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大分県のアパート経営に強いおすすめ会社10選!選びかたや大分の特徴も学んで投資の失敗を防ごう

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  • 大分県でアパート経営ってどうなの?
  • 地方エリアだし入居者が見込めないのでは?
  • からあげと温泉のイメージしかない……


大分県は政令都市のない地方エリア。産業やベッドタウンなどの特色もなく、たしかに不動産投資やアパート経営で話題になるエリアではありません。


ただ実は、大分県は意外な需要のある県なのをご存知でしょうか? 今回、大分県のアパート経営で狙うべきエリアや大分県の賃貸需要を「あぱたい」が調査しました。


あなたも見逃していた、大分県ではじめるアパート経営の魅力をしっかりご紹介します。 大分県でおすすめの建築会社もご紹介します。すべて読み終わるころには、大分県のアパート経営に可能性を感じられるはずです!


大分県の賃貸需要で押さえておくべきポイントも説明します。


目次[非表示]

  1. 1.大分県のアパート経営に強い会社10選
    1. 1.1.大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選
      1. 1.1.1.1. 大和ハウス工業株式会社
      2. 1.1.2.2. 積水ハウス株式会社
      3. 1.1.3.3. パナソニックホームズ株式会社
      4. 1.1.4.4. ミサワホーム株式会社
      5. 1.1.5.5. スウェーデンハウス株式会社
    2. 1.2.地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選
      1. 1.2.1.1. 株式会社ベツダイ
      2. 1.2.2.2. 豊國建設株式会社
      3. 1.2.3.3. 安東技建株式会社
      4. 1.2.4.4. 平倉建設株式会社
      5. 1.2.5.5. 株式会社グランディーズ
  2. 2.アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた
    1. 2.1.1.大手企業のメリット・デメリット
    2. 2.2.2.地域密着型企業のメリット・デメリット
    3. 2.3.3.根拠のある提案をしてくれる
    4. 2.4.4.親身になって相談に乗ってくれる
    5. 2.5.5.希望する建築構造が得意かどうか
  3. 3.大分県内でアパート経営は儲かるのか?
    1. 3.1.大分県賃貸市場
    2. 3.2.大分県と近隣の福岡県と熊本県を比較
    3. 3.3.大分県の利回り相場を紹介!収入を確保する建築費
  4. 4.アパート経営を大分県ではじめる際の強み
    1. 4.1.1. 大分県のアパート経営は「民泊」がカギ!
    2. 4.2.2. アパート経営を大分県ではじめるなら「外国人向け賃貸」が需要あり!
    3. 4.3.3.大分の「再開発エリア」がアパート経営で狙い目!
  5. 5.大分県でアパート経営をはじめる場合のポイント
    1. 5.1.大分県内でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域
    2. 5.2.地域によりワンルームとファミリーを選択
  6. 6.まとめ



大分県のアパート経営に強い会社10選



最初に筆者もおすすめの会社を含めて、大手と地域密着型企業のアパート建築会社をご紹介します。 大分県に本社を構える建築会社は多くなく、おすすめのアパート建築会社は、比較的に絞り込みやすくなっています。



大手で安心感重視!アパート経営に強い有名な会社5選


まずは全国でアパート建築を請け負う大手企業からみてみましょう。


大手の魅力はなんといっても「高い建築技術」と「デザイン」、そして「アフターサポート」の3つ。 アパート経営では差別化が非常に重要で、ほかと同じアパートを建てたのでは安定した入居が見込めません。特にはじめてのアパート経営ならなおさらです。


そこで筆者もおすすめする建築会社を含め、大手の建築会社5社をピックアップしてご紹介します。



1. 大和ハウス工業株式会社


公式サイト:https://www.daiwahouse.co.jp/index.html


賃貸アパートといえば、知る人ぞ知る「大和ハウス工業株式会社」。 デザイン、品質、機能、アフターサポートまで文句なしのアパート経営を実現できます。


筆者自身も何度かダイワハウスのアパートをお世話したことがありますが、室内に入ったときのやわらかな雰囲気と重厚感をあわせ持った独特の雰囲気はダイワハウスならでは。


もちろん、最新の設備で入居者の安心と便利を実現してくれます。 大分県のアパート経営なら、まずはダイワハウスをおすすめします。  



2. 積水ハウス株式会社


公式サイト:https://www.sekisuihouse.co.jp/


「積水ハウス株式会社」もアパートの建築会社としておすすめの会社。 シャーメゾンブランドのアパートが有名ですが、透明感のあるデザインが特徴です。 室内もほかのアパートに比べて斬新さが目新しく、住んでいて飽きさせない賃貸住宅を実現します。


高齢者住宅やオフィスビルなどまで手掛けており、さすがは大手といえる間違いのない建築技術。 積水ハウスもまた、大分県のアパート経営でおすすめの建築会社です。  



3. パナソニックホームズ株式会社


公式サイト:http://homes.panasonic.com/


土地活用のアイデアと安心のトータルサポートが好評な「パナソニックホームズ株式会社」。 インテリアや室内設備で知名度の高い会社ですが、土地活用やアパート経営を検討するかたにもおすすめです。 女性向けの可愛いデザインの「Lacine(ラシーネ)」が人気。


また「一括借上げ」をはじめとして、「賃貸管理」「建物管理」「修繕・リフォーム」までアパート経営を全面バックアップしてくれます。


一般に嫌厭される定期借地権つきの分譲住宅を完売させるなど、斬新なアイデアと実力が魅力の建築会社です。


定期借地権によるパナソニックホームズの土地活用事例は、以下記事でもご紹介しています。>>アパート経営【0.5帖から始める土地活用10選】年間収入5万~48万以上アップの全知識 



4. ミサワホーム株式会社


公式サイト:https://www.misawa.co.jp/


2階建てに3階建て、マンションから併用住宅まで賃貸住宅のことなら「ミサワホーム株式会社」。 これまでに何度もグッドデザイン賞を受賞しているデザイン力が強み。ECOや省エネルギー住宅にも力を入れており、地域特性にあった提案はお手のもの。


一括借り上げシステムも導入しており、アパートオーナーを全面的にバックアップしてくれます。 業界最長の長期修繕保証システムもあり、アパート経営がはじめてでも抜群の安心感を与えてくれる建築会社です。  



5. スウェーデンハウス株式会社


公式サイト:https://www.swedenhouse.co.jp/


オリコンの顧客満足度ランキングで、常に一位を獲得し続けているのが「スウェーデンハウス株式会社」。 スウェーデンハウスは北欧風の戸建て住宅のイメージが強いですが、実は賃貸住宅の建築もおこなっています。 やはりアパートも北欧風のイメージ。


ほかのアパートとは明らかに違うデザインは、女性の目を引くのは間違いないでしょう。 スウェーデンハウスの特徴は高気密、高断熱。賃貸経営のサポートをおこなっていますので、大分県のアパート建築で候補に入れておきたい会社です。  



地域密着型!地元のアパート経営に強い会社5選


大分県は政令指定都市のない地方エリア。建築会社も少なく、どうしても大手の会社に目が行きがちです。 しかし! 地域密着型のアパート建築会社がないわけではありません。アパートをたくさんみてきた筆者もおすすめできる建築会社5社をご覧ください。



1. 株式会社ベツダイ


公式サイト:https://ap.betsudai.jp/


大分県のアパート建築なら、昭和38年創業の老舗「株式会社ベツダイ」がおすすめ。 理由はすぐれたデザイン性とラインナップの多さ。


賃貸併用住宅や戸建て、メゾネットタイプにヨーロピアン風、さらにはガレージつきアパートなど、とにかく種類の豊富さが魅力。 土地活用に力を入れている会社のため、大分県のアパート建築ならまずは相談してみたい会社です。  



2. 豊國建設株式会社


公式サイト:http://www.e-hokoku.com/


建築と不動産業、そして土木や地質調査まで不動産に関わる事業をオールマイティにおこなっているのが「豊國建設株式会社」。


担当者の多くが宅地建物取引主任者や1級建築士、ファイナンシャルプランナーといった資格を取得しており、アパート経営に関する全般的な相談ができる建築会社です。 RC造3階建てのアパートを多く手掛けていますが、木造の戸建賃貸を建築した実績もあります。


大分県でのアパート建築を検討するなら、一度ホームページをご覧のうえで問い合わせしてみてはいかがでしょうか。  



3. 安東技建株式会社


公式サイト:https://andogiken.com/


「安東技建株式会社」はアパートだけでなく、マンションや注文住宅、宅地造成から塗装まで幅広く手掛けています。 建築業だけでなく不動産業も営んでいるため、アパート建築の土地探しも相談可能。さらにリフォーム事業もおこなっており、アパート経営を全般的に相談できる建築会社です。 土地の提案から設計・施工まで一貫してプランニングしてくれますので、大分県のアパート建築で頼りにしたい会社です。  



4. 平倉建設株式会社


公式サイト:http://www.hirakura.jp/index.html


「平倉建設株式会社」は公共施設から戸建建築まで、建物全般の建築事業をおこなっています。 特に「WINDOM(ウインダム)」ブランドで展開するマンション・アパートは高級感のあるデザイン。


昭和29年の創業以来、長く培ってきた建築技術の集大成であると謳い、高品質なアパート建築を実現しています。 大分県のアパート経営なら、「まずはみて欲しい」といえるハイクオリティな建物が多くそろっています。 一度ホームページなどご覧になってみてはいかがでしょうか。  



5. 株式会社グランディーズ


公式サイト:https://www.grandes.jp/


地域密着型企業のなかで唯一、東京証券取引所に上場している「株式会社グランディーズ」。 住宅・マンションの建築・販売を手掛ける会社であり、メゾネットアパートの建築が強み。建売住宅や投資用マンションも販売しています。


2006年に設立し、すでに九州と四国で5つの営業所にまで拡大。いま大分県で勢いのあるアパート建築会社といえるでしょう。  



アパート経営で失敗しないための建築会社の選びかた



大手と地域密着型の建築会社を10社ご紹介しました。


  • 結局どこの会社を選べばいいの?
  • 大手と地域密着型でどう違うの?


そんな疑問がありませんか。 大手企業と地域密着型企業では、メリット・デメリットに違いがある反面、共通する大事なポイントもあります。


建築会社の選びかたは、アパート経営の基本。あなたがアパート経営を大分県で検討しているなら、解説するアパート建築会社の選びかたをぜひ覚えておきましょう!



1.大手企業のメリット・デメリット


メリット

社会的な信用力が高い
倒産リスクが低い
提携金融機関があり融資条件が有利
品質と建築技術が高い
建物のデザイン性がすぐれている
完成までの期間が短い
保証やアフターサービスが充実している
豊富な建築プランから最適なアパートを建てられる
各種手続きをお任せできて初心者でも安心
アパート管理のノウハウがある
入居募集の集客力がある


大手企業は高いノウハウと建築技術、そして資本力や社会的信用の高さから安心してアパートの建築を任せられます。 銀行からの信用も厚く、建築技術や品質が高いという安心感は大手ならではです。


また手間のかかる手続きを代行してくれたり、賃貸経営のフォロー体制が整っていたりするメリットも見逃せません。初心者でも安心のアパート建築を実現できるのが大手企業の醍醐味ですが、デメリットも少しはあります。


デメリット
中間マージンがあるため建築費が高い
プランや建材が決まっているため柔軟さに欠ける
定型の間取りやデザインのためオリジナリティに欠ける
売上重視で無理なプランをすすめられるケースがある
工程別で担当者が複数いるため伝達漏れなどの可能性


大手企業のアパート建築は、総じて利益優先の傾向があります。営業担当が成績を意識するあまり、無理な建築プランを押しとおそうとするケースも少なくありません。 また、大手企業のアパート建築は費用の高さが難点。


大手企業は設計から竣工までの工程を下請けに発注したり、営業費用などの中間マージンが多く乗っていたりします。


かといって社内規定を安易に変更できず、結果として顧客のこまかな要望には応えてもらえないケースが多いのです。 それでも大手企業のアパート建築は、メリットが多いのは事実。


もしあなたが

  • はじめてのアパート経営で不安
  • 欠陥住宅に当たりたくない


といった希望があるなら、大手企業のアパート経営がおすすめです。  



2.地域密着型企業のメリット・デメリット


メリット
顧客の要望に対して柔軟に対応してくれる
設計の自由度が高くオリジナリティを追求できる
建材が規格化されていないため変形地でも建築可能
無駄な広告費や中間マージンがカットされている
地元の不動産業者とつながりがあるため地元密着型の賃貸経営を相談可能


地域密着型企業のメリットは、なんといっても「柔軟な対応力」。設計や間取りプランはもちろん、資金面の相談もできるためローコストでアパート建築を実現できます。


また地元の管理会社や不動産会社ともつながりがあるため、アパート建築後の管理や入居募集についても相談可能です。 


デメリット
資金力や社会的信用面で不安が残る
建物の品質やデザインがばらつきがち
金融機関との折衝は自分でおこなわなければならない
施工期間が遅れるケースがある
管理や修繕などのフォロー体制は大手ほど期待できない


地域密着型企業のすべてではありませんが、やはり資本力や財務力などの経営面で少々不安があります。 経営状態が悪ければ、修繕が必要になったり欠陥がみつかったりしても対応してもらえないなんて可能性も考えられます。


ただ、よほどの経営難に陥っていなければそこまで気にすることはありません。


また金融機関とのパイプは太いとはいえず、自ら銀行の担当者と交渉しなければいけないケースも少なくありません。 ただ自分でこなさなければいけない部分が多い反面、自由なアパート建築を実現できるのが地域密着型企業の特徴といえるでしょう。  



3.根拠のある提案をしてくれる


大手企業であれ地域密着型企業であれ、提案される内容に根拠があるかどうかは重要なポイント。 利益優先で顧客に不利な提案をしたり、評判の悪い不動産業者を斡旋したりといった利益相反をおこなう企業もあるため、勧められる提案は十分に精査しなければいけません。


企業の提案に騙されないためには、主に以下の点をチェックしながら根拠を自分で調べてみるとよいでしょう。


アパート経営のプラン
提案された家賃設定などが周辺の家賃相場に対して適切か
間取りや戸数
周辺の賃貸需要に対して最適な間取りや戸数であるか
設置する設備の必要性
入居募集に影響しない設備は外して建築コストを抑える
建築費(坪単価)の裏づけ
安すぎる建築費だと手抜き工事の可能性があるため注意が必要
斡旋する業者の評判や実績
紹介された管理会社や不動産業者を勧められるままに賃貸経営を任せない
保証内容や違約金など
保証内容や違約金など不利すぎる内容が書かれていないか契約書等はしっかり確認する


極論、提示される提案内容に根拠や信憑性があるなら、大手企業でも地域密着型企業のどちらでも間違いないといえます。 大事なのは、提案される内容を鵜呑みにしないこと。


あなた自身がアパート経営に関する知識を深めて、提案内容に惑わされない心構えが必要です。  



4.親身になって相談に乗ってくれる


アパート経営を建築からはじめるとなると、実に多くの検討項目があります。 そのため自分で判断しかねる不安や悩みに対して、親身になってもらえるかどうかはアパート建築会社の選びかたで外せないポイントです。


例えばあなたがアパート建築をすることになった場合、以下のような点で悩む瞬間があるかもしれません。


  • アパートローンの審査がとおるか不安
  • アパートを建てるのはいいが、本当に入居者があらわれるだろうか
  • 建築後に欠陥がみつかったらどうしよう
  • アパートの修繕や設備の故障は誰に相談すればいいのだろう
  • 税金の知識に自信がない……[/su_note]


アパート経営をしている大家さんでも、2棟目以降を建てるときには同じようなことで悩んだりします。アパート経営がはじめてならなおさらでしょう。 ただあなたが「こんな相談無理だよね……」なんて思ったとしても、聞いてみるだけ聞いてみましょう。


「ウチではやってない(わからない)」と「お話だけでも聞きますよ」では、どちらが信用できるアパート建築会社かいうまでもありません。  



5.希望する建築構造が得意かどうか


アパート建築を検討するなら、当然、希望する建築構造が得意かどうかも必ずチェックしましょう。 アパート建築会社も得意不得意があるためです。 アパートの多くは木造ですが、昨今は軽量鉄骨やRC造のアパートも珍しくありません。 ただ建築を依頼できる構造は、アパート建築会社によって違います。


  • RC造専門の建築会社
  • 木造や軽量鉄骨の建築実績が多い建築会社
  • すべての構造に対応している建築会社


例えばRC造が専門の建築会社に、「ローコストな木造アパートを建てたい」と要望しても、ピントがずれているのはおわかりいただけるでしょう。


ただ逆に、木造に情熱を注ぐアパート建築会社も多く存在します。神社仏閣を建築する木造のプロである宮大工出身の人が多いアパート建築会社もあります。


またできれば建築構造だけでなく「間取り」「デザイン」「防音性」など、建築会社が得意とする分野はチェックしておきましょう。 情報を多く集めるほど、あなたのアパート経営は理想の形に近づきます。  



大分県内でアパート経営は儲かるのか?



大分県は九州のなかでも人口が少なく、どちらかというと観光の色が強い県。あなたは「隣の福岡県や熊本のほうがよいのでは? 」と思われていないでしょうか。


ただ、ここから先の情報をご覧いただければ大分県でのアパート経営や賃貸需要に関する特色がみえてくるはずです。 さっそく、大分県の賃貸需要からご覧ください。



大分県賃貸市場


まず大分県の賃貸需要に関わるデータをみてみましょう。


 
人口(2019年)
人口(2018年)
増減
着工数
共同住宅の空き家率
大分県
113万3,310人
114万2,174人
▲0.78%
4,466棟
21.22%
大分市
47万7,670人
47万8,259人
▲0.12%
2,093棟
15.85%
別府市
11万8,240人
11万9,329人
▲0.91%
400棟
24.81%
中津市
8万2,820人
8万3,105人
▲0.34%
406棟
28.38%
日田市
6万2,831人
6万3,818人
▲1.55%
246棟
21.52%
佐伯市
6万7,822人
6万8,873人
▲1.53%
217棟
21.80%


参考:大分県 大分県の人口推計国土交通省 建築着工統計調査総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


※大分県の人口は2019年11月のデータ、そのほかの市は2019年12月の人口データです。

※空き家率は共同住宅の総数に対する賃貸の共同住宅の空き家数で算出しています。


大分県の人口は大分市に集中しており、空き家の数も大分市がもっとも少ない状況です。 人口数で2位の別府市ですら空き家数が25%近くあるため、大分市をメインにアパート経営を考える必要がありそうです。  



大分県と近隣の福岡県と熊本県を比較

 
人口(2019年)
人口(2018年)
増減
着工数
共同住宅の空き家率
大分県
113万3,310人
114万2,174人
▲0.78%
4,466棟
21.22%
福岡県
512万9,727人
513万1,190人
▲0.03%
17,442棟
13.28%
熊本県
174万5,853人
175万5,945人
▲0.57%
10,718棟
14.20%

参考:福岡県 福岡県住民基本台帳年報国土交通省 建築着工統計調査


大分県は人口の多い福岡県や熊本県が隣接しているものの、大分県に行くためには山を越えなければなりません。 そのため隣県のベッドタウンともいえず、やはり大分県単独での賃貸需要や戦略を考えたほうがよいでしょう。  



大分県の利回り相場を紹介!収入を確保する建築費


アパート経営でもっとも大事な「利回り」。 大分県では売りに出ている収益用不動産や利回りに関する情報が非常に少なく、目安となる指標がほとんどありません。 そこで収益物件情報サイト「楽待」に掲載された46件の売りアパートをすべて抽出し、目安となる利回りを調査しました。


平均利回り
13.93%
最高利回り
80.36%
最低利回り
4.41%
中央値
11.11%

参考:不動産投資サイト「楽待」


築年数50年を超えた高利回り物件があったため、平均利回りが引き上げられていますが、中央値は11%ほど。 ただ上表は表面利回りであることに注意しなければいけません。 仮に運営費が家賃収入の20%だとするなら、利回りは8.8%まで下がります。


つまり大分県のアパート経営はおおむね9%が実質利回りと考えましょう。 利回り10%以上がアパート経営で理想の利回りですので、大分県のアパート経営ならまずまずの利回りが確保できそうです。 では利回り9%を実現するために許容できる建築費の上限はどのくらいになるか。


大分県の家賃相場をみながら、簡単にシミュレーションしてみましょう。



大分県の家賃相場
6畳未満
2万5,408円
6畳以上
3万9,695円
12畳以上
3万8,690円
18畳以上
4万6,309円
24畳以上
5万2,736円
30畳以上
5万8,313円

■参考:総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


【仮設定】

  • 家賃:4万円
  • 間取り・戸数:8畳×6戸
  • 年間家賃収入(運営費20%):約230万円
  • 利回り:9%


【建築費の上限額】

約230万円 ÷ 9% = 約2560万円


大分県のアパート経営は、建築費が約2560万円までなら利回り9%を確保できそうです。


一例をあげるなら、大分県でワンルームのアパート建築は「土地価格1,000万円前後(面積200㎡前後)、建築費の坪単価30~33万円」が目安になります。


大分県は土地が安いから利回り9%は実現できそうですが、建築費を値切りすぎて安普請にならないよう注意が必要してください。



アパート経営を大分県ではじめる際の強み



アパート経営を大分県でおこなうにあたって、絶対に意識していただきたいのが「外国人需要」です。 極論、外国人需要の取り込みさえできれば、あなたのアパート経営は万事順調に運ぶことでしょう。 事実、ここ数年で大分県のインバウンド需要は急激に増加しています。



引用:日本銀行大分支店


大分県といえば別府温泉ですが、海外から訪れる人が多い県。 大分県も「大分県海外戦略」と銘打って、大々的にインバウンド需要の取り込みに力を入れています。



1. 大分県のアパート経営は「民泊」がカギ!


大分県でアパートを経営するなら、ひとつの手段として「民泊」を検討してみましょう。 大分県は温泉をはじめとした観光地や農業が盛んな町であり、観光客の需要取り込みが重要な柱。


つまり大分県は民泊需要が高いエリアなのです。 事実、みずほ総合研究所が試算した結果では、日本で宿泊施設の不足が見込まれる都道府県に大分県が含まれています。



引用:みずほ総合研究所 インバウンド観光と宿泊施設不足


宿泊施設新設投資額は、宿泊施設の不足を補うのに必要な金額です。特に昨今、大分県はインバウンド需要の伸びが非常に高く、2018年はインバウンド需要の伸び率で日本一となりました。 大分県のアパート経営は、民泊をひとつの方法として検討することをおすすめします。  



2. アパート経営を大分県ではじめるなら「外国人向け賃貸」が需要あり!


また大分県が策定する大分県海外戦略には、「留学生に対する支援と県内定着促進」が盛り込まれています。 つまり大分県は外国人留学生を大事にする県であり、外国人向け賃貸物件の需要が高いのです。 そもそも大分県海外戦略は4つの柱で構成されています。


大分県海外戦略 4本の柱
海外の活力を取り込む
地産品などの消費拡大
海外の人材を取り込む
住居や就職など留学生への支援
国際交流・国際貢献の推進
芸術・スポーツなどのイベントを通じて国際交流を深める
国際人材の育成・活用
語学や文化などを教育の現場に取り入れる


大分県に限らず、東京一極集中や人口減少の歯止めがかからない日本の賃貸市場は、外国人や高齢者向けの賃貸が重要になるといわれています。 賃貸物件を探すとき、外国人向けの情報は非常に少ないのが日本の賃貸事情。


逆にいえば、外国人向けの賃貸アパートを許容できるなら、大分県でのアパート経営はライバル物件に負けない差別化が可能です。 大分県はまさに外国人向けのアパート経営に向く恰好のエリアといえるでしょう。  



3.大分の「再開発エリア」がアパート経営で狙い目!


大分県では再開発も注目されています。 特に注目なのが「大分市末広町一丁目地区再開発事業」です。 大分市末広町一丁目地区再開発事業では、商業・オフィス・住居が一体となった高層ビルをメインに高齢者住宅や屋上庭園などもつくられます。



引用:西日本新聞 「大分駅前再開発の計画決定 高層ビルなど建設 21年度着工目指す」


現在ある建築物は老朽化や空き店舗の増加が進み、有効な土地利用ができていない問題がありました。


そこで再開発事業をおこない、駅前を活性化させるのが大分市末広町一丁目地区再開発事業の目的です。 大分市は県庁所在地でもあり、経済発展で重要なエリア。 再開発により駅前が活性化すれば、周辺エリアでの賃貸事情にもよい影響が期待できそうです。  



大分県でアパート経営をはじめる場合のポイント



あなたが大分県でのアパート経営を検討するなら、おおむね5つのエリアで不動産事情をとらえるとよいでしょう。


  • 大分市(中部)
  • 別府市(東部)
  • 中津市(北部)
  • 日田市(西部)
  • 佐伯市(南部)


実は5つのエリアでターゲットになる層が違います。



大分県内でアパート経営をはじめる際に注目すべき地域


まず大分県でアパート経営をするなら、中核都市として指定を受けている「大分市」が第一候補。 単に県庁所在地というだけでなく、人口やひとり当たりの所得額、そして総生産額などが県内でもっとも高いためです。


ただ大分市以外のエリアが気になるというかたのために、人口や経済規模の違いを5つのエリア別でご紹介します。


 
人口
総生産
ひとり当たりの所得額
大分市(中部)
47万7,670人
2兆1,237億600万円
295.6万円
別府市(東部)
11万8,240人
3,336億2,300万円
222.8万円
中津市(北部)
8万2,820人
3,003億4600万円
245.8万円
日田市(西部)
6万2,831人
2,538億7500万円
257.0万円
佐伯市(南部)
6万7,822人
2,188億4900万円
219.2万円

参考:大分県 平成28年度 大分の市町村民経済計算


大分県全体の総生産は約4兆円。大分市だけで県内の総生産の半分を担っている状況ですので、やはりアパート経営を考えるなら大分市が第一候補となるでしょう。  



地域によりワンルームとファミリーを選択


とはいえ、大分市以外で賃貸需要がまったくないわけではありません。 大分県の主要エリアごとでワンルームとファミリーの別による賃貸需要をみてみましょう。


下図はエリアと広さ別にわけた借家戸数の割合です。


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出典:総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査


大分市と別府市、中津市の3市は、6畳や12畳といったシングルやカップルの世帯に好まれる間取りが比較的に多い状況。 対する日田市や佐伯市は広さが18畳(60㎡)以上の借家が多く、ファミリー向けの住戸の需要が多いことが伺えます。


もし大分県のアパート経営で差別化を狙うなら、例えば「大分市で戸数の少ない24畳(80㎡)以上のファミリータイプ」といった方法を検討してみるとよいでしょう。  



まとめ


大分県のアパート経営を考えるなら、今回ご紹介したポイントは押さえておきましょう。


大手の建築会社もいいけど、地元の工務店のほうが地域特性を知っていることが多い


  • 大分県で狙うべきエリアは「大分市」をメインに考えよう
  • 大分県の賃貸経営は外国人需要から目が離せない!
  • 大分市駅前の再開発が決定! これからの賃貸以上の動向に注目
  • 大分県の中心地で不足するファミリータイプの物件なら差別化が可能


大分県を地方エリアと一括りにしてしまうと、上記のような特色はみえてきません。 特に別府温泉のイメージが強すぎて、これまでアパート経営や不動産投資といった視点でみられてこなかったのが大分県です。


ただ誰も手を出さないエリアに活路を見出すのも、ある意味ではアパート経営や不動産投資における妙味。 大分県のアパート経営を検討するなら、ぜひこの記事をブックマークして何度でも読み返してください!




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