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大家向け 賃貸マンションに導入するおすすめのインターネット提供会社10選


いまや生活に欠かせなくなっているインターネットは、一般家庭だけでなく、マンションやアパートなどの賃貸物件にも導入が求められています。


入居者にとってインターネットは「あって当然の設備」であり、大家さんとしても入居付けに必須の設備であると考えられます。まだインターネット設備を導入していない場合は、できるだけ早く導入するとよいでしょう。


今回は、所有する賃貸物件にインターネット設備を導入したい大家さんにおすすめのインターネット提供会社を10社紹介します。インターネット回線の種類も解説するので、導入の際の参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.ネット環境は入居者にとって必須
  2. 2.導入前の基礎知識 回線の種類 
    1. 2.1.各戸「光配線」方式
    2. 2.2.各戸「LAN」「VDSL」方式
    3. 2.3.各戸「ケーブルテレビ方式」
    4. 2.4.各戸「Wi-Fi設置」方式
    5. 2.5.共用部「Wi-Fi設置」方式
  3. 3.賃貸マンションに導入する際のおすすめインターネット提供会社10選
    1. 3.1.アイコネクト
    2. 3.2.バッファロー
    3. 3.3.B-CUBIC
    4. 3.4.CITV
    5. 3.5.NTT東日本
    6. 3.6.JNETS
    7. 3.7.未来ネット
    8. 3.8.ダンゴセレクト
    9. 3.9.ELECOM
    10. 3.10.レジデンシャルインターネット
    11. 3.11.オススメのインターネット無料会社はアイネット
  4. 4.まとめ
  5. 5.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
  6. 6.この記事を読んだ方に人気の記事


ネット環境は入居者にとって必須

スマホの普及とともにインターネットの利用数も増加しています。2019年にはスマホの世帯保有率が83.4%となり、同年のインターネット利用率(個人)は89.8%にのぼりました。

出典:総務省「令和2年度版情報通信機器の所有状況 情報通信機器の保有状況」

出典:総務省「令和2年度版情報通信機器の所有状況 インターネットの利用状況」

この結果から、すでにインターネットを利用したサービスの多くは日常に根差しており、スマホやインターネットはいまや生活に欠かせない存在であると言えるでしょう。


インターネットの導入率は一般家庭だけでなく、賃貸物件でもどんどん上昇しています。

大手賃貸ポータルサイトの物件検索条件に「インターネット設備」の項目が定着していることから、「あって当然」の設備として、インターネットやWi-Fi設備のない賃貸物件は検索結果に表示される機会自体が減っていると考えられます。


そんななか、特に入居者や大家さんが注目しているのが「インターネット無料」設備です。

出典:全国賃貸住宅新聞 「2020人気設備ランキング」

実際、上記のように、全国賃貸住宅新聞がおこなった「人気の設備ランキング」において、「インターネット無料」が単身者向け・ファミリー向けともに1位を獲得しています。


インターネット無料の賃貸物件が入居者に人気の理由は、個人がインターネット契約をした際に発生する毎月約5,000円~7,000円程度のネット料金を節約でき、また申し込みなどの手間が省けることです。

このような理由から入居者にとってインターネット無料は、「入居する賃貸物件にあったら嬉しい設備」として人気なのです。

                                                                                

導入前の基礎知識 回線の種類 


ここではインターネット回線の種類を紹介します。

それぞれの回線の種類によって、導入時の工事費用や月額使用料に差があり、回線ごとのメリット・デメリットも異なります。また、エリアや建物によっては利用できないケースもあります。


そのため、賃貸マンションにインターネット回線を導入する際は、コストだけでなく、回線の種類と特徴、物件の構造や入居状態、入居者の利用頻度などを把握したうえで、最適に使用できるインターネット回線を選ぶ必要があります。


各戸「光配線」方式

「光配線」方式は、有線接続方式のひとつで、光ファイバーと呼ばれる「光」を使った伝送路(光回線)を外部から引き込み、さらに各部屋まで配線します。

光配線方式は、一度に大量のデータを素早く伝送できるため、インターネット速度が上がるとともに安定した接続ができるため、高画質動画サイトの視聴などを快適におこなえるのが最大のメリットです。


デメリットは、各部屋に光ケーブルを引き込むための工事が必要なため、申し込みから利用できるまで時間がかかることです。

また、光回線が対応していない地域では使用することはできません。導入する際は、光配線接続に対応可能な地域であることの確認は必須です。


世帯数が多く規模が大きい物件でも、他のインターネット回線に比べてインターネット速度が下がりにくいため、ネット接続頻度の高い入居者に満足してもらいたいのであれば光配線方式がおすすめです。


各戸「LAN」「VDSL」方式

「LAN」方式とは、建物の共有部までは光回線を引き込み、共有部から各部屋にはLANケーブルで接続するタイプを指します。

「VDSL」方式は、建物の共有部まで光回線を引き込むのはLAN方式と同じですが、各部屋まで電話回線を利用して接続します。


光回線方式に比べると月額使用料が安いのがメリットです。デメリットは、建物内で多くの人が使用する時間帯には通信速度の低下や接続が不安定になる可能性がある点です。

そのため、インターネットの導入コストをおさえたい小規模な賃貸物件に向く回線になります。

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各戸「ケーブルテレビ方式」

ケーブルテレビ方式のインターネット回線は、ケーブルテレビ会社が提供する有料テレビ放送や電話用の光ファイバーケーブルまたは同軸ケーブルを利用してネット接続をおこないます。


ケーブルテレビ方式のメリットは、光回線未対応エリアや電波状況の悪いエリアでも導入できることです。またケーブルテレビの使用料のみでインターネットが使えたり、割引料金で契約できる場合もあります。


デメリットは、ケーブルテレビの視聴契約が必要なこと、光配線方式に比べてインターネット速度が遅く不安定になりやすい点があげられます。


空室対策や物件の付加価値としてケーブルテレビの導入を検討している場合や、電波障害のためケーブルテレビ加入が必要な場合は、一緒にインターネット契約を結ぶと手間が省けるでしょう。



各戸「Wi-Fi設置」方式

「無線方式」のひとつで、各部屋でWi-Fi接続が可能になります。

建物まで引き込んだ光回線を既存の電話線用配管などを使って各部屋までLANケーブルでつなぎ、室内に設置したWi-Fiルーターを通じてインターネット接続を可能にします。


メリットは、各部屋まで有線でインターネット回線をつなぐためマンション建物の構造体や規模、部屋の広さなどの制限を受けないことです。また部屋ごとにWi-Fiルーターがあるため、安定した通信状態でWi-Fi接続することが可能です。

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デメリットは、室内工事が必要なため導入まで時間がかかる点と、情報流出や不正利用の可能性があるため、セキュリティ管理を強化する必要があります。


RC造りで戸数が多いマンションや、1部屋あたりの面積が広い賃貸物件に無線回線でインターネット設備を導入したい場合に向く方法です。

                                      


共用部「Wi-Fi設置」方式

「無線方式」のひとつで、建物に引き込んだ光回線を共有部に設置したWi-Fiルーターを経由し、各部屋にWi-Fi電波を飛ばす方法です。


メリットは、工事が必要なのは共有部のみなので工事期間は最短で1日と短くて済み、また工事費用も安いことです。

デメリットは、建物の構造体や規模、部屋面積によってはWi-Fi電波が各戸に届かない可能性がある点です。またセキュリティ面の強化も必要になります。


規模の小さなマンションにWi-Fi設備を導入するのであれば、工事期間や費用から考えるとお得な接続方法と言えるでしょう。

          

賃貸マンションに導入する際のおすすめインターネット提供会社10選

インターネットを提供している会社(インターネット業者)の種類は非常にたくさんあるため、どの会社を選べばよいか迷っている大家さんも多いのではないでしょうか。ここでは、おすすめのインターネット提供会社10社について、おすすめのポイントを紹介します。


アイコネクト

画像引用:アイコネクト

 アイコネクトが展開するインターネット提供会社「アイネット」は、全国の賃貸マンションやアパートオーナー向けのWi-Fi無料設備を提供しています。


アイネットのインターネット設備は最新のIPv6規格に対応しているため、入居者に快適なインターネット環境を提供することが可能です。


工事からサポートまで、工程のすべてを自社で完結しているため、必要コストを最小限におさえることに成功しています。そのため他社のWi-Fi無料サービスと比較して、10%~20%ほど安い業界最安クラスの料金でインターネット無料設備の導入が可能です。


 安さと快適なネット接続環境から、年間20,000戸以上もの導入実績を誇っています。また「空室対策になった」とオーナーの支持も多いのが特徴です。

 出典:アイコネクト

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バッファロー

画像引用:バッファロー

 Wi-Fi機器大手メーカーの「バッファロー」が提供する「アパートWi-Fi」は、入居者が無料でインターネットを利用できる「Wi-Fi無料」設備です。


バッファローのアパートWi-Fiは、各戸「Wi-Fi設置」方式、共用部「Wi-Fi設置」方式、どちらにも対応しています。所有するマンションの構造体や規模、部屋面積に合わせて選択できるため、回線切断や通信速度の遅れなどのデメリットを最小限におさえて物件に最適なWi-Fi設備を導入できます。

 出典:バッファロー



B-CUBIC

画像引用:B-CUBIC

 B-CUBICは、単身・ファミリー物件はもちろん、大手ビジネスホテルやシェアハウスなどにもインターネット無料設備の提供実績を持つインターネット業者です。

 B-CUBIC最大の強みは、競合他社のインターネット無料設備に比べて導入費用・月額費用が安価な点です。そのため、コスト面でインターネット無料設備の導入をためらっていた大家さんにもおすすめです。


また自社運営の専用コールセンターや入居促進活動のサポートなど、導入後のアフターフォローにも期待できます。

出典:B-CUBIC



CITV

画像引用:CITV

 全国で52,000戸の導入実績を持つCITVが提供するインターネット設備は、光回線を利用したLAN方式と同軸ケーブル配線方式の2種類があります。同軸ケーブル配線方式は、TVジャックを利用するため配線工事が必要なく、できるだけ早くインターネットを導入したい大家さんにおすすめです。


導入検討の際には、CITVの技術スタッフが物件にあった導入案を大家さんに提供してくれる訪問サービスが受けられるため、どちらの方式がよいか悩まずに済むのもメリットのひとつです。

また、4ヵ国語(日・中・韓・英)対応の24時間365日稼働のコールセンターがあるため、入居者に外国人が多い物件におすすめです。 

出典:CITV


NTT東日本

画像引用:NTT東日本 マンション全戸加入プラン

 NTT東日本が提供する光回線インターネット設備の「フレッツ光ネクストマンション全戸加入プラン」には、賃貸物件を対象にしたインターネット無料設備が特別価格で用意されています。


各部屋まで光回線を引き込むため、通信速度が周辺環境に左右されず、快適なインターネット接続を享受できます。また運営会社がNTTなので、全国で契約しやすいのもメリットのひとつです。

さらに1室のみでも導入可能、入居者が決まるまで月額費用が発生しないなど、大家さんにとってうれしいサービスもあります。

 出典:NTT東日本 マンション全戸加入プラン



JNETS

画像引用:JNETS

 通信情報エンジニアリングのJNETSでは、有線LAN、無線Wi-Fi、どちらのインターネット導入工事にも対応しています。加えてインターネット無料設備も選べるため、所有するマンションの規模やコストにあわせたインターネット設備の導入が可能です。

 また、オートロックがないマンションなどのセキュリティ強化として、スマートロックシステムやセキュリティカメラなどオプションの提供も積極的におこなっています。


出典:JNETS



未来ネット

画像引用:未来ネット

 インターネット無料設備を提供する未来ネットの特徴は、電気通信工事会社だった頃のノウハウを活かした徹底的なコストカットにあります。自社工事でマージンカットした分を価格に還元したり、新規申し込みから導入完了まで最短1ヶ月を目指したりと、賃貸オーナーに多くのメリットをもたらします。


また、導入するインターネット回線は最新規格のIPv6とWi-Fi6対応なので、快適なインターネット接続が可能です。

 出典:未来ネット



ダンゴセレクト

画像引用:ダンゴセレクト

 ダンゴセレクトで提供するインターネット無料設備は、導入が日本全国で4,000棟を超え、現在も毎月平均150棟が増加中です。


ダンゴセレクトの特徴は、低コストでインターネット無料を導入できる点です。さらに大きな建物であれば、1戸当たりの料金も安くなるのも、大家さんにとってメリットになります。

またダンゴセレクトは、インターネット無料設備以外にも空室対策に効果が期待できる各種オプションが用意されているため、物件の付加価値アップにも役立ちます。

 出典:ダンゴセレクト



ELECOM

画像引用:ELECOM

マンションやアパートにインターネット設備を提供しているELECOMは、以下のような3種類の導入プランが用意されています。

 ・各部屋に小型ルーターを設置する「小型ルータープラン」

・廊下に無線アクセスポイントを設置する「無線アクセスポイントプラン」

・LAN配線ができない場合の「同軸プラン」

 物件建物種別や物件の規模などにあわせて、最適なプランを提案してもらえるため、無駄なコストをかけることなくインターネット設備を導入することが可能です。

 出典:ELECOM



レジデンシャルインターネット

画像引用:レジデンシャルインターネット

 レジデンシャルインターネットは、関東圏内で賃貸住宅向けインターネット無料設備を提供しています。

インターネット接続プランは2種類用意されており、ひとつは光回線を利用した「RIXIO(リクシオ)」で、有線回線ならではの通信速度と通信の安定性が特徴です。


もうひとつは、小型Wi-Fiルーターを使用する「RIXIO Air(リクシオ エアー)」です。LANケーブルなどの配線が不要なので、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットなどを部屋内のさまざまな場所で使用できるのがメリットです。

 出典:レジデンシャルインターネット



オススメのインターネット無料会社はアイネット

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まとめ

インターネットの利用率がますます増加するなか、賃貸物件にもインターネットは「あって当然の設備」になっています。今後は、インターネット無料の設備がより求められるようになることが推測できます。


今回は賃貸物件向けのインターネット提供会社10社を紹介しました。いずれの会社も、メリットやデメリット、料金形態が異なります。


入居付けに効果的なインターネット設備やインターネット無料設備を導入する際は、複数の会社を比較してコストや性能はもちろん、所有する賃貸物件に最適なものを選びましょう。



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岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

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