インターネット工事を賃貸物件で行う場合の料金相場と種類、注意点を解説
戸建て賃貸物件にインターネット設備を導入するのであれば、事前に導入できるインターネット回線の種類や工事費用の相場などを知っておくことで、インターネット契約の申し込みがスムーズにおこなえます。
また、調べていくうちに「なぜ、マンションに比べて戸建てのほうがインターネット回線の料金が高いのか?」と疑問に感じた人もいるのではないでしょうか。
今回は、戸建て賃貸住宅にインターネット設備を導入する場合について、工事費用の相場や工事手順、マンションとの料金差の理由について解説します。
目次[非表示]
- 1.賃貸件におけるインターネット工事の内容は回線状況で異なる
- 2.入居者がマンション/アパートでインターネット回線を契約する3つの方法
- 2.1.光回線
- 2.2.ホームルーター
- 2.3.ポケット型Wi-Fi
- 3.インターネット回線の種類について
- 4.マンションと一戸建てのインターネット回線料金の違い
- 5.マンションと一戸建てで料金に差が生まれる2つの理由
- 6.賃貸アパートの入居者が光回線を利用するには許可が必要
- 6.1.大家さんや管理会社に話をして許可をもらう
- 6.2.退去時は原状回復が基本
- 7.光回線を選ぶ3つのポイント
- 7.1.ポイント①初期費用や月額料金の安さ
- 7.2.ポイント②IPv6に対応している回線
- 7.3.ポイント③契約期間の縛りがないプラン
- 8.賃貸アパートにおすすめの光回線
- 8.1.回線速度重視におすすめ:「NURO光for マンション 」
- 8.1.1. NURO光 forマンション2ギガ(3年契約)プランの月額料金
- 8.1.2.NURO光 forマンション2ギガ(2年契約)プランの月額料金
- 8.1.3.初期費用
- 8.1.4.申し込み特典
- 8.1.5.対応エリア
- 8.2.高額キャッシュバックでおすすめ:「ドコモ光×GMOとくとくBB」
- 8.2.1.ドコモ光1ギガ マンションプラン(2年契約)の月額料金
- 8.2.2.初期費用
- 8.2.3.申し込み特典・キャンペーン
- 8.2.4.対応エリア
- 9.インターネット工事費用の相場
- 10.インターネット工事の流れ
- 10.1.ステップ1:光回線業者にインターネット契約の申し込みをおこなう
- 10.2.ステップ2:電柱から光回線を引き込む
- 10.3.ステップ3:室内に光回線を引き込む
- 10.4.ステップ4:機器(ONUやWi-Fiルーター等)を設置する
- 11.一戸建て賃貸でインターネット回線を選ぶポイント
- 12.戸建て賃貸でインターネット導入ならアイネット
- 13.この記事を読んだ方に人気のお役立ち資料一覧
- 14.この記事を読んだ方に人気の記事
賃貸件におけるインターネット工事の内容は回線状況で異なる
入居した賃貸物件の部屋に固定回線でインターネット回線を導入する場合、新規でインターネットを建物に引き込む場合と建物の共有部まで回線が惹かれている場合では工事内容が変わります。
ここでは、それぞれのパターンでどのような工事がおこなわれるのか説明します。
共有部分まで回線が引かれている場合
賃貸物件の共有部分まで回線が引かれている場合の工事の工事は簡単です。
建物に導入されているインターネット回線を扱っている回線事業者やプロバイダを選んで回線工事の申し込み、宅内工事が完了すればインターネット接続が可能になります。
なお、すでに室内に光コンセントが設置されているなど、状況によって宅内工事が不要な「無派遣工事」で済むケースもあります。まずは回線事業者やプロバイダに問い合わせてみましょう。
ただし、共有部まで引かれているインターネット回線が希望する回線と違う場合の工事は、次項の「アパートやマンション自体に回線が引かれていない場合」と同様の工事手順になります。
アパートやマンション自体に回線が引かれていない場合
入居した賃貸物件にインターネット回線が引かれていない場合や希望する種類の回線でなかった場合は、下記のふたつの方法でインターネット回線を導入できる可能性があります。
① 建物ごとマンションプランをとしてインターネット回線を導入する
入居者全員で回線をシェアする「マンションプラン」を利用してインターネット回線を導入するには、同一のマンション内でその光回線の利用者を一定数以上集める必要があります。
一入居者として導入するのはむずかしいため、大家さんや管理会社主体で導入してもらえるよう交渉するとよいでしょう。
② 個人的に戸建プランで部屋に直接インターネット回線を引く
すでに建物に引かれているインターネット回線が希望するものと違う場合や、①のマンションタイプの回線導入ができないときは、「戸建てプラン」として個人的に部屋までインターネット回線を引くことも可能です。
ただし、工事をおこなうにあたって大家さんや管理会社に許可を得る必要があります。また、戸建てプランは1本の回線を独占できるメリットがありますが、その分料金が高くなってしまうことを覚えておきましょう。
関連記事:フレッツ光全戸加入プランの速度が遅いって本当?賢い大家なら知っている「3つの原因と対策」とは
入居者がマンション/アパートでインターネット回線を契約する3つの方法
アパートやマンションなどの賃貸物件でインターネット回線を使用する場合、以下の3種類の方法があります。それぞれの特徴について解説します。
光回線
光回線は、高速で安定したインターネット接続ができることからインターネット回線の主流となっています。
光回線は、一度に大量のデータを素早く伝送できる性質を持つ「光ファイバー」と呼ばれる光を使った伝送路を使用してインターネット接続をおこなうため、高速かつ安定したインターネット接続ができます。
また固定回線なので、通信容量を気にせずにインターネットを使用できます。
ただし、賃貸物件で光回線を使用するには、建物に光回線が導入されている場合にかぎります。未導入の場合は、前述の『アパートやマンション自体に回線が引かれていない場合』を参考にして大家さんに相談するか、個人的に戸建てプランで光回線を導入する必要があります。
ホームルーター
コンセントに差すだけで簡単にWi-Fi接続ができる「ホームルーター(置き型Wi-Fi)」は、工事や配線不要で届いたその日からインターネットに接続できるのが最大のメリットです。
また、ホームルーターはモバイル回線でインターネット接続をおこなうため、建物にインターネット回線が導入されていなくても問題ありません。
ただし、ホームルーターはWi-Fiでインターネットに接続するため、電波状況によってはインターネットにつながりにくかったり、速度が遅くなったりすることがあります。またプランによっては容量制限のあるため、使用容量を超えると通信制限がかかるため注意が必要です。
ポケット型Wi-Fi
モバイルWi-Fiルーターとは、インターネットに接続するために使う小型の通信端末を指します。ホームルーター同様、モバイル回線でインターネット接続をおこなうため、回線工事などは不要です。建物にインターネット回線が導入されていなくても問題ありません。
また、モバイルWi-Fルーターは小型で持ち運びができるため、屋内外を問わず、いつでもどこでもパソコンやスマートフォン・タブレットなどをインターネットに接続できます。
一方、ホームルーター同様に電波状況によってはインターネットにつながりにくかったり、速度が遅くなったりするのがデメリットです。また容量を超えると通信制限がかかるのもホームルーターと同様です。
インターネット回線の種類について
ここでは、主なインターネット回線について紹介します。
固定回線
固定回線とは、光ファイバーケーブルや同軸ケーブル、アナログ電話回線など物理的な回線を建物(マンションの場合は各部屋まで)に引くことでインターネットが利用できるようになる有線接続方式のインターネット回線を指します。
なお、スマホやタブレットなどを使用する場合は、Wi-Fiルーターが必要になります。
光回線
「光回線」は、光ファイバーと呼ばれる「光」を使った伝送路を使用しています。光ファイバーは一度に大量のデータを素早く伝送できることから、インターネットの回線速度が上がり、また安定した接続が可能です。
光回線の最大通信速度は、下り/上りともに1Gbpsとなっています。
ADSL回線
ADSL回線のインターネットは、アナログ電話回線を使用するため電話線さえ引かれていれば全国各地ほとんどのエリアで利用できます。
しかし、2000年代はじめにはネット回線の主流だったADSL回線ですが、電話回線のデジタル化や光回線など高速インターネット回線の普及にともないADSL回線の利用者は減少し、2023年1月にてADSLの提供を終了(フレッツ光提供エリア)するとNTTが発表しています。
ケーブルテレビ回線
ケーブルテレビ回線は、テレビ放送や電話を提供するための光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを利用してインターネット接続をおこないます。ケーブルテレビは地上波テレビの電波が届かない山間部を中心に大都市圏などでも加入者が多数います。
モバイル回線
「モバイル回線」は、ケーブルなどの物理的回線を使用せずに無線(Wi-Fi)を使いインターネット接続するタイプの回線です。モバイル回線でスマホやパソコンを使用するには、モバイルルーターや置き型ルーターなどが必要です
モバイル回線は工事が不要なのに加え、持ち運びできるタイプのモバイルルーターであればどこでもインターネット接続ができるなどメリットの多い一方で、電波が弱いと接続が切れやすいなどのデメリットもあります。
なおモバイル回線は、一定の期間内に使える通信量が決まっていて、それを超えてしまうと通信速度が制限される場合があるため注意が必要です。
関連記事:大家さんも見て!光回線のマンションタイプとは?入居者にとってのおすすめの光回線も
マンションと一戸建てのインターネット回線料金の違い
まず、マンションやアパートなどの集合住宅と戸建て住宅のインターネット回線料金の違いを見てみましょう。
固定回線タイプのインターネット回線を選んだ場合、同じインターネット接続会社で同じプランを選んでもマンションと戸建てでは、月額料金や工事費用が異なります。
下記は、「ビッグローブ光」の月額料金になります。
【ビッグローブ光の料金プラン】
●ファミリータイプ(戸建て)の料金(3年プラン)
月額料金:5,478円:円(税込)
●マンションタイプ(集合住宅)の料金(3年プラン)
月額料金:4,378円(税込)
出典:ビッグローブ光
ビッグローブ光の月額料金に関して戸建てのほうがマンションよりも1,100円高くなっていますが、それ以外のインターネット回線でも、戸建てのほうがマンションよりも1,000円~2,000円程度、月額料金が高く設定されています。
また、新規にインターネット回線を引く場合の工事費用に関しても、戸建てのほうがマンションよりも3,000円程度、工事費用が高く設定されていることが多いです。
なお、インターネット回線導入のための工事費用について詳しくは、下記の「インターネット工事費用の相場」をご覧ください。
関連記事:アパートに導入するWi-fiインターネットの速度目安!大家さんに知ってほしい遅い理由と間違った3つの認識
マンションと一戸建てで料金に差が生まれる2つの理由
ここでは、インターネットの月額料金や工事費用が戸建てとマンションで異なる理由について解説します。
まず、1つ目の理由として「回線の利用世帯数の違い」について解説します。
インターネット回線を建物に導入する場合、まずは周辺の電柱からネット回線(光回線など)を建物に引き込みます。ここまでは戸建てもマンションも同じです。
戸建ての場合は、インターネット回線を建物に引き込んだらそのまま1本のインターネット回線を一世帯で使用するのが一般的です。
マンションの場合は、建物に引き込んだ1本のインターネット回線を共有スペースなどに設置した交換機を通じて回線を分配します。
分配後は、既存の電話回線を利用して各部屋までインターネットネット回線をつなげます。
マンションの場合、1本のインターネット回線を入居者数で割ることで1戸当たりの工事費負担が減り、さらに既存の構内通信網を利用して接続をおこなえるため利用料金を安価にできるのです。
次に2つ目の理由として「通信速度の違い」について説明します。
1本のインターネット回線を使用する戸建てと、複数世帯(戸数)で使用するマンションでは、同じインターネット回線であっても通信速度に差が出ます。
マンションでは、1本のインターネット回線を複数世帯で使うため、その分回線が混雑して通信速度が遅くなることもあります。
一方、戸建ての場合は1本の回線を占有できるため、快適な通信速度でネット接続も安定する場合が多いです。
以上のことから、「インターネット料金は高いが通信速度が速く回線が安定している戸建て」に対して、「マンションは、インターネット料金は安いが通信速度が遅くなる場合もある」ため、これらの理由で料金差が生まれたと考えられます。
賃貸アパートの入居者が光回線を利用するには許可が必要
ここでは、光回線が引き込まれていない賃貸アパートで入居者が光回線を利用する方法について解説します。
ただし前述したように、光回線の工事をおこなう際は壁に穴を開ける可能性もあります。そのため光回線工事をおこなう場合は、大家さんや管理会社からの許可は必須となることを覚えておきましょう。
大家さんや管理会社に話をして許可をもらう
「黙っていればばれないだろう」などと考え、大家さんや管理会社の許可をとらずに光回線を契約して工事をすすめることは控えましょう。
許可を得ずに光回線を導入しても、退去時のチェックで壁に穴が開いていたり、壁に光コンセントが設置されているのが発覚した場合、原状回復として多額の費用が発生したり、最悪の場合は損害賠償を請求されたりするおそれがあります。
賃貸アパートの部屋はあくまで大家さんから借りているもので、入居者の所有物ではありません。他人の所有物に許可なく工事をおこなった場合、法律違反にあたるため注意が必要です。
退去時は原状回復が基本
賃貸アパートの場合、退去時は入居前の状態に戻す必要があります。
民法第621条では、「賃借人が入居した後に生じさせた損傷は、賃借人が退去するときに修繕する義務を負う。(ただし、賃借人の責任がない場合には、このかぎりではない)」と定めています。
よって、入居中に大家さんや管理会社から光回線導入の許可をもらった場合であっても、退去時には光回線工事で生じた傷を直したり、設置した光コンセントなど外したり、もと通りにする必要があるのです。
ただし光コンセントを外すことで壁に損傷が生じる可能性がある場合や、次の入居者が光回線を使用できるようにしておきたいなどの理由から、大家さんや管理会社から「そのままでもよい」と言われる可能性もあります。
管理会社や大家さんに退去の連絡をおこなう際、あわせて確認しておくとよいでしょう。
なお、撤去工事は光回線事業者がおこないます。そのため退去に合わせて、撤去工事の予約をしておく必要があります。
フレッツ光・光コラボの場合、撤去工事は無料ですが、NURO光やauひかりなどの独自回線は撤去工事に費用が発生する場合があるので、あらかじめ金額を確認しておきましょう。
光回線を選ぶ3つのポイント
光回線を取り扱う回線会社(回線事業者)やプロバイダーは数が多く、なにを基準に選べばよいか迷う人も多いでしょう。
ここでは光回線を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
ポイント①初期費用や月額料金の安さ
光回線を導入するにあたって、工事費用などの「初期費用」と毎月支払う「月額料金」が発生します。初期費用に関しては、前述したようにキャンペーンなどによって「工事費無料」や「工事費実質無料」になるケースがあります。
月額利用料についても、以下のような各種割引やキャンペーンなどでお得になるケースがあります。
とくに契約しているスマートフォンによってセット割りが適用される光回線を選ぶことでスマホの月額料金が割引かれるサービスは、ぜひ利用しましょう。
たとえば、ドコモのスマホならドコモ光を、ソフトバンクのスマホを使っている場合はソフトバンク光を選ぶことでスマホの月額料金が安くなります。
各キャリアによってセット割りが適用される割引額や光回線が異なるため、できるだけスマホのキャリアとセット割りになる光回線を選びましょう。
また契約すると現金が戻ってくるキャッシュバックを提供している光回線も多いです。ただし、受取条件があったり、受取までに時間がかかったりするケースもあるため注意が必要です。
ポイント②IPv6に対応している回線
回線速度を重視する場合は、IPv6に対応している光回線を選びましょう。
その際は、「IPoE方式」であることが重要です。IPoEとは、光回線の次世代型の接続方法であり、従来型のPPPoE方式よりもインターネットの通信速度が速く、回線の混雑時にも遅延が生じにくいのが特徴です。
なお、IPv6 IPoE方式で接続をおこなうためには、「光回線」だけでなく、プロバイダーとルーターもIPoE接続に対応している必要があります。
ポイント③契約期間の縛りがないプラン
光回線の多くは契約期間に縛りがあり、契約期間中に解約すると「解約違約金」が発生します。
引越しなどで光回線を途中で解約する可能性がある場合は、契約期間の縛りがなく解約違約金の設定がない光回線プランを選びましょう。
ただし、契約期間の縛りがないプランの料金は、契約期間の縛りがあるプランに比べて月額料金が高く設定されているため注意が必要です。
賃貸アパートにおすすめの光回線
ここでは賃貸アパートにおすすめの光回線を紹介します。
・回線速度重視におすすめ:「NURO光」
・高額キャッシュバックでおすすめ:「ドコモ光×GMOとくとくBB」
回線速度重視におすすめ:「NURO光for マンション 」
標準プランの通信速度が最大2Gbpsの高速光回線を提供しているのが「NURO光 for マンション」です。他社光回線の標準プランの多くは最大1Gbpsなので、速度を重視するならNURO光をおすすめします。
またNURO光ではソフトバンクのセット割(おうち割光セット)が適用されるため、ソフトバンクのスマホ料金が最大1,100円/1台の割引になります。
ソフトバンクのスマホを利用している人にもおすすめです。
なおNURO光 forマンションは、NURO設備導入済みのマンションを対象としたプランです。月額料金はマンションの利用人数によって変動します。
*NURO設備未導入かつ建物住居戸数39戸以下のマンションは「NURO光」の契約になります。
NURO光 forマンション2ギガ(3年契約)プランの月額料金
・2,090円~2,750円
*初月無料、プロバイダ・無線LAN料金込
NURO光 forマンション2ギガ(2年契約)プランの月額料金
・2,530円~3,190円
*初月無料、プロバイダ・無線LAN料金込
初期費用
・契約事務手数料:3,300円(初月のみ)
・宅内工事費:44,000円(24ヶ月の分割払い)
*申し込み特典で実質無料
申し込み特典
・25,000円キャッシュバック
*対象プラン:NURO光 forマンション2ギガ(3年契約/2年契約)
・宅内工事費(44,000円)実質無料
対応エリア
北海道、関東、東海、関西、中国、九州(一部エリアを除く)
高額キャッシュバックでおすすめ:「ドコモ光×GMOとくとくBB」
画像:ドコモ光×GMOとくとくBB
最大10万円の超高額キャッシュバックでおすすめなのが、フレッツ系光コラボのひとつでもある「ドコモ光×GMOとくとくBB」です。
キャッシュバックのほかにも、開通工事費が「一括0円」になるキャンペーンやv6プラス対応の高性能Wi-Fiルーターがレンタルできるなど、お得な特典が用意されています。
またドコモ光は、ドコモのスマホとセット割り(ドコモ光セット割)ができる唯一の光回線なので、ドコモスマホユーザーにはとくにおすすめです。
ドコモ光1ギガ マンションプラン(2年契約)の月額料金
・タイプA:4,400円
・タイプB:4,620円
・単独タイプ:4,180円+プロバイダ利用料
*違約金:4,180円
初期費用
・事務手数料:3,300円
・開通工事費:16,500円(キャンペーンで「一括0円」)
*分割払いは12回・24回・36回・48回・60回から選べる
申し込み特典・キャンペーン
・最大10万円キャッシュバック
*とくとくBBホームページ限定特典最大65,000円キャッシュバック+他社インターネットからお乗換えで15,000円還元+10ギガプランでお申込の場合20,000円キャッシュバック
*特典進呈条件有り
・新規工事料が無料
・dポイント2,000ptをプレゼント(期間・用途限定、加入タイプ等条件有り)
・v6プラス対応高性能Wi-Fiルーターレンタル無料
対応エリア
全国
インターネット工事費用の相場
インターネット回線を新規で契約する場合の工事費用の相場は、戸建ては20,000円~44,000円、マンションは15,000円~44,000円になります。
ただし、インターネット会社や建物にインターネット回線が引き込まれているかいないかによって工事費用が異なりますし、戸建てかマンションかによっても工事費用が違います。
また、月々のインターネット使用料が戸建てとマンションでは異なるように、新規でインターネット回線を導入するための工事費用も、多くの場合は戸建てのほうがマンションよりも高い場合が多いです。
一例として「ビッグローブ光」の工事費をみてみると、やはりマンションに比べて戸建てのほうが3,300円高くなっています。
【ビッグローブ光の工事費】
●ファミリータイプ(戸建て)の料金(3年プラン)
19,800円(550円×36回)
●マンションタイプ(集合住宅)の料金(3年プラン)
16,500円(初回715円、2~36回目451円)
出典:ビッグローブ光
ただし、「NURO光」のようにマンション・戸建てに関係なく、工事費用を一律(44,000円)に設定している場合もあります。
出典:NURO光
なお、インターネット会社の各種キャンペーンによって、工事費が「無料」や「実質無料」になる場合があります。
「工事費無料」に関しては、単純に工事費用がゼロ円という意味になります。
「工事費実質無料」とは、指定された月数で分割された工事費を毎月のインターネット使用料金から差し引くことで工事費用が無料になるという仕組みです。
上記のビッグローブ光の戸建て工事費を見ると、「19,800円(550円×36回)」と記載されています。
これは、工事費19,800円を36回に分割し、36か月間に渡って月額料金から550円ずつ割り引かれることで工事費用が無料になるのです。
要するに、36か月間契約を続けることで工事費が無料になるため、お得な反面、途中解約した場合には残金を支払う必要があるので注意が必要です。
インターネット工事の流れ
ここでは、戸建て住宅に光回線を通すための工事の流れについて解説します。
ステップ1:光回線業者にインターネット契約の申し込みをおこなう
まずはインターネット契約の申し込みをしましょう。電話で申し込むこともできますが、ネットで申し込むことで受けられる特典もあるので、事前に調べておきましょう。
ここで重要なのは、「物件所在地が光回線対象エリアに入っているか」の確認です。もし、対象エリア外であれば、ほかの光回線業者を選ぶか、または別のインターネット回線を選ぶ必要があります。
問題がなければ工事予定日を決定します。工事当日は立ち合いが必要になるため、スケジュールを確認したうえで工事日を決めましょう。
ステップ2:電柱から光回線を引き込む
工事の手順は、まず戸建て住宅に光回線を通すために電柱に張り巡らされた光ファイバーケーブルを建物に引き込む作業からはじまります。
通常、光ファイバーケーブルは電話線の配管を使って建物へと引き込みますが、配管に空きがない場合はエアコンダクトの穴を利用します。エアコンダクトが近くにない場合は、壁に穴を開けてケーブルを引き込む場合もあるので留意しておきましょう。
ステップ3:室内に光回線を引き込む
建物に引き込んだ光ファイバーケーブルは、室内に設置した「光コンセント」に接続されます。光コンセントは、壁に直接設置する「一体型タイプ」と壁からケーブルを出してつなぐ「分離型タイプ」の2種類のうち、どちらかを選ぶことになります。
ステップ4:機器(ONUやWi-Fiルーター等)を設置する
光コンセントとONU(回線終端装置)をケーブルで接続し、インターネット回線に接続できれば光回線開通となり工事は完了です。
ONUとは、光回線を通して送受信された光信号をパソコンやスマホで見られるように変換してくれる機械を指し、光回線を通じてインターネットを接続するためには欠かせない機器です。一般的にはわかりやすく「モデム」で通じることも多いようです。
なお、フレッツ光の「ホームゲートウェイ」のように、光回線業者によってはONUを独自の名称で呼ぶ場合もあるので覚えておくとよいでしょう。
一戸建て賃貸でインターネット回線を選ぶポイント
インターネット回線を使用できる戸建て住宅を賃貸物件として貸し出すのであれば、「インターネット導入物件」として、入居者に選ばれやすくなります。また、前述のように、戸建てでインターネット回線を使用する場合は1世帯で占有できるため、安定した接続や回線速度を楽しむことができます。
なお、快適な通信環境を求める場合は光回線がおすすめです。ただし、物件所在地によっては光回線サービス提供エリア外の場合もあるため注意が必要です。もしサービスエリア外だった場合は、ほかのインターネット回線を選ぶことになります。
まずは希望する回線が利用できるかどうかをしっかりと確認したうえでインターネット回線を選ぶことが大切です。
関連記事:【2021年版】マンションオーナー様おすすめの一括型光回線は?
関連記事:学生に人気の物件はWi-Fi環境が大切?インターネット無料の強みを解説【オーナー必見】
戸建て賃貸でインターネット導入ならアイネット
インターネット回線を占有できる戸建て賃貸住宅は、安定した回線接続と回線速度を得られるメリットがあります。そこにインターネット無料の設備を導入することで、入居率と引き上げると同時に退去率の引き下げにつながるため、非常におすすめです。
インターネット無料設備を導入する場合は、費用対効果を考慮する必要があります。できるだけ初期費用や毎月のネット使用料金をおさえることが重要です。
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