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空室対策の鉄板設備【無料インターネット】金持ち大家が教えたくない5つの導入ポイント


動産経営をおこなっているかたのなかには「空室」で悩んでいるかたや、空室対策にもっとも有効な設備がなにかわからずに悩んでいるかたも多いのではないでしょうか。


空室は入居者が求める設備を導入することで解決することができます。そこで今回は、賃貸住宅における人気の設備と空室対策について紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 1.空室対策に有効な人気の設備ランキング
    1. 1.1.【1位】無料インターネット(wifi、無線LAN)
    2. 1.2.【2位】宅配ボックス
    3. 1.3.【3位】エントランスのオートロック
    4. 1.4.【4位】備えつけ家具・家電
    5. 1.5.【5位】浴室換気乾燥機
    6. 1.6.【6位】ホームセキュリティ
    7. 1.7.【7位】独立洗面化粧台
    8. 1.8.【8位】防犯カメラ(同順)
    9. 1.9.【8位】ウォークインクローゼット(同順)
    10. 1.10.【10位】システムキッチン
  2. 2.「無料インターネット」が不動の人気設備のワケとは?
    1. 2.1.入居者から見てメリットが多い
    2. 2.2.メリットの反面デメリットもある
  3. 3.アパートに無料インターネットを導入する際の5つのポイント
    1. 3.1.1.入居者が無料で使えること
    2. 3.2.2.安定した速度の会社を選ぶ
    3. 3.3.3.セキュリティ面の確認
    4. 3.4.4.費用対効果を考慮する
    5. 3.5.5.オーナー目線の通信業者である
  4. 4.まとめ
      1. 4.0.1.この記事を読んだ方に人気の記事


空室対策に有効な人気の設備ランキング


画像引用:全国賃貸住宅新聞2019年版。マンション・アパートの空室対策やIOT設備なら無料インターネット設備アイネット


空室対策にもっとも有効な設備を考えるうえで、もっとも重要なのが入居者が求めている設備を導入することです。2018年に全国賃貸住宅新聞が発表した「入居者が選ぶ人気の設備ランキング」では、以下のような結果になりました。

【1位】無料インターネット(wifi、無線LAN)

情報通信機器の世帯保有率の推移 引用

日本国内のモバイル端末の世帯保有率は94%以上で、そのうちパソコンが72.5%を占めます。またスマートフォンの保有率は75.1%と、今ではほとんどの人がスマートフォンやパソコンを保有している時代です。

画像引用:総務省「ICTサービスの利用動向」


そんな時代のニーズに合わせて、今もっとも人気のある設備が無料インターネット(wifi、無線LAN)になりました。 また、ビジネスマンや趣味でネットサーフィンをおこなうかたにとっても無料インターネットはとても魅力的な設備です。


スマートフォンの普及に伴って動画配信サービスも普及してきましたが、「テレビよりも動画配信サービスを好んで見る。」というかたもたくさんいます。


無料インターネット設備が導入されていないと気になるのが、データ通信量、いわゆるギガ数です。


「自宅で気軽にギガ数を気にせず動画をみることができ、ネットサーフィンをおこなえる。」 これこそが、入居者から今一番求められているニーズであることは、今回ご紹介しているランキングが証明しています。こういった時代のニーズに対応していくことで、空室対策にもつながります。  

【2位】宅配ボックス

宅配ボックス

宅配ドライバー不足が騒がれる昨今、住宅設備として無料インターネットの次に人気があるのが宅配BOXです。近年はインターネットの普及により、24時間いつでもどこでも、手軽にインターネットで買いものなどが楽しめるようになりました。


ただ、共働きの世帯が増えたことや、仕事が遅くて荷物を受け取れない場合、女性のひとり暮らしでセキュリティ面に少し不安があるなど、さまざまな状況で宅配BOXを求める入居者が増えています。


インターネット通販の普及により、これからもどんどん需要が増え続ける設備のひとつといえます。まだまだ宅配BOXの導入率が低いため、宅配BOXを導入することでほかの賃貸住宅と差別化をはかることも可能です。  

【3位】エントランスのオートロック

エントランスのオートロック

はじめてひとり暮らしをはじめる学生や新社会人は、さまざまな不安を抱えて新生活をはじめますが、セキュリティや安全性を考えたときにまず先に浮かぶのがオートロックではないでしょうか?


また、空き巣被害などの防犯対策のみならず、訪問販売を断りやすいなどの特徴もあり、単身者やファミリーに問わず人気のある設備です。  

【4位】備えつけ家具・家電

備え付け家具・家電

家具・家電が備えついている賃貸住宅は、はじめてひとり暮らしをはじめるかたにはとても喜ばれています。 新しい賃貸住宅に入居する際には初期費用や引越し費用などさまざまな費用がかかりますが、さらに家具・家電を揃えようと思うと多額の費用が掛かってしまいます。


ですが、入居時から必要最低限の家具家電がそろっていれば、ある程度出費を抑えることができるので、とても魅力的です。はじめてのひとり暮らしの人をターゲットにした空室対策としては有効な手段です。  

【5位】浴室換気乾燥機

浴室換気乾燥機

洗濯物は屋外に干したいと思うかたがほとんどですが、車通りが多い道路沿いの住宅や、女性入居者で、下着を干す場所がないような場合には浴室換気乾燥機に需要が集まります。


また、浴室換気乾燥機は洗濯物の乾燥だけでなく、冬に起こりやすいヒートショック対策に有効だとして知られています。とくに高齢者などは、ヒートショック対策に浴室換気乾燥機設備がついた賃貸住宅を選択されるかたが多いと言われており、今後もさらに需要が増す設備のひとつです。  

【6位】ホームセキュリティ

ホームセキュリティ

防犯に対する意識レベルが向上してきている現在では、ホームセキュリティを設置している賃貸住宅もニーズが高いです。自宅を一番安心できる場所にしたいからこそ、「セキュリティにはこだわりたい。」というかたが非常に多い傾向にあります。

また、お子さまがいる家庭や、女性のひとり暮らしのかたなどはとくに需要が集まっています。  

【7位】独立洗面化粧台

独立洗面化粧台

朝の身支度や就寝前の準備などさまざまな場面で洗面所を使用しますが、洗面所には整髪料やドライヤー、化粧品などさまざまなものが集まる場所です。


広くて使いやすい独立洗面化粧台は、単身者やファミリーに問わず需要がある設備のひとつになっています。  

【8位】防犯カメラ(同順)

防犯カメラ(同順)

防犯カメラは防犯上必要最低限の設備であると言えます。入居者は空き巣やストーカーなどさまざまな被害を懸念しますが、防犯カメラがあれば被害を受けることはないだろうとイメージさせられます。

防犯意識が高いかたにとって、最低限つけて欲しいと思う設備です。  

【8位】ウォークインクローゼット(同順)

ウォークインクローゼット(同順)

ウォークインクローゼットは単身者向けの賃貸住宅に高い需要があります。

単身者向け住宅は収納スペースが狭くなりがちです。 コンパクトにまとめられる収納があれば、単身者から選ばれやすくなり、空室対策にもつながります。  

【10位】システムキッチン

システムキッチン

収納などが一体になっているシステムキッチンは見栄えや使い勝手がよいと評判があり、主婦や普段からお料理をされるかたに人気があります。また、おしゃれなシステムキッチンは、内見に来たかたにもよい印象を与えてくれる設備です。

とくに家族向けの賃貸住宅ではとても人気があり、システムキッチンがおしゃれだからという理由で入居を決めるかたもいるほどです。  

「無料インターネット」が不動の人気設備のワケとは?

「無料インターネット」が不動の人気設備のワケとは?

今ではコンビニやカフェなどをはじめ、さまざまな場所で無料インターネットを提供しています。 無料インターネットが提供されていることは今や当たり前の時代ですので、無料インターネットの提供は、ニーズの高い設備であるということがわかります。


とくに、Wi-Fi、無線LANと呼ばれる有線でつながなくてもインターネットが使用できる設備は必須です。


全国賃貸住宅新聞が公表している「人気の設備ランキング~この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる~」においても、2010年以降の2014年を除いたすべての年で無料インターネット(Wi-Fi、無線LAN)が1位でした。


しかしなぜ、ここまで無料インターネットが人気なのでしょうか? 入居者から見たメリットやデメリットを紹介します。

入居者から見てメリットが多い

【通信費が不要になる】

本来、自分自身でインターネットを契約した場合には月々4,000円~6,000円程度の費用がかかります。 年間にすると5~7万円の費用がかかる計算です。


それに対し、無料インターネットがついた賃貸住宅なら月々の支払いを考える必要が無くなります。 自由にインターネットを使用することができるようになるので、入居者からしたらとても魅力的な設備です。 


【わずらわしい手続きや工事が不要】

インターネットの契約には、契約や工事など煩わしい手続きがあります。 入居者が個人でインターネットの工事を依頼するには、大家さんや不動産会社への確認、そして工事の日程調整など多くの労力を要します。


このようなわずらわしさを考えると、多少家賃が高くても最初から無料インターネット設備がついている賃貸住宅を選んで入居しようと考えます。


【インターネット解約時の違約金が不要】

プロパイダにもよりますが、通常2年もしくは3年など契約期間を設けて、契約期間内に解約すると違約金が発生する場合がほとんどです。引っ越しをするタイミングで都合よくプロバイダの契約が満了するなんてことも考えづらいため、どうしても違約金の心配が残ります。


また、違約金は各プロパイダによっても異なりますが、その多くは2万円前後と高額です。 こういった理由でインターネット環境が欲しくても契約できない、もしくは契約したくないということもよくあります。


【入居後すぐに使える】

春先などの引越しシーズンでは工事まで数週間程度の待ち時間がかかる場合があります。


わずらわしい契約や工事などが一切なく、入居後にすぐに使用できるということは無料インターネットの最大の魅力です。 無料インターネット(Wi-Fi、無線LAN)が導入されている住宅で、引越しのあとすぐにインターネットを使用できるということは、入居者にとって、とても魅力的です。 

メリットの反面デメリットもある

【通信速度の問題】

無料でインターネットを利用できるという設備は入居者からしたらとても魅力的です。 ですが、せっかく無料で利用できるインターネットがあっても通信速度が遅ければまったく意味がありません。


複数の入居者が同時に高画質動画を視聴している場合などは、回線に負荷がかかってしまい、通信速度が遅くなってしまう場合があります。


【好きなプロバイダを選べない】

自分でインターネットの契約をおこなえば、使用するプロパイダによって携帯電話とのセット割引の適用をされることがあります。


ただ無料インターネットの場合は、もともと設備としてついているものなので自分でプロパイダを選択することができません。 無料インターネットの場合はこれらの特典を活用することができず、デメリットに感じてしまうこともあるでしょう。


【家賃が高くなっている可能性】

無料インターネット設備(Wi-Fi、無線LAN)を導入している賃貸住宅は、周辺の家賃相場よりも数千円程度高い傾向にあります。 入居者は無料で使用することができますが、それは家賃にインターネットの利用料が含まれていることがあるためです。


ただ一般的には、自分でインターネット設備を契約するよりもお得ですし、解約時の違約金や工事費用などを考慮すると無料インターネットが導入されている賃貸住宅のほうがお得です。 その点は、入居募集の際にひとつの売りとしてアピールしてもよいでしょう。


【セキュリティ面で不安】

無料インターネットを導入している賃貸住宅のなかには、セキュリティが甘い場合があります。 脆弱なセキュリティ環境だとスマートフォンやパソコン内のデータなどが流出してしまう可能性があるので注意が必要です。  

アパートに無料インターネットを導入する際の5つのポイント

アパートに無料インターネットを導入する際の5つのポイント

無料インターネットは入居者から見ればとても魅力的で、部屋を選ぶ際にも重要視されます。 反面、通信速度の問題やプロパイダを選べない、家賃が高くセキュリティ面が不安であるなどさまざまなデメリットも無視はできません。


デメリットをクリアし、アピールポイントにすることが空室対策で重要です。 そこで、無料インターネットを導入する際の5つのポイントをご紹介します。

1.入居者が無料で使えること

インターネット使用料金を有料にしてしまうと、ほかの無料インターネット設備(Wi-Fi、無線LAN)がついた賃貸住宅に入居者が流れていってしまう可能性もあります。


インターネット設備を導入するならオプションではなく、あくまでも「無料で使用できるインターネット(Wi-Fi、無線LAN)」というポイントを押さえましょう。  

2.安定した速度の会社を選ぶ

集合住宅でありがちな「通信速度が遅くなる。」ということは一番避けたいところです。 入居者は無料インターネットを利用できると思って入居してきますが、通信速度が遅ければまったく意味がありません。


安定した速度、かつ複数の入居者が同時使用した場合にも、ある程度耐えられるような会社や契約プランなどを選択する必要があります。


安定した速度でインターネットを利用できるとアピールすることで、空室対策としての最大限の効果を発揮します。  


3.セキュリティ面の確認

公衆無線LANは、通信盗聴が容易で第三者に通信内容などを見られてしまう可能性があるため、たいへん危険です。


無線LANなどの場合はそこまで危険性はありませんが、インターネット契約時にセキュリティに関するサポートがしっかり受けられるか確認するようにしましょう。  


4.費用対効果を考慮する

集合住宅にインターネット設備を導入する際には、初期費用として30万円から40万円程度掛かる場合がほとんどです。 月々の料金も2万円程度からと少し割高になる印象を受けます。


ただ、無料インターネット設備(wifi、無線LAN)の導入は、空室対策につながるうえに退去の抑制にもつながります。


無料インターネットの導入に合わせて家賃や管理費を値上げすれば、導入時の費用も十分に元が取れでしょう。 例えば10戸の部屋を賃貸していた場合で、月々の賃料を3,000円値上げした場合でみてみましょう。


【オーナー】

初期費用30万円~40万円 月々の費用2万円


【入居者】

家賃値上げ分3,000円


【全戸の家賃収入】

3,000円×12ヶ月×10戸=36万円


上記のように、1年間で初期費用程度の元が取れるのです。


入居者も本来であれば月々4,000円~6,000円程度の通信量がかかりますが、3,000円程度で抑えられるなどのメリットがあります。


個人でインターネットを契約した場合よりも安い金額程度の値上げであるか、あるいは個人契約の場合と同程度の値上がりであれば、入居者にとってメリットに感じてもらえるでしょう。  



5.オーナー目線の通信業者である

アイコネクトLP

空室対策にもっとも有効な設備は無料インターネットですが、ほかにも宅配BOXやオートロック、防犯カメラなどのセキュリティ面にも需要が集まっていることはランキングにも出ています。


よって、宅配BOXやオートロックなどの設備も同時に導入することができれば、さらに空室対策につなげることができるでしょう。


これらすべての導入を考えると多額の費用がかかりますから、実現はむずかしいと思われるかもしれません。


ただ、インターネット契約と同時にオートロックや防犯カメラ、宅配BOXを導入できるサービスを同時におこなう、オーナー目線のサービス通信業者もあります。

アイネット設備


無料インターネット設備(壁面に埋め込む型のwifi、無線LAN)アイネットなら、空室対策の力強いパートナーになってくれるでしょう。 すでに導入したオーナー様の一例をみると、確実な空室対策になっています。


アイネット事例

WEB限定の特典や無料相談の詳細は、アイネット公式サイトのリンクをクリックしてご覧ください。

公式サイト:マンション・アパートの空室対策やIOT設備なら無料インターネット設備アイネット  


せっかく多額の費用をかけて無料インターネットを導入するのですから、よりお得で入居者目線のサービスを提供している会社を選ぶに越したことはありません。 



まとめ

今回、無料インターネット(Wi-Fi、無線LAN)が入居者からもっとも需要のある設備であり、無料インターネットを導入することで空室対策に有効であることを紹介しました。


オーナー目線で空室対策に有効であるのみならず、入居者としてもとても魅力的な設備です。また、宅配BOXや防犯カメラなど需要がある設備と同時に導入することで、さらに空室対策につながります。


今回紹介した、無料インターネット(Wi-Fi、無線LAN)導入の際のポイントなどを参考に、無料インターネットの導入を検討してみてください。


こちらの記事でも無料インターネットサービスについて解説しています。

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不動明師
賃貸管理&売買仲介経験20年。アパート新築、購入、仲介、リノベーション、大規模リフォームに携わり、自身でも2棟のアパートを所有する不動産オーナー。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格を有し、不動産経営者に対して役立つノウハウを共有している。

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