アパート無料Wi-fiとは?空室対策につながる理由とメリットデメリットを解説
アパート無料Wi-fiとは、アパートに入居した皆様が無料でWi-fiを利用できる設備のことです。
「インターネット無料」は、単身者向け・ファミリー向け賃貸住宅の人気設備ランキングで4年連続1位になるほどの人気です。近年では「無料インターネット」や「無料Wi-fi」を条件として物件探しをする入居希望者も多くなっています。人気の設備を取り入れることで、入居希望者が増え、空室対策に繋がります。
本当に効果のある空室対策をお探し中の大家さんは、ぜひご参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.アパートのWi-fi無料とインターネット無料との違い
- 1.1.インターネット無料の賃貸とは?
- 1.2.インターネットが無料で使える「インターネット完備」物件の特徴
- 1.2.1.入居してすぐにインターネットが利用できる
- 1.2.2.回線契約もプロバイダ契約も不要
- 1.3.インターネット完備物件の注意点
- 1.3.1.時間帯によっては回線速度が遅くなる場合がある
- 1.3.2. 解約時の違約金を確認しておく
- 1.4.インターネット対応・完備(無料)の各サービス内容の比較表
- 2.無料でインターネットが使える理由とは
- 3.アパートのWi-fi無料とインターネット無料との違い
- 4.無料wifi・無料インターネットの費用対効果
- 4.1.設備導入のメリットの検証
- 4.1.1.物件の露出が増える(高い訴求効果)
- 4.1.2.近隣物件との差別化
- 4.1.3.退去防止
- 4.1.4.インターネット無料設備は安価な投資で効果抜群
- 5.無料Wi-Fiの導入は空室対策で有用
- 6.賃貸物件の空室対策としてインターネット無料にした際のメリットデメリット
- 7.インターネットを導入するための基礎知識
- 8.光回線とWiFiとっちが良い?
- 8.1.募集時に「インターネット無料」とするには固定回線が必要
- 8.2.早いのはどっち?
- 8.2.1.有線LAN方式のスピード
- 8.2.2.無線Wi-Fi方式のスピード
- 8.3.価格が安いのは?
- 8.3.1.有線LAN方式の価格
- 8.3.2.無線Wi-Fi方式の価格
- 8.4.手間がかからないのは?
- 8.5.通信の安定性
- 9.アパート/インターネット無料マンションの入居者メリット
- 10.アパート/インターネット無料のアパートの入居ターゲットとなる人
- 10.1.ターゲットになりやすい人
- 10.1.1.すぐにネットを利用したい人
- 10.1.2.インターネットにこだわりがなく、利用できれば良い人
- 10.1.3.お金を節約したい人
- 10.1.4.時間や手間を省きたい人
- 10.2.ターゲットに向いていない人
- 11.アパートに無料Wi-fiを設置する方法3選!工事なしも
- 12.アパートに無料Wi-fiを設置する工事費用
- 13.wifiを導入する際のインターネット業者を選ぶためのポイント
- 13.1.回線の種類
- 13.2.回線の速度
- 13.3.対応している建物構造
- 13.4.費用
- 13.5.サポートの有無
- 14.マンション/アパート無料Wi-fiを設置するならアイネット
- 15.マンション/アパート無料Wi-fiまとめ
- 16.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
- 17.この記事を読んだ方に人気の記事
アパートのWi-fi無料とインターネット無料との違い
Wi-Fi無料とは、入居者が契約などの手続きや料金不要でWi-Fiを使い放題できる設備を指します。ではインターネット無料とはどう違うのでしょうか?
ここでは、インターネット無料の特徴や導入時の注意点を解説します。
インターネット無料の賃貸とは?
インターネット無料の賃貸とは、詳しくは後述しますが、インターネットの回線契約や料金の支払いは大家さんがおこない、入居者が入居後すぐにインターネット接続できる状態になっている賃貸物件を指します。
そのため、インターネット無料のアパートでは、誰でも入居後すぐにLANケーブルを使用すればパソコンやゲーム機などをインターネット接続でき、しかも無料で使い放題できるのです。
インターネットが無料で使える「インターネット完備」物件の特徴
アパートのインターネット無料設備は、「インターネット完備」と表示される場合もありますが、どちらも「入居者がインターネットを無料で使用できる」点は同じです。おもな特徴は以下のようになります。
入居してすぐにインターネットが利用できる
すでに室内にONUが設置されているため、PCをLANケーブルでつなぐだけですぐにインターネットを利用できます。面倒な配線や複雑な設定をする必要もないので、インターネットに詳しくない人でも、入居直後からインターネット接続が可能です。
またルーター機能付きのONUやONUとは別にルーターが設置されている場合は、PCだけでなくスマホやタブレットも無料でWi-Fi接続が可能となり、通信費の節約につながります。
ただしWi-Fi無料ではないので自分でWi-Fiルーターを用意しなくてはならない場合もあります。入居前に確認しておくとよいでしょう。
回線契約もプロバイダ契約も不要
通常のインターネット設備であれば、部屋までインターネット回線が通じていても、インターネットを使用するためには、回線契約やプロバイダ契約が必要な場合があります。
しかし、インターネット完備(無料)では、回線・プロバイダともに契約がすでに完了しているため、入居者はいずれの契約もする必要がありません。
インターネット完備物件の注意点
空室対策が期待できるインターネット完備物件ですが、導入に関しては次のような注意点もあります。
時間帯によっては回線速度が遅くなる場合がある
インターネット完備物件の多くは、光回線をマンション全体で共有する「マンションプラン」で契約しています。そのため、平日の夜間や休日など多くの人がインターネットを利用する時間帯は回線が混み合うため、回線速度が遅くなる可能性があります。
あまりにも回線速度が遅い場合は、クレームが発生する原因になるため注意が必要です。
「インターネット完備(無料)」を期待した入居者をがっかりさせないためにも無料のインターネット回線を選ぶ際は、物件の規模にあった回線プランを提案してくれる回線業者を選ぶとよいでしょう。
解約時の違約金を確認しておく
インターネット無料は、契約期間中に解約した場合は違約金が発生する可能性があります。空室対策としてインターネット無料を導入したが、費用対効果があわなかったなどの理由で契約期間中に解約することも考えられます。
そういった事態に備えて、途中解約した場合にどの程度の違約金が発生するのか確認しておくとよいでしょう。
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インターネット対応・完備(無料)の各サービス内容の比較表
物件タイプ |
内容・費用負担 |
インターネット対応 |
・建物の共用部までインターネット回線引き込みが完了している *費用負担:大家さん ・入居者自身でプロバイダ契約・部屋までの分配工事の手配をおこなう *費用負担:入居者 |
インターネット完備
(無料)
|
・物件の各部屋までインターネット回線が引き込まれており、プロパイダ契約も完了済みなので入居者は入居後すぐにインターネット接続が可能 *費用負担:大家さん(入居者の費用負担はなし) |
無料でインターネットが使える理由とは
インターネット無料の仕組みは、アパ―トの大家さんがアパート物件一棟すべての部屋のインターネットを一括で契約し、その使用料を支払っているためです。
そのため入居者は、契約不要・インターネット料金無料でインターネットの利用が可能なのです。
大家さんにとって月々のコストはかかりますが、インターネット無料設備は、空室対策として期待できるのはもちろん、既存の入居者の満足度を上げることで退去防止にもつながります。
通常、入居者が個人でインターネットサービスに契約すると、約5,000円程度の月額使用料が発生します。それに加えてスマホや電話など、個人で契約すると通信費だけで毎月大きな出費になります。
そのような中で自宅のインターネット代が無料になる賃貸物件は、入居者にとっては非常にお得に感じるため、インターネット無料設備のある賃貸アパートが選ばれる大きな理由となるのです。
アパートのWi-fi無料とインターネット無料との違い
インターネット無料とは、大家さんがインターネットの回線を引き、初期費用や月額利用料を負担することで、入居者が無料でインターネットを使用できる設備のことです。
しかし「インターネットの回線」を引くだけでは、インターネットを利用することはできません。インターネットを利用するには、無線LANの電波を飛ばすためのWi-fiルーターが必要です。
Wi-fiルーターが、スマートフォンやPCと接続することでインターネット利用が可能になります。
インターネット無料物件の場合は、自分でWi-fiルーターを準備しなければなりません。
しかし、Wi-fi無料物件の場合は、既にWi-fiルーターが部屋に設置されているので、すぐにインターネットに接続できる環境になっています。
コロナ禍で在宅が増え、スマホやタブレットで映画やドラマ、動画などを見る機会が多くなってきています。Wi-fi無料物件やインターネット無料物件はとても魅力的な物件だと言えます。
無料wifi・無料インターネットの費用対効果
設備導入のメリットの検証
所有物件に無料インターネットを導入することでさまざまなメリットがあります。
入居者様には、毎月かかるインターネット利用料金が無料になるというメリットがあり、オーナー様にとっても入居率があがり入居者満足度も向上するというメリットがあります。
そのほかのメリットは、以下でご紹介します。
物件の露出が増える(高い訴求効果)
入居希望者が賃貸を探すとき、インターネットで「無料インターネット」を条件として検索する場合、検索表示に出てきます。表示回数が増え、多くの人の目に触れることになります。
近隣物件との差別化
近隣に賃料や間取りが似た物件がある場合、差別化をはかることができます。
賃料も間取りも似ているのなら、無料インターネットがついている物件のほうが有利です。
退去防止
無料インターネット導入は退去防止にもなります。無料インターネット未導入物件へ引っ越す場合、月5,000円程のインターネット利用料金を個人で支払わなければならなくなるため、入居者様は退去をためらいます。
インターネット無料設備は安価な投資で効果抜群
時間や費用がかかるリフォームやリノベーション、ホームセキュリティなどと比較すると、安価で時間もかからずに導入することができます。
数ある空室対策の中でも、手軽に導入することができるものがインターネット無料設備です。
中でも「アイネット」は安価に高品質なインターネットを提供してくれるのでオススメです!
無料Wi-Fiの導入は空室対策で有用
賃貸アパートやマンションの空室対策の一つとして、インターネット無料の設備があります。全国賃貸住宅新聞によると「この設備がなければ入居が決まらない設備ランキング」でファミリー向け、単身者向け物件共に無料インターネットが4年連続の1位を獲得しています。
参考:全国賃貸新聞 2020 人気設備ランキング発表
単身社者向け物件では、1位常連のインターネット無料ですが、スマートフォンの普及により、子供のWi-fi利用増加で、近年ではファミリー向け物件にも人気の設備となっています。
総務省の平成27年通信利用動向調査によると、20代から40代のいる世帯でのスマートフォン保有率は92.9%、家の中でのスマートフォンでのWi-Fi利用率は78.9%にも上っており、今日では家の中でのインターネット設備の重要性が非常に高まってきていることがわかります。
今後さらに無料Wi-fi導入物件は増えると予測されます。
13歳から59歳のインターネット利用率は90%を超えており、特に、10代、20代はテレビ視聴とほぼ同じ時間をインターネット利用時間に費やしています。インターネット利用は若い世代以外にも、60~79歳のインターネット利用率も上昇しています。スマートフォンを持つ年代が増え、全ての世代でインターネット利用が当たり前になっています。
全世代でインターネット無料の需要が高まっていますので、無料Wi-fiの導入は賃貸経営では必須の設備となっており、有効な空室対策と言えます。
参考:総務省 報道資料 平成 27 年通信利用動向調査の結果
まずは見積もり相談から
賃貸物件の空室対策としてインターネット無料にした際のメリットデメリット
メリット
空室対策としてインターネット無料を導入した際のメリットは2つあります。
- 賃料を下げずに物件の価値が上がる
周辺に間取りと賃料が似た物件があっても、インターネット無料が導入されていることで賃料を下げ時に物件の価値をあげることができます。
入居希望者も、同じ賃料ならインターネット無料が導入されている物件を選びます。
- 退去率が下がる
インターネット無料はとても魅力的な設備です。退去してインターネット無料未導入物件へ引っ越すメリットがないため、引っ越しを考える人も少ないです。
インターネット無料が導入されていれば、入居者様も長く住んでくれる可能性が高いため、インターネット無料導入をおすすめします。
デメリット
- 設置費用がかかる
インターネット無料を導入するには、設置費用がかかります。
有線の場合は約30万円、無線の場合は約20万円ほどかかります。
毎月の利用料として、約7000円ほど発生します。
物件の規模や、インターネット無料サービス会社により費用は異なるため、直接問い合わせることをおすすめします。
インターネットを導入するための基礎知識
インターネット無料を導入する際、まず初めに工事費用(初期費用)がかかります。その後、月額利用料として各戸の利用料金が請求されます。例えば、10部屋あるアパートで月額15,000円のインターネットを利用している場合は、1戸月額1,500円を大家さんが負担します。
インターネット回線の種類は2種類あります。有線と無線です。
有線とは、建物に引き込まれた回線を各戸に有線のLANケーブルで引き込みます。各戸にlANケーブルの差し込み口が設置されているため、そこにLANケーブルを差し込むとインターネットが利用できます。工事は必須です。
無線とは、建物に引き込んだ回線をWi-Fiルーターに繋げ、Wi-Fiルーターから各戸へ電波を届けます。各戸の工事が必要ないため、すぐに導入することができます。しかし、Wi-Fiという性質上、回線が不安定になったり、速度が遅かったりする場合があります。
光回線とWiFiとっちが良い?
募集時に「インターネット無料」とするには固定回線が必要
入居募集の案内に「インターネット無料」と記載するには、固定回線を引く必要があります。主な回線の種類は、光回線(有線LAN方式)とWi-Fi(無線Wi-Fi方式)があります。
有線LAN方式
アパートまで引き込まれた回線を、各戸へLANケーブルを使って引き込む方式です。各戸までLANケーブルが引き込まれているため、安定した通信速度を保つことが可能です。
LANケーブルを、部屋内にある差し込む口へ差し込むとインターネットが利用できるようになります。
無線Wi-Fi方式
アパートまで引き込まれた回線を、Wi-Fiルーターを通して、各戸へ無線で電波を届ける方式です。部屋の位置などによっては、電波が不安定な場合もあります
工事が不要なため、すぐにインターネット無料を導入したい方にはおすすめです。
しかし、この無線Wi-Fi方式は木造にしか使用できません。
早いのはどっち?
有線LAN方式のスピード
有線LAN方式の場合、回線速度は1Gbpsを提供している業者が多いです。
NTT東日本は、1戸ごとに1Gbpsを提供していますが、ほかのインターネット回線提供会社であると、住戸全体に対して1Gbpsを提供しています。
無線Wi-Fi方式のスピード
無線Wi-Fi方式は、有線LAN方式と比較すると速度は若干遅くなります。
最高画質のYOUTUBE動画を見るために必要な回線速度は3Mbpsとなっており、無線Wi-Fi方式の速度は866Mbpsであるため、問題なく最高画質でYouTubeを見るとができます。
価格が安いのは?
有線LAN方式の価格
インターネット回線提供会社により異なりますが、NTT東日本は初期費用約16万円、月額利用料金が3万円となっております。
ほかの会社だと、初期費用は約30~40万円、月額費用は約1万円ほどです。
無線Wi-Fi方式の価格
無線Wi-Fi方式もインターネット回線提供会社により異なりますが、例えばバッファローですと初期費用は約38万円、月額費用は約1万円です。
手間がかからないのは?
手間がかからずにすぐに導入できるのは、無線Wi-Fi方式です。工事が必要になると、入居者様の予定の確認や日程調整をおこなわなければならないため手間がかかりますが、無線Wi-Fiは各部屋の公費が不要なため手間がかかりません。
アパートまで光回線を引く工事に約1か月ほどかかり、その後無線Wi-Fiルーターを取り付ける作業に1日かかります。
通信の安定性
通信の安定性を求めるなら、有線LAN方式がおすすめです。
無線Wi-Fi方式の場合、無線ルーターがある場所から遠い部屋であると、電波が悪く通信速度が不安定になる可能性があります。また、外部の環境にも影響されやすいため、急に通信不安定になる場合もあります。
有線LAN方式は、各部屋にLANケーブルが差し込まれているため、通信不安定になる心配はありません。
アパート/インターネット無料マンションの入居者メリット
インターネット無料の賃貸アパート、マンションは、大家さんがインターネット回線を契約します。
大家さんが初期費用や月額利用料、工事費を支払うため、入居者は無料でインターネットを利用できます。
通常、入居者が個人でインターネットを導入すると、月額5,000円~6,000円に加え、工事費用がかかります。
更に、面倒な手続きが発生し、導入までに2週間~1か月程かかります。
しかし、インターネット無料物件に入居すると、既にインターネット環境が整っていますので、入居後すぐにインターネットを利用できます。
ただし、Wi-fiルーターが設置されていない場合もありますので、その場合は、個人でWi-fiルーターを準備する必要があります。
個人でインターネットを導入すると、解約時に違約金が発生する場合があります。
しかし、インターネット無料マンションでは、退去時に違約金が発生することはないため、違約金の心配をせずに引っ越しすることが可能です。ただし、物件によっては、1年以内に退去する場合、違約金が発生する場合もありますので、注意しましょう。
個人でインターネットを導入する場合は月々の固定費がかかりますが、インターネット無料物件に入居すると、月々5,000円~6,000円の固定費がかからないので、とてもお得です。
入居後、すぐにインターネットが利用でき、月々の固定費もかからないため節約にもなるので、とても魅力的な設備だと言えます。
アパート/インターネット無料のアパートの入居ターゲットとなる人
インターネットが無料で利用できることは入居者にとって大きなメリットのひとつですが、万人におすすめできるとはかぎりません。
ここではインターネット無料のアパートのターゲットになりやすい人・なりにくい人について解説します。
ターゲットになりやすい人
インターネット無料のアパートのターゲットになりやすいのは以下のような人です。
すぐにネットを利用したい人
インターネット対応物件の場合、入居後にインターネットを使うためには工事をおこなう必要があり、時間がかかります。その点、インターネット無料の物件は入居してすぐにインターネット接続が可能です。
インターネットにこだわりがなく、利用できれば良い人
インターネット無料のアパートの場合、導入されているインターネット回線を使用します。入居者自身で好きな回線を選べないため、回線にこだわらず「インターネットがつながればいい」という人におすすめです。
お金を節約したい人
通常、個人でインターネットを利用するには工事費用のほか、月々5,000円~7,000円程度の料金が必要です。しかしインターネット無料物件の場合、それら費用はかからないため、年間で6万円以上の節約につながります。
時間や手間を省きたい人
個人でインターネットを利用する場合は、プロバイダを選び、工事の日程を決め、工事の立ち合いを経てようやくインターネットが使えるようになります。こういった手間や時間をかけたくない人には、入居するだけでインターネット接続ができるインターネット無料物件がぴったりです。
ターゲットに向いていない人
インターネット無料のアパートのターゲットになりにくいのは、「インターネットの速度や品質を重視する人」です。
インターネット無料のアパートは、ひとつの回線をアパート全体で共有するケースが多いです。そのため同じアパート内でインターネット接続する人が集中すると回線に負荷がかかり、速度が遅くなる場合があります。
そのため、オンラインゲームや重要なオンラインミーティングをおこなう回線速度や品質を重視する人は、インターネット無料物件のターゲットには向かないと考えられます。
アパートに無料Wi-fiを設置する方法3選!工事なしも
アパートやマンションに無料Wi-fiを設置する方法は3つあります。
ここでは設置方法についてご紹介します。
・共用部設置型Wi-fi
共用部設置型は、無線Wi-Fi機器をマンション共用部(エントランス・集会室等)へ設置し、各部屋へWi-fiを飛ばします。
入居者はアパートやマンション内のどこでもWi-fiを利用することが可能です。
各部屋への工事は不要で、共用部の工事のみですので、工事も最短で終わります。
・埋め込み型Wi-fi
埋め込み型は、各部屋の壁に無線ルーターが埋め込まれていますので、アパートやマンションに引いてあるインターネット回線を、各部屋に埋め込まれているWi-fiルーターで飛ばす方法です。
ルーターに記載されているSSID、KEYをご利用になりたいスマホやタブレット、パソコンなどに設定していただければ、インターネットが利用可能です。
・置き型Wi-fi
置き型の場合は、アパートやマンションに引いたインターネット回線を、各部屋の置き型Wi-fiルーターで飛ばします。
工事が不要で、Wi-fiルーターをコンセントに挿すだけでWi-fiに繋がり、すぐにインターネットが利用できます。Wi-fiルーター自体の複雑な設定もいらないので、入居者も簡単にWi-fiに接続できます。
LANケーブルやモデムも必要ないため、配線もスッキリしていますので、インテリアの邪魔をすることもありません。
アパートに無料Wi-fiを設置する工事費用
工事費用は設置する方法によって異なります。
また、アパートやマンションの戸数や構造によっても変わってきます。
無料Wi-fiの業者によっても、費用には大きく差が出てきます。
ここでは、木造2階建・10戸のアパートの場合の設置費用をご紹介します。
初期費用 |
月額費用 |
|
共用部設置型Wi-fi |
約3万円~40万円 |
約1~3万円 |
埋め込み型Wi-fi |
約3~40万円 |
約1~3万円 |
置き型Wi-fi |
約5~10万円 |
なし |
・共用部設置型Wi-fi
初期費用 約3万円~40万円
月額費用 約1~3万円
各部屋の工事は不要で、共用部の工事のみなので、工事も短期間で終わります。
比較的安く、早くWi-fiを導入したい大家さんにおすすめです。
・埋め込み型Wi-fi
初期費用 約3~40万円
月額費用 約1~3万円
壁に埋め込むタイプなので、工事の手間や工事費用は他の設置方法よりも高くなります。
各部屋にWi-fiルーターを設置するので、電波が良く、インターネットの接続も安定しています。
良質なインターネット環境を提供し、見た目もすっきりさせたい大家さんにおすすめです。
・置き型Wi-fi
初期費用 約5~10万円
月額費用 なし
置き型Wi-fiは、Wi-fiルーターを購入する費用のみかかります。
Wi-fiルーターは、1つ約5,000円前後です。別途月額費用は発生しません。
工事は不要なので、工事費用がかかりません。
埋め込み型と同じく、各部屋にWi-fiルーターを設置するので、電波が良く、インターネットの接続も安定しています。
工事の手間と費用がかからずに、安定したインターネット環境を整えたい大家さんにおすすめです。
まずは気軽に業者に相談して見ましょう>>お問い合わせ
wifiを導入する際のインターネット業者を選ぶためのポイント
回線の種類
所有物件にインターネット回線を引く場合にまずは回線の種類を決めます。
回線には、有線と無線の2種類があります。
有線は、アパートに引き込まれた回線を各戸に引き込む方式です。無線は、アパートに引き込んだ回線を無線ルーターを通してWi-Fiの電波を各戸へ届ける方式です。
どちらもメリット、デメリットがあるため、業者とよく相談してから決めましょう。
回線の速度
各戸へ独立した回線を引き込む方法が、一番速度が安定し、早いです。最大概ね1Gbpsという速度は、ネット回線の速度・安定さを求める入居者様に喜ばれる速度です。
共有部へ回線を引き込み、その回線を各戸で共有する方法だと、通信速度は少し落ちます。
対応している建物構造
回線の種類によっては、対応していない建物構造もあり、必ずしも希望の回線を入れることができるとは限りません。
無線方式は、Wi-Fiの電波を共有部から各戸へ届ける方法のため、木造以外の構造の場合は、電波が各戸へ届かない可能性が高いです。
業者へ見積もり依頼する際に、所有物件は対応しているか確認しましょう。
費用
初期費用や月額費用は、依頼する業者により異なります。基本的に、1つの回線を各戸で共有するタイプよりも各戸に独立した回線を引くほうが費用は高くなります。
サポートの有無
サポート体制も業者により異なります。
24時間365日対応している会社もあります。また、インターネット無料を導入後3か月以内に入居者様が集まらずに解約した場合、初期費用全額返金サービスを実施している会社もあります。
いつ、どのタイミングでトラブルが起きるかわからないため、24時間365日対応のサポート体制だと安心です。
インターネット無料導入後のサポート体制も重要となるため、事前に依頼する会社へ確認してみましょう。
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しかし、無料Wi-fi導入物件に入居すると、その手間が省け、入居してすぐにインターネットが利用できます。
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