記事

インターネット工事を賃貸物件で行う場合の料金相場と種類、注意点を解説


戸建て賃貸物件にインターネット設備を導入するのであれば、事前に導入できるインターネット回線の種類や工事費用の相場などを知っておくことで、インターネット契約の申し込みがスムーズにおこなえます。


また、調べていくうちに「なぜ、マンションに比べて戸建てのほうがインターネット回線の料金が高いのか?」と疑問に感じた人もいるのではないでしょうか。


今回は、戸建て賃貸住宅にインターネット設備を導入する場合について、工事費用の相場や工事手順、マンションとの料金差の理由について解説します。


インターネット回線の種類について

ここでは、主なインターネット回線について紹介します。


固定回線

固定回線とは、光ファイバーケーブルや同軸ケーブル、アナログ電話回線など物理的な回線を建物(マンションの場合は各部屋まで)に引くことでインターネットが利用できるようになる有線接続方式のインターネット回線を指します。


なお、スマホやタブレットなどを使用する場合は、Wi-Fiルーターが必要になります。


光回線

「光回線」は、光ファイバーと呼ばれる「光」を使った伝送路を使用しています。光ファイバーは一度に大量のデータを素早く伝送できることから、インターネットの回線速度が上がり、また安定した接続が可能です。

光回線の最大通信速度は、下り/上りともに1Gbpsとなっています。



ADSL回線

ADSL回線のインターネットは、アナログ電話回線を使用するため電話線さえ引かれていれば全国各地ほとんどのエリアで利用できます。

しかし、2000年代はじめにはネット回線の主流だったADSL回線ですが、電話回線のデジタル化や光回線など高速インターネット回線の普及にともないADSL回線の利用者は減少し、2023年1月にてADSLの提供を終了(フレッツ光提供エリア)するとNTTが発表しています。


ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ回線は、テレビ放送や電話を提供するための光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを利用してインターネット接続をおこないます。ケーブルテレビは地上波テレビの電波が届かない山間部を中心に大都市圏などでも加入者が多数います。


モバイル回線

「モバイル回線」は、ケーブルなどの物理的回線を使用せずに無線(Wi-Fi)を使いインターネット接続するタイプの回線です。モバイル回線でスマホやパソコンを使用するには、モバイルルーターや置き型ルーターなどが必要です


モバイル回線は工事が不要なのに加え、持ち運びできるタイプのモバイルルーターであればどこでもインターネット接続ができるなどメリットの多い一方で、電波が弱いと接続が切れやすいなどのデメリットもあります。


なおモバイル回線は、一定の期間内に使える通信量が決まっていて、それを超えてしまうと通信速度が制限される場合があるため注意が必要です。

                                                                                

マンションと一戸建てのインターネット回線料金の違い

まず、マンションやアパートなどの集合住宅と戸建て住宅のインターネット回線料金の違いを見てみましょう。


固定回線タイプのインターネット回線を選んだ場合、同じインターネット接続会社で同じプランを選んでもマンションと戸建てでは、月額料金や工事費用が異なります


下記は、「ビッグローブ光」の月額料金になります。


【ビッグローブ光の料金プラン】

●ファミリータイプ(戸建て)の料金(3年プラン)

月額料金:5,478円:円(税込)


●マンションタイプ(集合住宅)の料金(3年プラン)

月額料金:4,378円(税込)

出典:ビッグローブ光


ビッグローブ光の月額料金に関して戸建てのほうがマンションよりも1,100円高くなっていますが、それ以外のインターネット回線でも、戸建てのほうがマンションよりも1,000円~2,000円程度、月額料金が高く設定されています。


また、新規にインターネット回線を引く場合の工事費用に関しても、戸建てのほうがマンションよりも3,000円程度、工事費用が高く設定されていることが多いです。


なお、インターネット回線導入のための工事費用について詳しくは、下記の「インターネット工事費用の相場」をご覧ください。


マンションと一戸建てで料金に差が生まれる2つの理由


ここでは、インターネットの月額料金や工事費用が戸建てとマンションで異なる理由について解説します。


まず、1つ目の理由として「回線の利用世帯数の違い」について解説します。

インターネット回線を建物に導入する場合、まずは周辺の電柱からネット回線(光回線など)を建物に引き込みます。ここまでは戸建てもマンションも同じです。


戸建ての場合は、インターネット回線を建物に引き込んだらそのまま1本のインターネット回線を一世帯で使用するのが一般的です。


マンションの場合は、建物に引き込んだ1本のインターネット回線を共有スペースなどに設置した交換機を通じて回線を分配します。

分配後は、既存の電話回線を利用して各部屋までインターネットネット回線をつなげます。

マンションの場合、1本のインターネット回線を入居者数で割ることで1戸当たりの工事費負担が減り、さらに既存の構内通信網を利用して接続をおこなえるため利用料金を安価にできるのです。


次に2つ目の理由として「通信速度の違い」について説明します。

1本のインターネット回線を使用する戸建てと、複数世帯(戸数)で使用するマンションでは、同じインターネット回線であっても通信速度に差が出ます。


マンションでは、1本のインターネット回線を複数世帯で使うため、その分回線が混雑して通信速度が遅くなることもあります。

一方、戸建ての場合は1本の回線を占有できるため、快適な通信速度でネット接続も安定する場合が多いです。


以上のことから、「インターネット料金は高いが通信速度が速く回線が安定している戸建て」に対して、「マンションは、インターネット料金は安いが通信速度が遅くなる場合もある」ため、これらの理由で料金差が生まれたと考えられます。

                                                                                                                  

インターネット工事費用の相場

インターネット回線を新規で契約する場合の工事費用の相場は、戸建ては20,000円~44,000円、マンションは15,000円~44,000円になります。


ただし、インターネット会社や建物にインターネット回線が引き込まれているかいないかによって工事費用が異なりますし、戸建てかマンションかによっても工事費用が違います。

また、月々のインターネット使用料が戸建てとマンションでは異なるように、新規でインターネット回線を導入するための工事費用も、多くの場合は戸建てのほうがマンションよりも高い場合が多いです。


一例として「ビッグローブ光」の工事費をみてみると、やはりマンションに比べて戸建てのほうが3,300円高くなっています。


【ビッグローブ光の工事費】

●ファミリータイプ(戸建て)の料金(3年プラン)

19,800円(550円×36回)


●マンションタイプ(集合住宅)の料金(3年プラン)

16,500円(初回715円、2~36回目451円)                                                               

出典:ビッグローブ光


ただし、「NURO光」のようにマンション・戸建てに関係なく、工事費用を一律(44,000円)に設定している場合もあります。

出典:NURO光


なお、インターネット会社の各種キャンペーンによって、工事費が「無料」や「実質無料」になる場合があります。

「工事費無料」に関しては、単純に工事費用がゼロ円という意味になります。


「工事費実質無料」とは、指定された月数で分割された工事費を毎月のインターネット使用料金から差し引くことで工事費用が無料になるという仕組みです。


上記のビッグローブ光の戸建て工事費を見ると、「19,800円(550円×36回)」と記載されています。

これは、工事費19,800円を36回に分割し、36か月間に渡って月額料金から550円ずつ割り引かれることで工事費用が無料になるのです。


要するに、36か月間契約を続けることで工事費が無料になるため、お得な反面、途中解約した場合には残金を支払う必要があるので注意が必要です。


インターネット工事の流れ                                                                                       

ここでは、戸建て住宅に光回線を通すための工事の流れについて解説します。


ステップ1:光回線業者にインターネット契約の申し込みをおこなう

まずはインターネット契約の申し込みをしましょう。電話で申し込むこともできますが、ネットで申し込むことで受けられる特典もあるので、事前に調べておきましょう。


ここで重要なのは、「物件所在地が光回線対象エリアに入っているか」の確認です。もし、対象エリア外であれば、ほかの光回線業者を選ぶか、または別のインターネット回線を選ぶ必要があります。

問題がなければ工事予定日を決定します。工事当日は立ち合いが必要になるため、スケジュールを確認したうえで工事日を決めましょう。


ステップ2:電柱から光回線を引き込む

工事の手順は、まず戸建て住宅に光回線を通すために電柱に張り巡らされた光ファイバーケーブルを建物に引き込む作業からはじまります。

通常、光ファイバーケーブルは電話線の配管を使って建物へと引き込みますが、配管に空きがない場合はエアコンダクトの穴を利用します。エアコンダクトが近くにない場合は、壁に穴を開けてケーブルを引き込む場合もあるので留意しておきましょう。


ステップ3:室内に光回線を引き込む

建物に引き込んだ光ファイバーケーブルは、室内に設置した「光コンセント」に接続されます。光コンセントは、壁に直接設置する「一体型タイプ」と壁からケーブルを出してつなぐ「分離型タイプ」の2種類のうち、どちらかを選ぶことになります。


ステップ4:機器(ONUやWi-Fiルーター等)を設置する

光コンセントとONU(回線終端装置)をケーブルで接続し、インターネット回線に接続できれば光回線開通となり工事は完了です。


ONUとは、光回線を通して送受信された光信号をパソコンやスマホで見られるように変換してくれる機械を指し、光回線を通じてインターネットを接続するためには欠かせない機器です。一般的にはわかりやすく「モデム」で通じることも多いようです。


なお、フレッツ光の「ホームゲートウェイ」のように、光回線業者によってはONUを独自の名称で呼ぶ場合もあるので覚えておくとよいでしょう。


一戸建て賃貸でインターネット回線を選ぶポイント

インターネット回線を使用できる戸建て住宅を賃貸物件として貸し出すのであれば、「インターネット導入物件」として、入居者に選ばれやすくなります。また、前述のように、戸建てでインターネット回線を使用する場合は1世帯で占有できるため、安定した接続や回線速度を楽しむことができます。


なお、快適な通信環境を求める場合は光回線がおすすめです。ただし、物件所在地によっては光回線サービス提供エリア外の場合もあるため注意が必要です。もしサービスエリア外だった場合は、ほかのインターネット回線を選ぶことになります。

まずは希望する回線が利用できるかどうかをしっかりと確認したうえでインターネット回線を選ぶことが大切です。

                                                                                                            

戸建て賃貸でインターネット導入ならアイネット

インターネット回線を占有できる戸建て賃貸住宅は、安定した回線接続と回線速度を得られるメリットがあります。そこにインターネット無料の設備を導入することで、入居率と引き上げると同時に退去率の引き下げにつながるため、非常におすすめです。


インターネット無料設備を導入する場合は、費用対効果を考慮する必要があります。できるだけ初期費用や毎月のネット使用料金をおさえることが重要です。


無料インターネット設備の「アイネット」は、初期費用無料、24時間365日監視サポートに対応しています。インターネット無料設備の導入の際は、ぜひご検討ください。


マンション・アパートの空室対策やIOT設備なら無料インターネット設備のアイネットへはこちら!!>>https://ainet.life/lp

岩崎
岩崎
不動産ジャンルのライター歴は2年半以上。その間、100本以上のコラム構成・執筆を担当。満室経営を目指す大家さんに役立つ記事をお届けします。

人気No.1の無料インターネット
「アイネット」

空室対策・家賃の底上げにお悩みなら
私たちにご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら
(24時間365日対応可能)
最適なプランや費用をご紹介致します
無料で導入費用をお見積もり致します

サービス資料をダウンロードいただけます

世帯数毎の料金表を閲覧できます