してきます。
 
こういった不正な侵入を防ぐためには、侵入手口を把握し、そのうえで対策をおこなうのがベストな方法です。
また自身で防犯対策をおこなうことも大事なポイントです。オートロックを過信せず、つねに防犯意識を持つことで安心安全な暮らしにつながるのです。


オートロックの不法侵入手口「共連れ」とは?対策方法は?

「共連れ(ともづれ)」とは、オートロック付きマンションなどに不正侵入する手口のひとつです。具体的には、居住者(または来訪者)の後ろで待ち、オートロックが解錠されたタイミングに合わせて居住者と一緒に入ってくるのです。
 
マンションの居住者以外の部外者が、この共連れをおこなった場合、違法になるのでしょうか?また共連れを防ぐための対策方法はあるのでしょうか。


共連れは違法になるのか?

共連れが違法になるかどうかは相手の目的によって異なります。
たとえば、配達目的でマンションに到着した配達員が、オートロックを開いた居住者と一緒に入館した場合は「侵入」とは言いにくいため、違法とされることはないでしょう。
 
ただし、正当な理由を持たずに共連れで入館した場合は違法と捉えられるケースがあります。とくにマンションの管理者などが立ち退きを命じたにもかかわらず、その後も建物内に留まっている場合は建造物侵入罪に問われる可能性が高まるでしょう。
 
いずれにしても、罪を問う場合は証拠が必要です。防犯カメラがあれば、その映像が証拠として、後々役立ちます。また防犯カメラそのものが、共連れの抑止につながるため、エントランスや廊下などに防犯カメラの設置をおすすめします。


共連れの対策方法

共連れによる不正侵入を完全に防ぐことはむずかしいですが、以下のような対策方法で抑止につながる可能性があります。

  • エントランスに知らない人がいた場合、挨拶や声かけをする
  • 解錠する前に、後ろに人がいないか確認する
  • 不審を感じたら解錠せずに一旦外に出て様子をみる

 
また不審な人物に気付いた際は、大家さんや管理会社に連絡しましょう。管理会社側としてもマンションのセキュリティ対策は重要です。場合によってはマンション全体に防犯意識の喚起などの通達がされる可能性もあります


オートロック付きマンションでよくある侵入方法は?

防犯対策をおこなううえで、部外者の侵入経路を把握することは非常に大事なポイントです。ここではオートロック付きマンションでよくある侵入方法を紹介します。


共連れ・入れ違いで侵入する

前述したとおり、共連れはオートロックを解錠した際に一緒に入ってくる侵入手口です。
 
入れ違いとは、マンション内から出る人がオートロックを開いたタイミングに合わせて、出る人と入れ違いで侵入する手口です。

どちらもオートロックが解錠され、ドアが開いた隙にマンション内に侵入する手口なため、マンションに出入りする際に周辺に不審な人がいないか確認することで侵入の抑止につながります


管理会社や業者を装って侵入する

管理会社の社員や業者(配達業者や電気水道関連の点検員など)を装って、適当な部屋番号を押して入居者にオートロックを解錠させて侵入します。
 
作業服を着ているなど、インターホンのモニター越しでは本物かどうかの区別がつかないため、解錠してしまう居住者も多いです。来訪の心当たりがない場合は、オートロックを開ける前に管理会社名や電話番号を訊いたり、身分証を提示してもらったり、本物かどうか確認するとよいでしょう。


不正な手段で入した合鍵や暗証番号で侵入する

入居者が落とした鍵から合鍵を作ったり、盗み見た暗証番号を使ったり、不正な手段で侵入されるケースもあります。
オートロック付きマンションといえども、建物に入ってしまえば通常のマンションと同じです。しかもオートロック付き物件は、オートロックを過信して、住戸玄関の施錠がおろそかになるケースも多いです。
 
とくにゴミ出しや郵便受けの確認などの際に施錠せずに外に出て、そのあいだに空き巣に入られるパターンもあります。
 
すでにオートロックの鍵や暗証番号が部外者に渡った可能性が高いときは、鍵の交換や暗証番号の変更で対応しましょう
また、部外者にオートロックの鍵や暗証番号がわたるのを防止するためには、居住者自身が鍵の取り扱いに気をつけるなど日頃から注意する必要があります。


エントランス以外の場所から侵入する

エントランスのオートロック扉以外にも、建物によっては侵入されやすい場所があるケースがあります。とくに次の場所は注意が必要です。

  • ゴミ置き場、駐輪場・駐車場につながる出入り口(裏口)の管理がずさんな場合
  • 非常階段によじ登る足場(樹木など)がある場合
  • 塀やフェンスなど乗り越えられる高さの場合

 
エントランス以外の場所からの侵入を防ぐためには、防犯カメラを設置したり、侵入できる原因を排除したりするとよいでしょう。


安全なマンションにかかせない防犯カメラの効果

前述したように、オートック付きマンションであっても、不法侵入を完全に防ぐことはむずかしいです。しかし、さまざまな工夫をおこなうことで、空き巣などの侵入を防ぐことにつながります。
 
なかでも必須となるのが防犯カメラの設置です。ここでは防犯カメラを設置することで得られるセキュリティ効果を紹介します。


空き巣や窃盗犯罪の抑止力になる

マンションなどで発生する犯罪といえば空き巣被害がもっとも心配ですが、昨今ではマンションやアパートなどの給湯器が盗まれるという事件も多発しています。
しかし、マンション内の目に付きやすい場所に防犯カメラを設置することで、さまざまな犯罪行為を未然に防ぐことにつながります
 
また万が一マンション内で犯罪行為が発生しても防犯カメラの映像が証拠になります。映像を警察に提出すれば、迅速な解決につながりやすいです。
 
防犯カメラを設置する際は、エントランス、廊下、階段、裏口など、侵入口になりそうな場所や部外者の姿を捉えやすい場所を選び、死角がないように配置しましょう


居住者が安心して暮らせる物件につながる

マンション内に防犯カメラが設置されていることで、犯罪行為の抑止だけでなく、居住者の安心にもつながります。
とくに女性の単身者はセキュリティ設備を重視する傾向が強いです。入居ターゲットに単身女性を含む場合、防犯カメラは必須の設備のひとつと考えられます。
 
また防犯カメラを設置することで、入居者トラブル(共用部での迷惑行為やゴミの不法投棄など)の防止にも役立つでしょう。
 
安心して住むことができない物件は入居者に選ばれません。居住者が安心して暮らせる安全な物件を作るためにも、防犯カメラは欠かせないアイテムのひとつなのです。


スマートロック・オートロックを導入してセキュリティを強化しよう!

繰り返しになりますが、オートロック付きマンションであっても部外者の侵入を完全に防ぐことはむずかしいです。なかでも今回紹介した「共連れ」は、オートロック付き物件に侵入する手口としてよくあるパターンです。
 
オートロックを解錠する際は、うしろに人がいないか確認したり、知らない人がいる場合は声を掛けたりすることで、共連れの抑止につながります。
 
空き巣などの被害に遭わないためには、オートロックを過信せず、つねに防犯意識を持つことが重要なポイントです。
 
自分でできる防犯対策としておすすめなのが「スマートロック」です。
スマートロックのほとんどにオートロック機能が搭載されています。スマートロックを自室の玄関に設置することで鍵のかけ忘れも防止してくれるため、無施錠による空き巣被害を軽減できます。
 
またスマートロックは、鍵の施錠・解錠をスマートフォンでおこないます。ドアに近付くだけで解錠される「ハンズフリー機能」や離れた場所から鍵の状態を家訓したり、施錠・解錠操作ができたり、物理キー(従来の金属製の鍵)にはない、さまざまな機能が利用可能です。
 
またスマートロックは両面テープで簡単に設置できるため、賃貸物件にもおすすめです。
 
オートロック付きマンションにスマートロックをプラスすることでセキュリティを強化できるため、より安全で安心できる生活につながります。


オートロックを選ぶなら、スマートロックタイプの「Ai.Lock(アイロック)」がおすすめ!

画像:『Ai.Lock(アイロック)
 
ここでは、エントランス設置型のオートロックシステム「Ai.Lock(アイロック)」をご紹介します。
 
「Ai.Lock(アイロック)」は、スマートロックタイプの最新 IPインターフォンシステムです。新築・既築のアパートやマンションに導入することはもちろん、ホテルや民泊施設、シェアハウスなど物件の種類を選ばずご利用いただけます。
 
「Ai.Lock(アイロック)」の宅内配線工事不要のプランは設備を簡易にすることで、一般的なエントランス設置型のオートロックシステムよりも少ないコストでご導入を可能にしました。
さらにコストをおさえたい方には、初期工事費用がお得になる、弊社「アイネット」の無料インターネット設備と併せてご導入いただくプランをおすすめいたします。
 
また「Ai.Lock(アイロック)」はスマートロック機能を搭載しています。
スマートフォン解錠をはじめ、多彩な解錠方法をご利用いただけます。またスマートフォンを使って、留守中であっても来訪者対応も可能です。
 
ほかにも、遠隔操作でエントランスドアの解錠をおこなえたり、画像付きでドア解錠ログの確認ができたり、さまざまな機能が多数搭載されているため、防犯効果だけでなく、利便性の向上も期待できるでしょう。
 
所有物件のグレードアップやセキュリティ強化につながり、賃料アップや入居率アップも期待できる「Ai.Lock(アイロック)」。この機会に、ぜひご検討ください。


 
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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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