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名古屋市のアパート経営に強いおすすめ会社10選!選びかたや名古屋の特徴も学んで投資の失敗を防ごう


「名古屋市が大都市なのはわかっているけれども、実際にアパート経営をはじめても大丈夫なのだろうか」 もしかしたらあなたは、名古屋市でのアパート経営に対して、少々不安を感じていらっしゃるかもしれません。


首都圏と近畿圏にはさまれて、今ひとつ影が薄いイメージを名古屋市に持っていた「あぱたい」ですが、今回あらためて名古屋市の賃貸市場についてじっくりと調べてみました。


すると、リニア開通などのさまざまな要因で、これからますます名古屋市の賃貸市場が拡大していく未来を感じることができたのです。


当記事では「あぱたい」がリサーチした、名古屋市におけるアパート経営の全貌を、


前半:名古屋市のおすすめ建築会社を10社紹介

後半:名古屋市の賃貸市場やエリア戦略などについて


にわけて詳しく解説していきます。 


目次[非表示]

  1. 1.名古屋市のアパート経営に強い会社10選
    1. 1.1.大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選
      1. 1.1.1.1.株式会社シノケンプロデュース
      2. 1.1.2.2.積水ハウス株式会社
      3. 1.1.3.3. 株式会社TATERU
      4. 1.1.4.4.東建コーポレーション株式会社
      5. 1.1.5.5.旭化成ホームズ株式会社
    2. 1.2.地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選
      1. 1.2.1.1.東新住建
      2. 1.2.2.2.株式会社RIAパートナーズ
      3. 1.2.3.3. フィリックス株式会社
      4. 1.2.4.4.PRIMA FACTORY株式会社(プリマファクトリー)
      5. 1.2.5.5.株式会社麦島建設
  2. 2.アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた
    1. 2.1.1.大手企業のメリット・デメリット
    2. 2.2.2.地域密着型企業のメリット・デメリット
    3. 2.3.3.根拠のある提案をしてくれる
    4. 2.4.4.親身になって相談に乗ってくれる
    5. 2.5.5.希望する建築構造が得意かどうか
  3. 3.名古屋市でアパート経営は儲かるのか?
    1. 3.1.名古屋市賃貸市場
    2. 3.2.名古屋市と近隣4市町村を比較
    3. 3.3.名古屋市の利回り相場を紹介!ワンルームとファミリー向けで比較!
  4. 4.アパート経営を名古屋市ではじめる際の強み
    1. 4.1.1. リニア開通で名古屋駅前が激変!ますます元気になる名古屋市の中心街
    2. 4.2.2. 日本一のものづくり県。愛知県の中心である名古屋市が、ますます経済的発展をとげる
    3. 4.3.3. 食事・歴史・スポーツなど、魅力がいっぱい名古屋ブランド
  5. 5.名古屋市でアパート経営をはじめる場合のポイント
    1. 5.1.名古屋市でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域
      1. 5.1.1.落ち着いた街並み。高級住宅街「千種(ちくさ)区」
      2. 5.1.2.名古屋市中心地のベッドタウンとして人気急上昇「緑区」
    2. 5.2.地域によりワンルームとファミリーを選択
  6. 6.まとめ




名古屋市のアパート経営に強い会社10選

名古屋市のアパート経営に強い会社10選                  


アパート経営には、建築会社のサポートが欠かせません。 オーナー一人ひとりに理想のアパート経営像があるように、建築会社にもそれぞれの考えと得意分野があるものです。


自分に合った会社をみつけられるように、ここでは各建築会社の大まかな特徴や選ぶべきポイントなどについてご紹介していきます。



大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選


まずは、誰もが名前を知っている大手メーカーを5社紹介します。 各社それぞれに特徴があり、得意とする構造体も違いますから、気になる会社があればぜひチェックしてみてください。



1.株式会社シノケンプロデュース

1.株式会社シノケンプロデュース

公式サイト:https://www.shinoken.com/


シノケンプロデュース(以降シノケンと表記)は、全国賃貸住宅新聞が毎年おこなう年間着工数ランキングの「自社開発棟数部門」で、4年連続日本1位を記録。5,000棟を超える販売実績を持つ、ジャスダック上場企業です。


特に資金調達サポートには定評があり、顧客の約40%が自己資金500万円未満からスタートしています。 自己資金を抑えながらアパート経営に取り組みたい人には、シノケンはおすすめですよ。  



2.積水ハウス株式会社

公式サイト:https://shm-keiei.com/


「シャーメゾン」の名称でおなじみの、積水ハウスの賃貸住宅。 シャーメゾンシリーズ最大の特徴は、「重量鉄骨造」を採用していることがあげられます。


軽量鉄骨よりも厚みのある重量鉄骨の使用とあわせて、柱の幅を従来の2.5倍にした「WHコラム」を採用。 強度が増えたぶん、開口部が広く取れるようになり、自由度の高い間取り設計が可能になりました。


ほかにも、30年間メンテナンスが必要ない外壁の高耐候塗装や、上階からの衝撃音を従来の約半分に抑えてくれる遮音床など。 「アパートを建てるなら、やはり積水ハウスがいい」という声が多いのもうなずけます。  



3. 株式会社TATERU

公式サイト:https://www.tateru.co/


IoTアパート「TATERU Apartment」の企画・建築・賃貸管理までをワンストップでおこなう、IoTアパート分野のパイオニア的存在である「TATERU」。創立は2006年と後発組ながらも、IoT化を武器に東証一部上場を果たした急成長企業です。


TATERU Apartmentでは、専用のコントローラーやスマホで、下記のようなことをすべて遠隔操作できます。室内だけでなく、スマホをつかって外出先からでも自由に操作できるので、とても便利。


  • 玄関ドアの施錠・解錠
  • 窓開閉状況のモニタリング・アラーム
  • エアコンのON/OFF、温度調整
  • テレビ・照明・カーテンなど、各種リモコンの操作


IoTアパートは現時点でまだまだ数が少ないので、差別化を考えるオーナーは、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。  



4.東建コーポレーション株式会社

公式サイト:https://www.token.co.jp/


大手建築会社の大本命は、やはり東証一部企業ながら名古屋市に本拠地をおく「東建コーポレーション」でしょう。 建物の立地条件などにより、「木造ツーバイフォー工法」「軽量・重量鉄造」「RC造」と、さまざまな工法に対応できる技術力が大きな魅力です。


また東建コーポレーションは、サポートにも定評があります。北海道から沖縄まで全国に拠点があり、提携店を合わせると10,000店を超える不動産会社ネットワーク「ホームメイト」が、入居者募集をしっかりサポートしてくれるでしょう。  



5.旭化成ホームズ株式会社

5.旭化成ホームズ株式会社

公式サイト:https://www.asahi-kasei.co.jp/maison/index.html/


旭化成といえば、やはりヘーベルパネルによる防災力の高さが有名です。2019年には、その防災力が評価され「ジャパン・レジリエンス・アワード」の最優秀レジリエンス賞を受賞。 どうしても防災力ばかり注目されがちですが、「30年一括借上げシステム」や「60年無料点検システム」など、サポート体制も負けてはいません


また「ペット共生住宅」「女性専用賃貸」「子育て世帯専用賃貸」など、独自の商品ラインナップも豊富です。 安全かつ、ほかとは違うアパートを探しているならば、一度じっくりと公式サイトを調べてみてください。  



地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選


名古屋市は人口が230万人を超える日本でも有数の大都市です。地元企業といえども、技術力もサポート体制もしっかりした建築会社が数多く存在します。 今日はそのなかでも、アパート経営のスペシャリストとでもいうべき、おすすめの会社を5つご紹介します。



1.東新住建

1.東進住建

公式サイト:https://www.toshinjyuken.co.jp/


木造メゾネットマンション開発のノウハウをもとに、メゾネット賃貸「借家」を積極的に展開中。 地方の企業ながら、「ベーシックタイプから太陽光発電搭載タイプ」まで、自社で幅広い商品展開をしているのが大きな特徴です。


1世帯が1階と2階の両方を使用するメゾネットは、木造賃貸の弱点である「上下階の騒音問題」を大幅に解消してくれます。 またメゾネットは、その人気に対して供給量が少なく、完成する前から満室となる事例も珍しくありません。


メゾネット賃貸は、これからますます人気が高まると予想されますので、しっかりとチェックしておいてくださいね。   



2.株式会社RIAパートナーズ

2.株式会社RIAパートナーズ

公式サイト:https://www.ria-partners.co.jp/


RIAパートナーズは、アパート経営で安定した収入をあげつづけるために、3つのポイントを強力にサポートしてくれます。 


  1. 入居者に選ばれる、特徴のあるアパートコンセプト
  2. 地方の会社ながら、1万戸以上の管理実績を実現。入居者の要望に素早く対応
  3. グループ会社の愛知県内アパマンショップ12店舗が、入居を強力にバックアップ


なかでも特にユニークなのが、そのアパートコンセプトです。室内に3つの段差を設けた「3層スキップフロア」やキッチンカウンターなど、女性デザイナーのキメこまかい視点でつくられた建物は、女性や20〜30代の若者層に絶大な支持を得ています。  



3. フィリックス株式会社

公式サイト:https://www.felix-japan.jp/


名古屋市中村区に本社をおく「フィリックス」が建てるアパートは、細部にまでこだわったデザイン性の高さが魅力です。 もちろんデザインだけではなく、ダウンライト・浴室暖房乾燥機・光インターネット回線など、アパートの標準装備も充実しています。 地方の会社には珍しく、下記のようなIoTにも対応しているのはうれしいですよね。


  • 家電の操作がスマホできる「赤外線リモコン」
  • 外出先から室内をモニター「ネットワークカメラ」
  • 玄関鍵の開閉状況を30秒ごとに検知「鍵開閉状況センサー」
  • 窓の開閉・照明・室温などをアプリで感知「マルチセンサー」



4.PRIMA FACTORY株式会社(プリマファクトリー)

公式サイト:http://www.prima-factory.com/ 


「女性専用アパート」を手がけるプリマファクトリーの本社は横浜ですが、愛知県清須市に本店を置き、名古屋市内でも積極的に営業展開しています。 ヨーロピアンな外観とシックな内装は、まさに女性専用アパートといった感じで、なんとも魅力的。


現在は女性専用だけでなく、「夫婦ふたり暮らし」向けセキュリティアパート「NOZZE(ノッツェ)」も展開中です。 女性をターゲットにするなら、ぜひ一度調べておきたいですね。  



5.株式会社麦島建設

公式サイト:http://www.mugishima.com/index.html


麦島建設は、1958年に名古屋で創業した60年以上の歴史がある地元企業です。東京・大阪・長野に支店を置き、アパートだけでなくRCマンションや福祉施設など、幅広い建築実績があります。


アパート以外の戸建賃貸やRCマンション建築実績も多いので、将来的にアパート以外の賃貸経営を考えている人にピッタリかもしれませんね。



アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた

アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた


名古屋市でおすすめの建築会社を紹介してきましたが、大手と地域密着型のどちらがいいか、なかなか決められないという人もいらっしゃるでしょう。


大手・地域密着型それぞれのメリットとデメリットをまとめておきますので、どちらのタイプが自分に合っているかしっかりとチェックしてみてください。



1.大手企業のメリット・デメリット

メリット
デメリット
デザイン・設計・技術のレベルが高い
人件費や広告費の関係で、建築費用が高くなる
工場での作業割合が多いため、安定した品質が期待できる
実際に施工する下請け業者により、建物のクオリティが左右される
最新技術がいち早く導入される
工場生産による規格化により、設計の自由度が少ない
保証やアフターサービスが充実している
数年経つと担当者が移動してしまい、施工に関わった人が誰もいなくなってしまうことも
賃貸管理実績が豊富。全国ネットワークで入居者募集に強み
設計・営業・施工・アフターサポートと、担当がそれぞれ違うので連絡が煩雑


大手に依頼する最大のメリットは、任せておけばとりあえず失敗はないだろうという「安心感」ではないでしょうか。 実際のところ、品質は素晴らしいですし、地元の工務店と比べて保証やアフターサポートが充実しているのも間違いありません。


その代わり、中間マージンの関係でどうしても建築コストは高くなりがちです。



2.地域密着型企業のメリット・デメリット

メリット
デメリット
広告宣伝費や人件費が少なくてすむので、建築費用が安い
管理部門が独立していないことも多く、施工管理が大手ほど厳しくない場合も
設計の自由度が高いので、イメージした建物をつくってもらえる
小規模な会社の場合、倒産リスクがある
地元の事情に精通しているので、こまやかなサポートが期待できる
対応エリアが狭い
通常ひとりの担当者がすべて対応してくれるので、コミュニケーションが取りやすい
設計の自由度が高い反面、施工の品質にバラツキがあることも
自社施工が多い
アフターサポートや集客力が、やや弱い傾向にある


地域密着型企業には社内独自のルールが少ないため、なにごとにも臨機応変に対応してくれることが多いです。 例えば採算が取りにくい狭小地や変形地などでは、地元に根ざした工務店のほうが、オーナーの意に沿った提案をしてくれるかもしれません。


地域密着型といっても、大手メーカーと遜色ない規模の会社もあれば、従業員が数人の小規模な会社もあります。 いちがいにメリット・デメリットを決めつけることはできませんが、倒産でサポートが途絶えてしまうことのないように、会社の評判などは事前にチェックしておきたいですね。



3.根拠のある提案をしてくれる


もし大手と地域密着型のどちらがいいのかわからないと感じているのであれば、コンタクトを取る会社が「きちんと根拠のある提案をしてくれるかどうか」をチェックしてみてはいかがでしょうか。


建築会社は、契約を取るために実情とかけ離れた提案をしてくる場合があります


最低限、下記の項目はしっかりとチェックしておきたいものです。


  • 提示する計画書に書かれた数字が適正かどうか
  • 立地条件と物件のグレード(間取り・設備など)が釣り合っているか
  • 将来発生する家賃下落や空室リスクなどが、きちんと盛り込まれているか
  • 書類に、顧客に不利な条件が説明なしに盛り込まれていないか


特に、将来発生する家賃下落や空室リスクなどの設定を甘くして、利益を多くみせる提案には注意してください。



4.親身になって相談に乗ってくれる

先ほどの「きちんと根拠のある提案をしてくれるかどうか」よりも大事なのが、この「親身になって相談に乗ってくれるかどうか」ではないでしょうか。


不動産投資は専門的な知識が必要です。しかし、アパート経営をはじめたばかりの新米オーナーにしてみれば、わからないことがたくさんあるはず。


「税金をどのくらい払わなくてはいけないのか」「アパートローンは、変動金利と固定金利どちらを選べばいいのか」など、誰もが悩む疑問に対して、わかりやすく丁寧に答えてくれる会社を選びたいですね。  



5.希望する建築構造が得意かどうか


ある程度大きな会社であれば、木造・鉄骨造どちらにも対応してくれることがほとんどです。しかし、どの会社にも得意な建築構造があります


得意な工法に関しては、やはりノウハウをたくさん持っていますから、例えば木造ツーバイフォー工法がメインの会社にわざわざ鉄骨造を依頼するのは、どう考えても得策ではありませんよね。 なかには特定の構造体専門で工事をおこなう会社もありますから、自分の希望する構造体に対応できるかどうかは、事前にしっかりとチェックしておきましょう。


得意な構造体は、公式サイトをみればだいたいわかります。例えば、木造なら「住友林業」「三井ホーム」、鉄骨造なら「積水ハウス」「ダイワハウス」なんかが代表的なメーカーです。



名古屋市でアパート経営は儲かるのか?

名古屋市でアパート経営は儲かるのか?

結論からいえば、アパート経営をスタートする場所として、名古屋市は非常に強力な市場であるといえます。まず近隣の都市と比べて、人口の多さと経済力が圧倒的です。 経済力に関してはのちほど詳しく解説するとして、まずは人口と住宅着工数などを近隣都市と比較してみましょう。



名古屋市賃貸市場


【愛知県内の主要都市データ比較】


都市名
人口
対前年比
新設住宅着工数
空き家率
愛知県全体
7,565,309
0.18%
26,045
12.3%
名古屋市
2,294,362
0.27%
14,526
13.2%
豊田市
425,755
0.14%
864
10.6%
岡崎市
387,842
0.28%
1,042
データなし
一宮市
385,609
−0.14%
572
12.1%
豊橋市
377,303
−0.07%
1,090
18.9%


※人口・対前年比は、平成30年度のデータ

※新設住宅着工数は、平成30年度のデータ。貸家のみ。

※空き家率は、平成25年度のデータ。住宅すべて。


出典:


愛知県には、人口が30万人を超える市が5つもあります。30万人といえば、県によっては、県庁所在地よりも人口が多いレベルです。それだけ愛知県全体に人が多く、賃貸市場も大きいといえます。


しかし、いかんせん名古屋市の市場が大きすぎます。40万人を超える豊田市の5倍以上もある人口。 新設住宅着工数にいたっては16倍以上もあるわけですから、地元だからという理由でもない限り、わざわざほかの都市で経営をはじめる理由がありません


あえて、競争の少ないほかの市でスタートするという考えも悪くはありません。ただ、特別な理由がない限り、やっぱり名古屋市を一番に考えるべきでしょう。



名古屋市と近隣4市町村を比較


名古屋市の市場は近隣他県と比べても圧倒的なのが明らかですので、ここでは名古屋市の発展が近隣市町村へ与える影響について調べてみました。


【名古屋市と近隣の4市を比較】


都市名
人口
対前年比
新設住宅着工数
空き室率
名古屋市
2,294,362
0.27%
14,526
13.2%
北名古屋市
86,142
0.55%
343
10.6%
 長久手市
58,452
1.84%
163
11.6%
日進市
90,772
1.03%
170
13.0%
春日井市
312,007
0.13%
739
11.3%


※人口・対前年比は、平成30年度のデータ

※新設住宅着工数は、平成30年度のデータ。貸家のみ。

※空き家率は、平成30年度のデータ。住宅すべて


出典:


上記の4市は、名古屋市に隣接している市です。春日井市のように大きな都市ばかりではないので、着工数が少ない市もあります。


しかし、注目していただきたいのは、すべての市で「人口が増えていること」です。 名古屋市に隣接している市は、今回紹介した4市を含め、全部で10市。じつは、そのすべての市で人口が増えています。


「一宮市」「豊橋市」「新城市」「田原市」など、名古屋市から離れた市の人口が軒並み減少していることを考えると、名古屋市のベッドタウン的な意味合いで増加していると考えるのが自然でしょう。


周辺の市も含めて、アパート経営するなら名古屋市エリア一択です。



名古屋市の利回り相場を紹介!ワンルームとファミリー向けで比較!


名古屋市の市場規模について十分理解していただけたところで、次に気になるのは「名古屋市の賃貸経営でどのくらいの利回りが期待できるか」ということでしょう。


下記は、一般社団法人日本不動産研究所が半年ごとに発表している、「賃貸住宅の期待利回り」です。


【名古屋市と東京の期待利回り比較】


期待利回り
ワンルーム
ファミリー向け
名古屋市
5.0%
5.2%
東京城南地区 (目黒区・世田谷区)
4.2%
4.3%
東京城東地区 (墨田区・江東区)
4.5%
4.5%


参考:第41回不動産投資家調査


東京よりも名古屋市のほうが高い利回りになっていますが、取得コストや需要の違いによって、利回りは通常地方にいくほど高くなるのが一般的です。


したがってこの5%台の期待利回りは、いたって順当な数値といえるでしょう。


では、名古屋市では実際にどのくらいの利回りで取引されているのか、月間約 800万PVを誇る不動産投資物件サイト「楽待(らくまち)」からデータを抜粋してみましょう。


【名古屋市の概算利回り比較】

概算利回り
単身向け
ファミリー向け
表面利回り(平均)
7.03%
7.29%
実質利回り(平均)
5.62%
5.83%


※単身向け:ワンルーム〜2K

※ファミリー向け:2DK〜5DK以上

※実質利回りは、諸経費20%で計算 参考:楽待 名古屋市


表面利回りから諸経費として20%割り引いた数値を、実質利回りに設定したのが上記の表です。 各10件ずつと少ないサンプル数ではありますが、単身向け・ファミリー向けとも、期待利回りを実質利回りが上回っています。


これはあくまでも概算値でしかありませんが、名古屋市でのアパート経営は十分な利回りが期待できそうですね。



アパート経営を名古屋市ではじめる際の強み

アパート経営を名古屋市ではじめる際の強み


名古屋市は日本でも有数の大都市ですから、数えきれないほどの魅力とメリットがあります。ここでは、そのなかでも特に押さえておきたい名古屋の強みを3つご紹介します。


  1. リニア開通で名古屋駅前が激変!ますます元気になる名古屋市の中心街
  2. 日本一のものづくり県。愛知県の中心である名古屋市が、ますます経済的発展をとげる
  3. 食事・歴史・スポーツなど、魅力がいっぱい名古屋ブランド




1. リニア開通で名古屋駅前が激変!ますます元気になる名古屋市の中心街

1.リニア開通で名古屋駅前が激変!ますます元気になる名古屋市の中心街

画像引用:名古屋駅周辺まちづくり構想


リニア中央新幹線が開通すれば、東京からわずか40分、大阪なら27分で移動できることに。これからますます多くの人が名古屋を訪れるのは間違いありません。 2027年のリニア中央新幹線開通をにらみ、現在、名古屋駅前の再開発が急ピッチで進行中。


なかでもやはり一番目立つのが、新しい商業施設が続々と開発されていることでしょう。 ここ数年のうちに完成した商業施設をいくつかピックアップしただけでも、開発の大規模さがおわかりいただけると思います。


  • 大名古屋ビルヂング
  • JPゲートタワー
  • JPタワー名古屋
  • JRセントラルタワーズ
  • ミッドランドスクエア
  • ささしまライブ24


今後もさまざまなビルが開発される予定ですし、なんといっても名古屋駅自体が巨大な「スーパーターミナル」として、2027年の開業に向けて再開発中です。


もともと国際空港があり、鉄道が13路線、東名・名神など主要な高速道路が乗り入れる「交通のハブ」としての役割を果たしてきた名古屋市。 これからますます人が集まり、賃貸市場もより名古屋市に集中していくはずです。



2. 日本一のものづくり県。愛知県の中心である名古屋市が、ますます経済的発展をとげる

日本一のものづくり県。愛知県の中心である名古屋市が、ますます経済的発展をとげる

画像引用:愛知県産業立地通商課 産業構造


名古屋市のある愛知県は、うえのグラフをみてもわかるとおり、製造品出荷額(平成29年)がダントツの1位です。 トヨタ自動車やデンソーなどがあり、愛知県といえば工業生産というイメージですが、じつは商業や農業でもかなりの販売額を誇っています。



参考:愛知県産業立地通商課


この豊かな愛知県の中心である名古屋市。平成27年度に発表された政令指定都市別の「市内総生産額(名目)」は、大阪市・横浜市についで堂々の第3位にランクインしています。


大阪市が府内総生産額の約50%を占めるのに対して、名古屋市は県内総生産額の36.8%。これはリーダーシップが弱いとも取れる反面、豊田市など周辺の産業都市と上手に協調しながら成長してきたともいえます。


参考:愛知県 地域経済分析シリーズ 総生産編


いずれにしても、名古屋市は今現在、経済的に安定している状態です。前述のリニア開通による経済発展や交通網のさらなる充実を考えると、名古屋市にますます人が集まってくるのは間違いないでしょう。


リニアとリモートワークがもっと一般的になれば、名古屋に住んで、必要なときに東京や大阪の会社へ出勤するなんてこともこれから増えてくるかもしれません。



3. 食事・歴史・スポーツなど、魅力がいっぱい名古屋ブランド

画像引用:名古屋観光情報 おすすめななごやめし


「味噌カツ」「味噌煮込みうどん」「きしめん」「ひつまぶし」「手羽先」など、美味しい食べものがたくさんある名古屋。


今や世界に進出している「世界の山ちゃん」や「コメダ珈琲店」も名古屋発祥です。ほかにも名古屋市には、魅力的なコンテンツが盛り沢山。


「名古屋城」「熱田神宮」などの全国的に有名な歴史スポットから、「東山動物園」「名古屋港水族館」「レゴランド・ジャパン」のようなファミリーで気軽に遊びにいけるスポットまで、遊ぶ場所には困りません。


また、野球・サッカー・バスケットボール・バレーボール・ハンドボールと、たくさんのプロスポーツチームが名古屋市を本拠地にしています。


「観光にはあまりいってみたいと思わない」などといわれることが多いですが、実際に住むならとても便利でいい街だと思います。



名古屋市でアパート経営をはじめる場合のポイント

名古屋市でアパート経営をはじめる場合のポイント


名古屋市は中京圏の中心都市として、大企業がたくさん営業をしている場所です。そのため、単身者もしくは2〜3人規模の賃貸ニーズが特に多いと考えられます。


また市内に30以上ある大学をはじめ、名古屋市は本当に学校施設が多いです。移転リスクを考慮する必要はありますが、学生向けワンルームアパートの経営も検討する余地は十分にあるでしょう。



名古屋市でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域


もちろん名古屋駅周辺や有名な繁華街「栄地区」の近辺なら、買いものや食事も至極便利です。 しかし、どうしても家賃が高くなってしまうので、今回は中心地を除いたおすすめエリアをご紹介します。


落ち着いた街並み。高級住宅街「千種(ちくさ)区」

名古屋市の北東に位置する千種区は、利便性と自然の両方を楽しめる高級住宅街です。 西側中央部には「イオンタウン」や「デリスクエア 」など、たくさんの商業施設があり、買いものや食事をするのに困ることはありません。


東部は「東山動物園」がある緑豊かなエリアで、都会に住みながらも自然の豊かさを享受できるのがうれしいところ。 また、名古屋大学など多くの大学が集まる文教エリアでもある千種区。大学生をターゲットにするのであれば、千種区はおすすめです。



名古屋市中心地のベッドタウンとして人気急上昇「緑区」

緑区は名古屋市の東南部に位置する、名古屋14番目の区です。名前のとおり、もともと緑多き自然豊かな街でしたが、近年では目覚ましい発展をとげており、非常に人気の高いエリアへ成長しています。


駅前には「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」や「なるぱーく」など、大型ショッピングセンターもあり、緑区内だけでなんの不自由もなく生活できるはずです。


また緑区には「JR東海道本線」「地下鉄桜通線」「名鉄名古屋本線」が乗り入れていて、地下鉄1本で簡単に名古屋中心部までいけるアクセスのよさも魅力です。  



地域によりワンルームとファミリーを選択


【名古屋市区別 延べ床面積ごとの民営借家数】



29㎡以下
30~49㎡
50~69㎡
総合計
千種区
18,290
9,130
4,510
35,370
東 区
6,250
6,750
4,040
19,120
北 区
8,030
9,240
5,520
25,210
西 区
8,530
8,510
6,150
25,620
中村区
17,210
11,130
3,640
33,910
中 区
17,230
10,970
3,510
33,380
昭和区
16,430
6,100
2,690
27,540
瑞穂区
8,080
4,820
3,340
18,820
熱田区
5,400
3,230
1,510
11,040
中川区
11,740
10,990
8,640
34,060
港 区
4,850
4,620
4,360
14,850
南 区
9,460
5,380
3,310
18,990
守山区
5,470
5,330
7,170
20,860
緑 区
4,530
6,830
8,810
23,030
名東区
11,360
8,870
9,250
34,740
天白区
13,190
7,650
8,140
33,390
全市
166,060
119,530
84,580
409,930


出典:名古屋市 16-15.区別、住宅の延べ面積別民営借家(専用住宅)数


上記のデータをもとに、29㎡以下をワンルーム、50~69㎡をファミリー向けと設定。中間の30~49㎡をワンルームとファミリー向けに半分ずつ割り振って、両者を比較してみました。


するとほとんどの地区で、ワンルームの数が圧倒的に多かったのです。しかし、名古屋市の郊外に位置する


  • 港区
  • 守山区
  • 緑区
  • 名東区


は、ファミリー向けのほうが多い、もしくはほぼ同数という結果になりました。


この結果からみると、「名古屋市の中心部ではワンルーム・郊外ではファミリー向け物件のニーズが高いと建築主が考えている」ことが推測できます。 この傾向に合わせて計画するのもひとつの考えかたです。


しかし裏を返せば、中心部では、ワンルームはもう飽和状態というみかたもできますよね。 もしかすると、あえて緑区の駅前でワンルームを。あるいはワンルームが圧倒的に多い千種区で少し広めのアパートを展開するのも、逆に差別化へつながるかもしれません。


自分が狙っているエリアを、ピンポイントにしっかりとリサーチしたうえで、間取りを決定してください。



まとめ


名古屋市は人口が230万人を超える、日本でも有数の大都市です。アパートを借りたいと考えている人はたくさんいますから、きちんと計画を立てておけば大きく失敗することはないでしょう。


しかし、人が多いということは、そのぶん競合が多いということでもあります。


これから満室経営をつづけていくためにも、今回解説した名古屋市の強み(リニア開通による大幅な発展)や、エリア戦略(地区ごとに違う賃貸ニーズをきちんとリサーチすること)をしっかりと頭に入れておきましょう。



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