日本初の定額制マンション修繕サービス「メンパク」が大家に支持される理由とは!?
今回インタビューさせていただいたのは、大家の皆様にとって悩みのタネである大規模修繕を定額で提供する「メンパク」を日本で初めてスタートさせた株式会社メンパクパートナーズ様です。
導入戸数4000戸以上、サービス継続率は驚異の98.6%と圧倒的に大家の方々から支持されるサービスはどのように始まり、なぜここまで支持されているのかを、同社代表取締役である怒田様と営業部森下様に伺いました。
このような方にオススメのインタビューです!
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「手元資金を残しながら賃貸不動産経営をしたい」
「修繕コストをできる限り抑えたい」
「物件売却時の価値を最大化したい」
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それでは早速、「株式会社メンパクパートナーズ様」へのインタビュースタート!!
怒田様と森下様
Q1. まず初めに、メンパクのサービス概要について簡単に教えていただけますか?
メンパクは手元資金を残すために不動産オーナーが考案した日本初の定額制修繕サービスです。
毎月定額で外壁補修や塗装、防水等の修繕工事とその後のメンテナンスを15年間継続して行います。
修繕のための大きな支出を分散化、固定化、経費化することで、手元資金を残しながら不動産経営をすることが可能です。また、これまで中~長期間物件を維持するためにかかっていた、修繕+メンテナンス費用の低コスト化を実現します。今まで修繕後のメンテナンスを積極的にできなかった方でも導入しやすく、建物の美観と機能性を良好に保つことが可能です。
Q2. お客様に選ばれる理由はなんだと思いますか?
メンパクのメリットは大きく3つあると考えています。
①つ目は定額制サービスのためコストを最小限にできることです。
これまで、大規模修繕を実施するための費用は金融機関から借入を行うか、あらかじめ修繕費用を積み立てておく方法しかありませんでした。
しかしこの方法はどちらも税引後の利益を修繕費用に当てなければならないため、借り入れの金利や税金を考えると、修繕費用よりも実際に大家様が支払う金銭負担が大きくなってしまうという問題がありました。
メンパクでは毎月決まった金額をお支払いしていただくため、大家様は全額経費として計上することが可能です。そのため、修繕費用以外の余計な負担がなく、これまでの方法よりもコストを下げて躯体修繕することができます。
②つ目は不動産経営を安定させることができることです。
メンパクでは最初にご提示したお見積もりから、ご契約の15年間は一切追加費用をいただきません。
物件によっては漏水やクラック等の影響で、昨年修繕した箇所を今年も修繕しなければならなくなったりすることがあります。その際、通常であれば別途追加費用が発生する場合が多く、想像よりも費用がかさんでしまったというケースはよく聞きます。
ただしメンパクの場合ですと、弊社が施工した箇所であれば毎月のお支払金額のみで何度でも修繕することが可能です。
弊社では、そういった追加の修繕は事前に見抜けなかった施工側の責任だと認識しております。ですので、大家様は突然の出費のご心配がなく安心して不動産経営に集中していただけるかと思います。
③つ目は売りやすく、買いやすい物件になることです。
近年築古物件が増えるに従って、物件価値を判断するにあたり修繕履歴の重要性が高まってきています。
メンパクでは15年間の修繕計画を作成し、書類も弊社にて全て保管をするため「いつ」「どのくらいの費用がかかるのか」がいつでも把握できるようになっています。
そのため、メンパクを導入した物件は今後の利回りの計算が立てやすく、買う側にとっても、売る側にとっても不明瞭なリスクを減らした状態を作ることが可能になっています。
Q3. 日本初のサービスである「メンパク」はどうやってスタートしたんですか?
メンパクは福岡県北九州市の1人の大家様の要望からスタートしました。
もともと、その大家様は物件を複数所有していたのですが、それぞれに発生する大規模修繕費用を一括でお支払いすることが難しい状況でした。
そんな時、大家様からあるご提案があったのがはじまりでした。
伺ってみると、「月々決まった金額を支払うから、複数物件の修繕管理をできないか」という内容のものでした。修繕業界ではどの物件でも工期という”期限”に沿ってスケジュールを立てていくことが一般的です。
その常識を無くし、スケジュールに柔軟性を持たせることで、必要な修繕を必要なタイミングで実施することが可能になりました。ここから、毎月定額のお支払いで修繕+メンテナンスという今のメンパクサービスの原型が作られました。
正直、初めは施工会社側にとって負荷が大きいように感じたやり方でした。
しかし、一定期間を過ぎてからは繁忙期や閑散期に関係なく安定した売上がたつ仕組みが施工会社側にとってもメリットがあることが分かりました。
「これはビジネスになるかもしれない」
そのように考えた当時の防水工事や塗装の会社数社が共同出資で会社を作り、定額修繕サービスを事業化したのが「メンパク」というサービスで、2012年に株式会社OWNERSCLUBが運営会社として設立されました。
そこから、6年後「メンパク」という素晴らしいサービスを我々が知り、全国展開したいと思い、全国のオーナーや業務提携を締結すべく設立したのが、株式会社メンパクパートナーズとなりました。
1人の大家様のご要望に巻き込まれて、どうにか事業として成り立つような形にしたらメンパク事業ができていたので、初めは誰も事業化するとは思ってなかったと思います。笑
Q4. 事業化してみて他の大家の方々の反応はどうでしたか?
サービス開始から地元の福岡県では徐々に広がり、100棟ほどには導入していただけるようになっていました。
定額制の修繕サービスは弊社しか扱っておらず、なおかつ大家様が嫌がる大規模修繕に伴う出費を毎月定額化できるので絶対に契約は取れると思っていました。
しかし、サービス拡大のため東京・大阪にも営業エリアを拡大したところ初めは全く受け入れてもらえませんでした。
理由は「エリアでの実績」がなかったことです。
福岡では広がりつつありましたが、別エリアの大家の皆様にとっては自らの所有物件のある地域での導入事例がないことが不安要素として大きかったようでした。
ただ、サービス内容には自信がありましたし、東京・大阪はサービスを全国規模にするための主戦場と位置付けていたので、地道に営業活動を継続していきました。
大家様と既に接点をお持ちの企業様と事業提携を進め、提案の仕方を変えるようになってからは少しずつ導入いただける方が増え、結果として現在では4000戸以上の物件に導入いただき、サービス開始からの継続率も98.6%と非常に高い水準を保つことができています。
Q5. なぜこれまでこのような大規模修繕サービスがなかったのか?
まず一つ目に大規模修繕の定説として、基本的には12〜15年に一度修繕をするのが当たり前になっていたことが理由だと感じています。
12〜15年に一度の修繕ではまだ修繕が不要な部分も同時に作業されてしまったり、もっと高頻度で修繕した方が良い箇所がカバーされないなど大家様にとって最適なサービスになっているとは言えない状況です。
二つ目に、定額制にすることで発生する事業主側のリスクが挙げられます。
通常であればまとまった売上が一度に入ってくるサービスをあえて定額制にしているため、決して初めから利益が出るビジネスモデルではありません。
ただ、メンパクは福岡県の施工会社数社が共同で立ち上げた会社だったため、それぞれ軸となる事業を持っておりました。そのため、初期の段階でメンパク事業単体に収益を求めることなく、中長期の目線で事業を続けてこられたことが大きいと感じます。
現在では導入物件も増えており、定期で修繕するための人員確保や教育、また15年の修繕計画立案など、他社が真似しようと思ってもすぐには真似できない強固な仕組みができていると感じます。
Q6. 今後予定している新しい取り組みや施策などありますか?
今後は、サービス提供可能な物件種類をより増やしていきたいと考えています。
現在は鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄骨造(S造)の賃貸マンションのみを対象にサービス提供をしています。
ただ、地方に行けば数多くの木造物件があり、メンパクがお力添えできる大家様が数多くいらっしゃると感じています。そのため、木造及び軽量鉄骨造など、まだ手の届いていない方々へメンパクを届けられるよう準備を進めていく予定です。
加えて、時間はかかるかもしれませんが、分譲マンションにもメンパクを導入いただけるよう現場の方々のご意見をお伺いしながらご提案を継続していきたいと思います。
株式会社メンパクパートナーズの会社概要(メンパクサービス販促企業)
会社名 |
株式会社メンパクパートナーズ |
本社所在地 |
大阪府大阪市北区堂島浜2-2-28 |
取締役社長 |
怒田 裕也 |
会社HP |
株式会社OWNERS CLUBの会社概要(メンパクサービス運営企業)
最後に
今回は、日本初の定額修繕サービス「メンパク」を運営する株式会社メンパクパートナーズ 取締役社長の怒田様と営業部森下様にインタビューさせていただきました。
「なぜ今までなかったのだろう」と強く疑問に思うほど、大家の方々の悩みに寄り添ったサービスで、もっと沢山の方に知って欲しいなとインタビューしながら率直に感じました。
賃貸不動産経営には、どうしても予測不可能なリスクが伴うため、できる限り突発的な出費のリスクを減らす行動を早い段階で行うことが、安定した賃貸経営に繋がるのではないでしょうか。
今期も更なる成長を目指してサービスクオリティの向上を行っていくようですので、大規模修繕をお考えの方や、今後の資金リスクを減らしておきたい大家の皆様はぜひ一度問い合わせてみてください!
株式会社メンパクパートナーズの怒田様、森下様、この度はお忙しい中でインタビューのお時間いただき誠にありがとうございました!