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屋外LAN配線を業者に依頼する前に知りたい!費用相場とおすすめ方法



「LAN配線」は屋内だけでなく、屋外工事も可能です。
配管のない建物などのフロアをまたいでLAN配線をおこなう場合、無理に室内に配線するよりも、屋外配線にすることで費用が少なくて済むケースもあります。
 
では、屋外LAN配線工事を検討する場合、どのような点に注意をすべきなのでしょうか?
 
今回は屋外LAN配線工事についての基礎知識として、屋外にLANケーブルを配線する方法や注意点について詳しく解説します。
またおすすめの屋外用LANケーブルも紹介しています。ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1.屋外LAN配線の基本を解説
    1. 1.1.LAN配線の屋外・屋内の違い
    2. 1.2.LANケーブルを屋外配線する主なケースとは?
      1. 1.2.1.建物に配管がない(空きがない)
      2. 1.2.2.離れた建物間での配線する
  2. 2.屋外LANケーブルを配線する方法
    1. 2.1.①配線ルートの設計
    2. 2.2.②屋外用のLANケーブルの選定
    3. 2.3.③保護するためのチューブやカバーなどの選定
    4. 2.4.④配線工事の実施
  3. 3.屋外LAN配線の費用相場
  4. 4.屋外LAN配線の注意点
    1. 4.1.配線ルートによって地中や空中への配線を検討する
    2. 4.2.ケーブルの配線距離は100m以内に抑えるのが望ましい
    3. 4.3.大規模な施工はプロの業者に依頼するのがおすすめ
  5. 5.屋外LAN配線の業者選びのポイント
    1. 5.1.実績が豊富で評判の良い工事業者であるか
    2. 5.2.工事前に現地調査(下見)を依頼できるか
    3. 5.3.見積もり内容が明確で丁寧に説明されているか
    4. 5.4.サービス内容や見積もり金額が適正であるか
    5. 5.5.保証やアフターサポートが充実しているか
  6. 6.屋外配線に最適なLANケーブル3選
    1. 6.1.屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル|サンワサプライ
    2. 6.2.Cat6A対応LANケーブル(屋外用)|エレコム
    3. 6.3.ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル (Cat.5e)|日本製線
  7. 7.まとめ
  8. 8.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧


屋外LAN配線の基本を解説

LAN(ラン)は「ローカルエリアネットワーク(Local Area Network)」の略称で、戸建てや集合住宅、オフィスなどを対象に限定されたエリア内で複数のネットワーク機器を接続できるネットワーク設備を言います。
 
「LAN配線」とは、LANを利用しネットワーク機器をインターネット接続する配線のことを指し、各機器を接続するためにLANケーブルを用います。
なおLAN配線は屋外に配線することも可能です。
 
ここでは屋外LAN配線をおこなう主なケースや屋内LAN配線との違いについて解説します。


LAN配線の屋外・屋内の違い

屋外にLAN配線をする場合、屋外専用のLANケーブルを使用します。また設置方法も屋内配線とは異なります。
 
外部ダメージを受けにくい屋内は環境がよいため、通常のLANケーブルを用います。
しかし屋外配線の場合は天候の変化など、さまざまな外部要因を想定したうえで、それらに耐えられるケーブルや設置方法を考えなくてはなりません。
 
たとえば、風雨や直射日光による劣化を防ぐために耐水性や耐UV性に優れた屋外用LANケーブルを使用が必須です。さらに保護チューブを利用します。ケーブルの導入口には防水処理も必要です。
また動物などから物理的なダメージを受けるケースを想定して、配線を覆うカバーなども設置します。
 
このように屋外にLAN配線をおこなう際は、環境による劣化を防ぐために屋外専用のLANケーブルの使用したうえで保護が欠かせないです。


LANケーブルを屋外配線する主なケースとは?

LAN配線を屋外でおこなう主なケースは次のようになります。

  • 建物に配管がない(空きがない)
  • 離れた建物間での配線する

 
それぞれについて詳しく解説します。


建物に配管がない(空きがない)

建物内にケーブルを通す配管(CD管やPF管)がない場合は、工事を簡易化するためにLANケーブルを屋外に配線するケースが多いです。
 
たとえば、建物のフロアをまたいで配線する場合、建物内にケーブルを通す配管がなければケーブルを通すために複数の穴を開けるなど、工事が複雑になり工事費も高くなる可能性があります。
 
また、LANケーブルを床や壁に沿って配線することもできますが、その場合はケーブルが露出するため、外観を損なったり、家具などの配置の際に邪魔になったりします。
 
このように屋内に配管がない場合でも、屋外配線であれば最短ルートで配線ができるため、コストの削減につながります。建物の外観を損なわない方法で屋外配線をおこなうことも可能です。
 
このように無理に屋内配線をするよりも、屋外配線の方が効率的に工事をおこなうことができるのです。


離れた建物間での配線する

離れた建物間でLAN配線をおこなう場合は必然的に屋外配線になりますが、その場合はLANケーブルの長さに注意が必要です。
 
建物間の直線距離がわずかであっても、建物の形状や周辺の状況によっては直線で配線できない場合もあります。そのような時は迂回した配線ルートになるため、LANケーブルの長さが必要になることがあります。
 
そのため、屋外配線をおこなう際は予想される距離よりも長めのケーブルを用意しておく必要があるのです。


屋外LANケーブルを配線する方法

ここではLANケーブルを屋外に配線する方法と手順を解説します。
屋外にLAN配線をおこなうおおまかな流れは、以下の4つのステップにわかれます。

①配線ルートの設計

②屋外用のLANケーブルの選定

③保護するためのチューブやカバーなどの選定

④配線工事の実施

 
各ステップについて詳しく見てみましょう。


①配線ルートの設計

まず、LANケーブルを屋外に出す位置と屋内に引き込む位置を考え、配線ルートの設計をおこないます。
 
設計をおこなうにあたって、ケーブルを出す側と引き込む側の穴などの確認が必要です。
エアコンダクトや通気口など、すでに穴が開いている場合は位置に問題がなければそこを活用します。

既存の穴がない、穴の位置が悪い場合は新たに穴を開ける必要があります。
壁に穴を開けたくない場合は、フラットタイプのLANケーブルを使用して窓やドアの隙間を通すことが可能な場合があります。
 
LANケーブルを屋外に出す位置と引き込む位置が決まったら具体的な配線ルートを設計します。
その際は、できるだけLANケーブルに直射日光があたらないようにルートを考えます。これはLANケーブルの劣化を防ぐために、高温や湿度が高い場所から遠ざける必要があるからです。
 
このようにLANケーブルの保護を含めて、最短で配線できるルートの設計をおこないます。


②屋外用のLANケーブルの選定

配線ルートの設計ができたら、屋外用のLANケーブルを選びます。
 
屋外用のLANケーブルにも複数の種類があるので、配線に適したタイプのLANケーブルを選びましょう。
たとえば、壁に穴を開けずにドアの隙間などからLANケーブルを出す場合は、その隙間に通るようフラットタイプのLANケーブルを選ぶ必要があります。
 
またLANケーブルが長いほど価格は高くなるため、設計した配線ルートから必要な長さを正確に算出することが大事です。
LANケーブルの種類と必要な長さ、性能などから最適なLANケーブルを選びましょう。
 
なお、室内用のLANケーブルと屋外用LANケーブルをつなぐ中継コネクタも必要になるので、忘れずに用意しておきましょう。


③保護するためのチューブやカバーなどの選定

屋外にLAN配線をおこなう場合、LANケーブルを保護するために耐候性のある保護チューブやカバーなどが必要になります。
 
LANケーブルを保護せずそのまま配線すると、破損や汚損、水濡れなどによってLAN接続に悪影響を及ぼすおそれがあるためです。
ケーブルを保護できるコンジットチューブ(コンジットパイプ、コルゲートチューブとも)などを使うと安心です。
 
また、屋外の床や地面を這わせる場合、踏みつけや動物によるダメージによる断線を防ぐために保護カバーを設置しましょう。
 
加えてLANケーブルを通す壁面部に屋外用の防水カバーなどを設置したり、中継コネクタには防水テープを使用したり、LANケーブル以外の部分についても保護することをおすすめします。


④配線工事の実施

設計した配線ルートに沿ってLAN配線工事を実施します。
 
その場所に応じて防水処理をしたり、保護用のチューブやカバーを設置したり、LANケーブルを固定しながら目的の場所まで配線します。
 
配線が終了したら、正常にLAN接続できているか確認し、問題がなければ配線工事は完了となります。


屋外LAN配線の費用相場

屋外LAN配線の工事費用は工事内容や配線現場の環境などによって異なるため、基本的に現地調査にて見積りを依頼することになります。
 
参考程度ではありますが、フロアをまたぐ場合のLAN配線工事は20万円からが相場となります。
 
屋外配線には、耐久性の高い屋外用LANケーブルの使用や保護するための作業が必要です。その分、通常よりも多くの作業員も必要になるでしょう。異常の点から、工事費用は高額になる傾向があります。
 
できるだけ工事費用を抑えたい場合は、複数の工事業者から見積りを取り、内容を比較しながらコスパの良い業者を選ぶとよいでしょう。
見積りを比較する際はいくつかポイントがあります。詳しくは後述する『屋外LAN配線の業者選びのポイント』にて解説します。


屋外LAN配線の注意点

ここではLANケーブルを屋外配線する際の注意点を解説します。主な注意点は、以下の3点があげられます。

  • 配線ルートによって地中や空中への配線を検討する
  • ケーブルの配線距離は100m以内に抑えるのが望ましい
  • 大規模な施工はプロの業者に依頼するのがおすすめ

 
それぞれの注意点について詳しく見てみましょう。


配線ルートによって地中や空中への配線を検討する

LANケーブルを屋外に配線する場合、地面や床に沿わせるケース、地中に埋めるケース、空中を通すケースのいずれかが考えられます。
どの配線ルートが適切であるかは配線現場の環境に寄りますが、配線ルートによっては地中や空中への配線が良いケースもあります。
 
地面や床に沿って配線する場合、人や自転車などが行き来することでLANケーブルの損傷や断線につながったり、ケーブルが引っ掛かり事故につながったりする恐れがあります。
そのためできるだけ人の行き来が少ない場所を選び、加えてかならずカバーなどで保護しなくてはなりません。
 
しかし、そういった場所がない場合は、LANケーブルを地中に埋める「地中埋設配線」がおすすめです。
ケーブルを地中に埋めてしまうため通行の邪魔になることもなく、踏みつけによる破損の心配はありません。特に長距離にわたる配線や外観を重視する場所では地中への配線がよく用いられます
 
ただし、地中に配線する際は湿気や水分を意識した保護が必要です。LANケーブルが直接地中に触れると湿気による劣化しやすくなるため、コンジットチューブなどを使用してLANケーブルを守りましょう。
 
コンジットチューブは湿気に強いだけでなく、物理的なダメージやケーブルが曲がったり、圧力を受けたりしないようにする効果もあります。
また、将来的にLANケーブルの交換が必要になった場合でも、交換作業が簡単におこなえます。
 
地上への配線がむずかしい場合は空中に配線することも可能です。空中であれば、高さに気を付ければ通行の邪魔にはなりません。
 
ただし、空中ではLANケーブルが雨風の影響を受けやすくなるため、配線の距離によってはポールなどを立てて経由させる必要があります。
なお、空中にLAN配線をおこなう場合は、支持線付きの屋外用LANケーブルなどを使用することで、施工が簡単になる場合もあるので検討してみましょう。


ケーブルの配線距離は100m以内に抑えるのが望ましい

一般的に1本のLANケーブルで安定した通信をおこなえる距離の上限は100m程度と言われています。
LAN配線が100mを超える場合、中継HUBを設置してLANケーブルを延長することもできますが中継HUBには電源が必要です。そのため中継HUB用の電源を確保しなくてはなりません。
 
また中継HUBを経由しても、配線距離が100mを超える場合は通信速度が安定しないおそれもあるため注意が必要です。
 
なお、このようにLAN配線の距離が長くなる場合、光ファイバーケーブルを使って配線する方法が検討されるケースもあります。
その場合は導入費用などが変わるため、どちらがより良いか専門業者とよく相談することをおすすめします。


大規模な施工はプロの業者に依頼するのがおすすめ

電気工事とは異なり、LAN配線工事をおこなうには特別な資格などは必要ありません。そのため屋外LAN配線をDIYすることは可能です。
 
しかし壁に穴を開けるのは一見簡単そうに感じますが、壁内にはさまざまな配線がされています。万が一それらの配線を誤って傷つけてしまうと感電するおそれもあるため非常に危険です。
 
また穴を開けた後は防水処理が必要になりますが、処置が不十分な場合はケーブル内部が浸水して破損したり、屋内への雨漏りの原因になってしまったりというリスクも考えられます。
 
さらに屋外での配線は、通行の邪魔にならないような配線が必要です。地中に埋める場合は、ある程度の深さまで穴を掘る必要がありますし、またそれを埋め戻す作業も必要です。
これらの処置が不十分な場合、外観が悪くなったり、通行の際に支障があったり、LAN接続に影響を及ぼすおそれもあるのです。
 
ごく短い距離のLAN配線であればDIYも可能かもしれませんが、LAN配線の距離によっては大掛かりな工事が必要です。その場合は無理をせず、信頼できる業者に工事を依頼することをおすすめします。


屋外LAN配線の業者選びのポイント

ここでは、屋外LAN配線工事業者を選ぶ際のポイントについて解説します。


実績が豊富で評判の良い工事業者であるか

安心して工事を任せるためには、屋外LAN配線工事の実績が豊富な業者を選びましょう。工事実績が多ければ、それだけ多くのノウハウを持っている可能性が高いです。
また口コミなどから評判もチェックしましょう。
 
工事業者によっては自社ホームページに「年間施工件数○○件!」のように、これまでの施工件数を掲載しているケースがあります。そのほかにも顧客の声や満足度のアンケート結果なども掲載している場合もあり、情報収集に最適です。
 
また、外部サイトの口コミ情報なども参考にするとよいでしょう。
暮らしや生活にかかわるサービスを提供する業者を探せる『くらしのマーケット』は、実際にサービスを利用した人のリアルな口コミを参考に業者を探すことが可能です。


工事前に現地調査(下見)を依頼できるか

屋外LAN配線工事は、配線現場の環境などによって工事内容が異なるため、あらかじめ現地調査がおこなわれるのが一般的です。同時に見積もりも出してもらえます。
現地調査は通常無料でおこなわれますが、稀に有料のケースもあるので注意が必要です。
 
なお現地調査を依頼する際は、業者を比較するためにも、1社だけでなく複数の業者に依頼しましょう
複数の業者を比較することで、屋外LAN配線工事への精通度や信頼度を見極めることにつながります。


見積もり内容が明確で丁寧に説明されているか

各業者が出した見積もりを比較しながら、詳細がしっかりと記載されているかどうか内容をしっかりと確認しましょう。
 
チェックすべきポイントは、工事内容や数量・金額が詳細に記載されているかどうかです。一般的な工事関連の見積もりには、使用する部品や機器、作業員などの数量と単価、金額が具体的に記載されます。
 
見積もり内に「屋外LAN配線工事一式:○○万円」や「雑費:○○円」などのように、工事や部品が含まれているのかを判断ができない記載がある場合は注意が必要です。
これでは「屋外LAN配線工事一式」や「雑費」に何が含まれているのか判断ができません。
 
見積もりを確認し、不明瞭な点がある場合は業者に問い合わせて確認しましょう。あらためて確認しておけば、勘違いをすることもなく、後々のトラブルを回避することにもつながります。
 
また、質問に対して丁寧な説明や対応がされるかどうかも、業者を選ぶ際の判断材料にもなるため、不明点は遠慮せずに問い合わせることをおすすめします。


サービス内容や見積もり金額が適正であるか

見積もりの内容だけでなく、金額が適正であるか、また予算内であるか確認しましょう。
 
各業者の見積もりを比較して大まかな相場を確認したら、その相場から大幅に高すぎる・安すぎる場合は注意が必要です。
高すぎる場合は、不要な工事が盛り込まれていたり、高額な部品が使用されていたりする可能性があります。
 
工事費が安いことは依頼者側としては助かりますが、必要な部品が見積もりに記載されておらず、別途料金を請求されるケースもあります。
また工事やサービスの質が低い場合もあります。
たとえば、LANケーブルなどの部品のグレードが低かったり、必要な保護がされていなかったりといった不満足につながるかもしれません。
 
後々のトラブルを防ぐためにも、適切な工事費用と詳細な工事内容を提示している工事業者を選ぶことをおすすめします。


保証やアフターサポートが充実しているか

工事中や工事完了後になんらかのトラブルが起きる可能性はゼロではありません。そのような場合、どういった保証やアフターサービスが受けられるか確認しておくのも重要なポイントです。
具体的には、次の点を確認しておきましょう。

  • 施工中に設備や建物への損傷があった場合の対応
  • 工事後のトラブル対応
  • メンテナンスなどの頻度や内容
  • 別途費用の有無

 
施工中に工事とは関係のない箇所を傷つけた場合はどのような補償がされるのか、不具合が見つかった場合の対応(無償か有償か)、出張費などが別途必要かどうかなど、しっかり確認しましょう。
 
アフターサービスや補償内容が充実している業者を選ぶことで、安心して屋外LAN配線工事を任せることができます。


屋外配線に最適なLANケーブル3選

屋外用LANケーブルにはさまざまな種類があり、性能や特徴などがそれぞれ異なります。ここでは、おすすめの3種類の屋外用LANケーブルについて、それぞれの仕様と価格についてまとめました。

  • 屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル|サンワサプライ
  • Cat6A対応LANケーブル(屋外用)|エレコム
  • ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル (Cat.5e)|日本製線

 
それぞれの屋外用LANケーブルについて紹介します。


屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル|サンワサプライ

画像引用:サンワサプライ『屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル
 
サンワサプライの「屋外用防水カテゴリ6A LANケーブルKB-T6AWP-20BK」は、耐候性と耐水性に優れた二重外被膜構造の屋外用LANケーブルです。
-40℃~80℃に耐えられる温度対応性を持つため屋外の厳しい環境下での使用にも適しています。
 
またカテゴリ6A、10ギガビットイーサーネットにも対応しているため、高速ネットワークにも最適です。
 
ケーブルの直径は7mm、長さは5m・10m・20m・30m・50m・100m・300mの7種類が用意されています。
長さ別の価格(税込)は以下のようになります。(100mと300mにはコネクタが付いておらず、ケーブルのみ)
 
【屋外用防水カテゴリ6A LANケーブルKB-T6AWP-20BK】

  • 5m:3,520円
  • 10m:6,270円
  • 20m:11,990円
  • 30m:17,490円
  • 50m:28,820円
  • 100m(ケーブルのみ):46,200円
  • 300m(ケーブルのみ):132,000円

 
参考:サンワサプライ『屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル


Cat6A対応LANケーブル(屋外用)|エレコム

画像引用:エレコム『Cat6A対応LANケーブル(屋外用)
 
エレコムの「Cat6A対応LANケーブルLD-GPAOS/BK10」は、外部被ふくにポリエチレンシースを使用し二重構造化することで耐候性を向上させた屋外用LANケーブルです。
 
カテゴリ6A 及び10ギガビットイーサーネットに対応、加えて500MHzまでの高周波帯域に対応しているためノイズ干渉に強く、高速で安定したインターネット接続がおこなえます
 
また別売りの「Cat6A対応LANケーブル(すき間用・ツメ折れ防止)」と組み合わせることで、外壁に穴を開けずに屋外LAN配線が可能になります。
 
ケーブルの太さは約6.7mm(ポリエチレンシースを含めない寸法は約5.6mm)、長さは10m・20m・30m・50m・80mの5種類が用意されています。
長さ別の価格(税込)は以下のようになります。
 
【Cat6A対応LANケーブル(屋外用) LD-GPAOS/BK10】

  • 10m:11,132円
  • 20m:17,589円
  • 30m:25,080円
  • 50m:38,797円
  • 80m:62,304円

 
画像引用:エレコム『Cat6A対応LANケーブル(屋外用)


ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル (Cat.5e)|日本製線

画像引用:日本製線『ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル(Cat.5e)
 
日本製線の「ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル(Cat.5e)0.5-4P NSEDT-LAP」は、1Gbps伝送に対応した屋外用LANケーブル(UTP ケーブル)です。
 
環境負荷レベルを3つのクラスに分けたMICE(マイス)電磁的等級(磁界、電界、静電気、電磁的負荷ノイズ)E2に適合しているため、軽度の工業用環境にも布設できる耐環境ノイズ性能を持っています。
 
また、アルミラミネートシースを施しているため耐水・耐候性に優れているのに加え、ドレインワイヤーによって接地することにより雷害保護の効果もあります。
ケーブルの標準仕上外径は、7.8mm、長さは100mと200mの2種類があり、どちらもコネクタはなしでケーブルのみです。
長さ別の価格(税込)は以下のようになります。
 
 
【ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル(Cat.5e)0.5-4P NSEDT-LAP】

  • 100m:16,500円
  • 200m:35,200円

 
画像引用:日本製線『ギガビット伝送対応 屋外用ケーブル(Cat.5e)


まとめ

屋外にLAN配線をする場合、屋外用のLANケーブルを使用したうえでコンジットチューブやカバーなどを用い、悪天候や日照、外部による物理的なダメージから保護することが重要なポイントになります。
 
また配線現場の環境にあわせて、地中や空中に配線をする可能性もあります。その際も適切な保護をおこなうことで、LANケーブルの劣化を防ぎ、快適なインターネット環境の実現につながるでしょう。

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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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