
【マンションのネットが遅い原因はVDSL?】仕組み・確認方法・改善策を徹底解説
マンションでインターネットに接続して動画を見たり、オンラインゲームをプレイしたりしているときに、読み込みが止まってしまったり、接続が切れてしまったりという経験をしたことはありませんか。
実はマンションのインターネット回線がVDSL配線方式の場合、回線が遅くなる可能性が高いのです。
なぜインターネットがVDSL配線方式の場合は回線速度が遅いのでしょうか。
またその場合、対策方法はあるのでしょうか。
今回はVDSL配線方式のマンションでインターネットの速度が遅い理由や、その対策方法について解説します。
また、アイネットが提供する、電話線高速インターネット「メタルfast」も紹介しています。
「インターネット無料は遅い」と感じている大家さんは、ぜひご確認ください。
目次[非表示]
- 1.そもそもVDSL方式とは?なぜ遅いと言われるのか
- 2.自宅がVDSLかどうか確認する方法
- 3.VDSLが原因で遅いと感じるときのよくあるシーン
- 4.VDSL環境で速度を改善するための具体策
- 4.1.Wi-Fiルーターを見直す|5GHz帯・IPv6・IpoE対応の重要性
- 4.2.LANケーブルを確認する
- 4.3.ルーターと電話回線の間にある機器を確認・交換
- 4.4.高速VDSLや光回線への切り替え可否をチェックする
- 5.光回線への変更はできる?管理会社・オーナーへの交渉法
- 6.引っ越し検討中なら確認必須!ネット環境の見抜き方
- 6.1.「ネット無料」=快適ではない理由
- 6.2.「VDSL/光配線対応」の違いをチェックする方法
- 6.3.不動産ポータルで確認すべきネット設備情報
- 6.3.1.インターネット完備(インターネット無料)
- 6.3.2.インターネット対応(インターネット可)
- 6.3.3.インターネットに関する記載がない
- 7.まとめ|VDSLの限界と改善方法を知り、快適なネット環境へ
- 8.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
そもそもVDSL方式とは?なぜ遅いと言われるのか

ここではVDSL方式の仕組みや速度が遅い理由について解説します。
VDSLの仕組み(光回線+電話線)をわかりやすく解説
「VDSL方式」とは、集合住宅向けのインターネット配線方式のひとつで、電話回線を使用します。
VDSL方式の仕組みは、まず最寄りの電柱から建物内の共用部に光ファイバーケーブルを引き込み、共用部から各部屋までの配線に電話回線を使用します。
ようするにVDSL方式は、光回線+電話回線でインターネット接続をおこなっているのです。
VDSL方式の最大のメリットは、ほとんどのマンションやアパートには電話線がすでに配線されているため、あらためての配線工事が不要であることです。
工事が不要なため導入費用の負担が少なくて済むのもメリットと言えるでしょう。
速度が出にくい理由|同時利用・ノイズの影響
配線工事が不要で導入費用も少ないVDSL方式ですが、一方で速度が出にくいというデメリットがあります。
VDSL方式の通信速度は最大100Mbpsですが、使用状況によっては通信速度が遅いため注意が必要です。
特にインターネット接続が集中する時間帯には通信速度が遅くなるケースが多いです。
これは、VDSL方式の配線方式が関係しています。
VDSL方式は、電柱から引き込んだ1本の光ファイバーを電話線を使ってマンション全戸に分配する仕組みです。
ようするにVDSL方式のインターネットは1本の光ファイバーをマンション全体でシェアしているため、マンションの居住者がインターネットを利用する曜日や時間帯によってはネット回線が混雑し、通信速度が遅くなるのです。
また、電話回線にはノイズ対策が施されていないため、周辺にある家電などの電磁波の影響を受けてしまい、通信不良や速度低下を引き起こす場合があります。
もし、電子レンジなどの電磁波を出す家電がモデムやWi-Fiルーターの近くにある場合は、離れた位置に設置すると良いでしょう。
光回線(光配線方式)との違いを簡単に比較
「光配線方式」とは、共有部から各部屋までの配線に光ケーブルを使用する、集合住宅向けの配線方式のひとつです。
光ケーブルは速度が速く、ノイズの影響も受けないため、VDSL方式よりも高速で安定したインターネット接続が可能となります。
なお、光配線方式の通信速度は最大1Gbps~10Gbpsであり、非常に高速な通信がおこなえます。
ただし、光配線方式により施設を前提としていない既存のマンションやアパートも多く、その場合、光配線方式によりインターネット回線の導入はむずかしいです。
その場合は多くのケースでVDSL方式が採用されます。
自宅がVDSLかどうか確認する方法

ここでは、現在住んでいるマンションやアパートで導入されているインターネット回線がVDSL方式であるか確認する方法を紹介します。
管理会社・大家さんに聞く
物件の管理をおこなっている管理会社・管理組合や大家さん・オーナーに確認してみましょう。
賃貸借契約書やマンション規約などにインターネット回線について記載されている場合もあるため、そちらを確認してみるのもよいでしょう。
工事履歴・契約内容から調べる
入居時にインターネット回線を契約した場合は、契約書や開設工事の際に受け取った工事内容に履歴として記載されている場合があります。
記載がない場合は、契約した回線業者に電話で問い合わせてみると良いでしょう。
また、回線事業者のサイト上でインターネットの接続方式を確認することも可能です。
回線業者のサイト内でマンションやアパートの住所を入力するだけで、インターネット回線の配線方式が確認できます。
24時間いつでも検索できるため、思い付いたときすぐに確認でき便利です。
「無料Wi-Fi付き」マンションにVDSLが多い理由
入居者が無料でインターネットを使用できる「無料Wi-Fi付き」のマンションですが、人気のある一方で通信速度の遅いと指摘されるケースもあるようです。
「無料Wi-Fi付き」マンションの通信速度が遅い理由のひとつに、VDSL配線方式を採用していることが挙げられます。
実際、以下のような理由で「無料Wi-Fi付き」マンションの多くがVDSL配線方式でインターネット回線を導入しています。
低コストで導入できる
導入までの期間が短い
築古物件でも導入できる
前述したように、VDSL配線方式では既存の電話線を使用するため、新規で配線工事をおこなう場合と比べて、工事費用の負担が少なく、工事期間も短いです。
また建物の築年数が古い場合、光配線方式によるインターネット接続ができないため、築年数にかかわらず導入できるVDSL方式を採用するケースもあります。
こういった事情もあり、「無料Wi-Fi付き」マンションはVDSL配線方式を選ぶ場合が多いのです。
VDSLが原因で遅いと感じるときのよくあるシーン

ここではVDSL配線方式によくある、「速度が遅い」と感じるシーンをまとめました。
夜だけ極端に遅くなる
Zoomやオンラインゲームが頻繁に途切れる
ページがなかなか開かない
それぞれの状況について解説します。
夜だけ極端に遅くなる|混雑時間帯の影響
前述したように、VDSL配線方式のインターネット回線は1本の光ファイバーをマンション全体で共有しています。
そのためマンションの居住者がインターネットを利用する曜日や時間帯によってはネット回線が混雑し、通信速度が低下しやすくなります。
特に夜間や土・日・祝日など、マンションの居住者が在宅している時間帯はインターネットの利用が多いため、特に速度が遅くなるのです。
Zoomやオンラインゲームが頻繁に途切れる
VDSL配線方式の場合、通信速度が低下して、Zoomを利用している最中やオンラインゲームのプレイ中に頻繁にインターネット接続が切れる場合があります。
ただし、夜間や休日以外の時間帯にZoomやオンラインゲームが頻繁に途切れる場合は、インターネット回線のほかに原因があるケースも考えられます。
Zoomに必要な通信速度の目安は、1対1の場合で600kbps程度、グループでは最大3.8Mbps以上です。
オンラインゲームは、一般的内容のゲームに必要な回線速度の目安は回線速度で下り30Mbps以上、Ping値は50ms以下ですが、競技性の高いオンラインゲームは100Mbps以上、Ping値15ms以下が求められます。
まずは、現在のインターネットの通信速度を確認してみましょう。
通信速度に問題がない場合、ほかの原因で回線が切断されている可能性もあります。
【速度以外で回線が切断される原因】
Wi-Fiルーターの位置が悪い、Wi-Fiルーターの機種が古い
強力な電波を発する家電が近くにある
特に強力な電波を発する家電が近くでインターネットに接続している場合、VDSL配線方式で使用している電話線はノイズの影響を受けやすいため、回線が切断される場合があります。
また、Wi-FiでZoomやオンラインゲームを接続している場合、Wi-Fiルーターの位置が悪く電波が遮断されたり、電波干渉で接続状態が悪くなったりする場合があります。
電波干渉が原因でWi-Fiがつながりにくい場合は、電波干渉が起こりにくい5GHz帯に切り替えてみると良いでしょう。
なお、Wi-Fiルーターの機種が古く劣化している場合も、回線が途切れる可能性があります。Wi-Fiルーター本体の寿命は一般的に4~5年程度であるため、Wi-Fiルーターを長期間交換していない場合は買換えを検討しましょう。
Wi-Fiはつながっているのにページがなかなか開かない
VDSL配線方式のインターネット回線+Wi-Fiルーターで、ページが開くのが遅い場合は回線速度が原因である可能性のほか、Wi-Fiルーターが原因の場合もあります。
Zoomとオンラインゲームの項で述べたように、まず現在のインターネットの通信速度を確認してみましょう。
通信速度に問題がないのに、回線速度が遅い場合は、Wi-Fiルーターを確認してください。
VDSL環境で速度を改善するための具体策

ここでは、「VDSL配線方式のインターネット回線が遅い」場合の対処方法について解説します。
Wi-Fiルーターを見直す|5GHz帯・IPv6・IpoE対応の重要性
インターネットの回線速度が遅くなる原因のひとつとして、使用中のWi-Fiルーターが古い場合が挙げられます。
利用している回線がIPv6・IpoEに対応していてもWi-Fiルーターが古い機種の場合、IPv6・IpoEの恩恵を享受できません。
その場合、Wi-FiルーターをIPv6・IpoE対応してる機種に交換することで回線速度が改善する可能性があります。
また、電波干渉が原因で通信速度が遅くなっている場合は、電波干渉が起こりにくい5GHz帯に切り替えることで電波干渉を受けにくくなります。
なお、回線速度の低下が一時的なものであれば、Wi-Fiルーターやデバイスの不具合が原因かもしれません。
その場合、Wi-Fiルーターやデバイスを再起動することで不具合が解消され、通信速度が改善することがあります。
LANケーブルを確認する
パソコンをLANケーブルで有線接続している場合、使用しているLANケーブルの規格が原因で回線速度が遅くなる場合があります。
LANケーブルには規格(カテゴリ)が印字されているので、VSDL配線方式の最大通信速度100Mbpsに対応している「CAT5」以上であることを確認しましょう。
「CAT5」以下の場合は、対応している規格のLANケーブルに買い替えることで、通信速度が改善します。
またLANケーブルが断線している場合も回線速度が遅くなるため、別のLANケーブルを試してみるとよいでしょう。
ルーターと電話回線の間にある機器を確認・交換
VDSL配線方式のインターネットが遅い場合、VDSLモデム(VDSL宅内装置)も不具合が原因の可能性があります。
VDSLモデム(VDSL宅内装置)とは、電話回線(モジュラージャック)とルーターの間にある機器のことで、インターネット回線を契約した際、回線業者から提供されるのが一般的です。
まず、回線速度が遅い場合はVDSLモデムをリセットしてみましょう。
リセット後も速度が改善しない場合は回線業者に連絡し、必要な場合は新しいものと交換してもらえます。
高速VDSLや光回線への切り替え可否をチェックする
「なにをやっても回線速度が遅い・もっと速い回線にしたい」という場合は、高速VDSLや光回線への切り替えを検討しましょう。
ただし、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、入居者が個人でインターネット回線を引き込む際は、マンションの管理組合や管理会社、賃貸物件の場合は大家さんの許可が必要になります。
なお、管理会社や大家さんの許可がもらえても建物の構造や設備の状態によっては、別のインターネット回線の引き込み工事ができないケースもあるため注意しましょう。
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光回線への変更はできる?管理会社・オーナーへの交渉法

どうしても速度の速いインターネット回線を使用したい場合は、光回線などへの変更を検討することになります。
ただし、前述したように集合住宅の場合は、入居者個人でインターネット回線を引き込む際は、マンションやアパートの管理組合または管理会社、賃貸物件の場合は大家さんの許可が必要です。
ここでは、集合住宅で個人的に光回線を引き込む場合の方法について解説します。
個別契約できるケースとは?
集合住宅であっても、管理組合または管理会社、大家さんの許可を取れば、入居者個人で光回線(戸建てタイプ)を引き込むことは可能です。
ただし、許可をもらえても建物の構造や設備によっては引き込み工事ができないケースもあることを覚えてきましょう。
管理組合・大家と交渉するポイント
個人的に光回線を引き込む場合、まずは管理組合や管理会社、大家さんの許可を取る必要があります。
スムーズに許可される場合もありますが、そうでない場合は交渉が必要になるため、あらかじめ伝える内容をまとめておきましょう。
交渉のポイントは、以下の通りです。
現況のインターネット回線の原状(速度が遅くて困っている)
想定される工事の内容(穴あけなどが必要になる場合がある)
退去時は元通りにする(原状回復を確約する)
必要な費用は入居者が負担する(導入時の工事費用、退去時の撤去費用、原状回復費など)
一番重要なのは、「オーナーや大家さんに金銭的な負担はかからない」ということを理解してもらうことです。
また、交渉する際は専門用語を使わず、平易で分かりやすい言葉で伝えましょう。
マンション全体で回線をアップグレードするには?
マンションの居住者のうち現況のインターネット回線に不満がある人が多い場合は、マンションの管理組合や賃貸物件の管理会社・大家さんに働きかけることで、VDSL配線方式から光配線方式へ変更できる可能性もあります。
ただしこの方法は、入居者が個人で光回線を引き込むよりも難易度が高くなります。
まず、VDSL配線方式から光配線方式へ変更するには、マンション規模での工事が必要になるケースもあり、高額の費用がかかる可能性が高いです。
分譲マンションであればマンション規約に則り、管理組合を経由して総会で提案を出したうえで承認を得る必要があります。
賃貸物件の場合はもう少しシンプルで、大家さんの判断次第です。
大家さんが、後々の賃貸経営にプラスになると判断すれば、光配線方式を導入するケースもあるでしょう。
いずれにしてもマンション全体でインターネット回線をアップグレードするためには、まずは管理組合や管理会社・大家さんに提案することから始めましょう。
引っ越し検討中なら確認必須!ネット環境の見抜き方

ここでは入居するマンションやアパートのインターネット回線が、VDSL方式なのかどうかを見極める方法を紹介します。
「ネット無料」=快適ではない理由
近年、マンションやアパートなどの集合住宅で増えているのが「インターネット無料」の物件です。
「インターネット無料」とは、入居者が無料でインターネットを使える設備で、手続き不要で入居した当日から無料でインターネットを使用できます。
入居者には金銭的負担も手間もかからないため、非常に人気の高い設備のひとつです。
しかしその一方で、「インターネット無料」は、すでに無料のインターネット回線が導入されているため、入居者自身で自由にネット回線の契約ができません。
また、インターネット無料の多くはVDSL配線方式でインターネット回線が導入されているため、インターネット接続が集中する時間帯は通信速度が遅くなってしまいます。
そのため、オンラインゲームやテレワーク、大容量で高画質の動画視聴など、通信速度や安定性を重視するコンテンツを利用する方にとっては、快適なネット環境とは言えないケースも少なくありません。
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「VDSL/光配線対応」の違いをチェックする方法
集合住宅に導入されているインターネット回線が、どの方式で配線されているか知るためには、室内に設置されている「インターネット接続用コンセント」の形状をチェックしましょう。
インターネット接続用コンセントがモジュラージャックの場合、VDSL配線方式のインターネット回線である場合がほとんどです。
インターネット接続用コンセントに「光」「光回線」「光コンセントSC」などの文字が記されていれば、光配線方式である可能性が高いです。
なお、光コンセントは、通常のコンセントと一体化しているタイプと分離しているタイプなど、異なる形状のものがあります。
コンセントだけで判断できない場合は、不動産会社や管理会社に確認しましょう。
希望するインターネット回線のマンションやアパートに入居したい場合は、物件の内見時に確認するとよいでしょう。
不動産ポータルで確認すべきネット設備情報
賃貸物件や分譲マンションを探す際は、SUUMO(スーモ)やホームズなどのポータルサイトを利用する方がほとんどです。
ポータルサイトは、希望する物件の条件を設定するだけで、条件に合致する物件を検索結果として表示されるため、物件を探す手間や時間が大幅に軽減できるのがメリットです。
入居したい物件のインターネットの種類も、ポータルサイトの検索条件として設定することが可能です。
ポータルサイトによってインターネット回線の表記は多少異なりますが、ほとんどの場合は「インターネット完備(インターネット無料)」や「インターネット対応(インターネット可)」のように表示されています。
下記は、マンションやアパートなどの集合住宅に導入されているインターネット回線の種類になります。
インターネット完備(インターネット無料)
入居者が無料で使用できるインターネット回線(またはWi-Fi)です。
各部屋までインターネット回線が配線されているため、回線業者やプロバイダーとの契約は不要することなく入居してすぐにインターネットを利用できる状態です。
Wi-Fiの場合は入居時に教えてもらったパスワードを利用して接続します。
インターネット対応(インターネット可)
インターネット回線が共用部まで引き込まれている状態です。
各部屋でインターネットを使用するためには、入居者自身で回線業者やプロバイダーと契約を結ぶ必要があります。
その場合の費用や月額使用料は、入居者自身で負担します。
インターネットに関する記載がない
建物内にネット回線が導入されていない可能性があります。物件の問い合わせ時に確認するとよいでしょう。
まとめ|VDSLの限界と改善方法を知り、快適なネット環境へ
電話回線を使用して配線をおこなう「VDSL配線方式」のインターネット回線は、1本の光ファイバーケーブルをマンション全戸で共有します。
そのため、インターネット接続が集中しやすい夜間や祝日はネット回線が混雑するため、回線速度が遅くなってしまうのです。
VDSL配線方式のインターネット回線が遅い原因は、回線の混雑以外にも、Wi-FiルーターやLANケーブルなどの周辺機器が古く、規格に合っていないケースもあります。
ただし、VDSL配線方式の通信速度は最大で100Mbpsであり、最新のWi-Fiルーターに交換してもそれ以上速くはなりません。
100Mbps以上の通信速度を求める場合は、配線方式や回線自体を変更する必要がありますが、その場合は高額な工事費が発生する可能性があるため注意が必要です。
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