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アパートに導入するWi-fiインターネットの速度目安!大家さんに知ってほしい遅い理由と間違った3つの認識


「アパートのインターネットは遅い」という声。たびたび目にすると感じていませんでしょうか。 ただ実は「アパートだから遅い」のではありません。 アパートのインターネットが遅いのは速度の問題ではなく、ほかに理由があるのです。


導入する大家さんも多くなったアパートのインターネット。なぜインターネットの速度が遅くなるのか、そしてどんな会社にインターネット導入を依頼すればよいか解説していきます。


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目次[非表示]

  1. 1.インターネット導入を考える大家さんが知るべき「ベストな通信速度」
  2. 2.入居者無料のインターネットは大家さん次第で速度が変わる!
  3. 3.満足度が高い一棟まるごとアパートwifiの通信速度とは?
    1. 3.1.具体的にどれぐらい遅いのかを調べる方法
  4. 4.大家さんに知ってほしい!間違った3つの認識
    1. 4.1.1.プロバイダ側の通信障害
    2. 4.2.2.ルーターや有線LAN側の問題
    3. 4.3.3.パソコンやスマホに問題がある
  5. 5.失敗しない無料インターネット付き賃貸物件の選び方
    1. 5.1.STEP1:無料インターネットの詳細を尋ねる
    2. 5.2. STEP2:回線業者のサイトで回線速度を確認する
  6. 6.アパートやマンションのインターネットが遅い理由
    1. 6.1.マンションのインターネットが遅くなる理由は?
      1. 6.1.1.1本のネット回線が共有されている
      2. 6.1.2.最後まで光回線ではない
      3. 6.1.3.同じ時間帯に多くの人たちが利用している
      4. 6.1.4.部屋までの配線がVDSL方式となっている
      5. 6.1.5.ルーターが高速の通信に対応していない 
      6. 6.1.6.プロバイダが高速の光回線に対応していない
  7. 7.マンションのネットが遅い場合の解決策
    1. 7.1.回線の障害状況を確認する
    2. 7.2.有線LANでつないでみる
    3. 7.3.端末やケーブルをチェックする
    4. 7.4.別の光回線を検討
      1. 7.4.1.自分で光回線の契約を結ぶ際の注意点
    5. 7.5.IPv6 IPoEを利用
      1. 7.5.1. IPv6 対応Wi-Fiルーターを選ぶ
    6. 7.6.Wi-Fiルーターの設置場所を見直す
    7. 7.7.別のWi-Fiルーターへの買い替え
    8. 7.8.日中など、混雑していない時間帯に利用する
    9. 7.9.モバイル回線(モバイルWi-Fiルーター、ホームルーター)に切り替える
      1. 7.9.1.モバイルWi-Fiルーター
      2. 7.9.2.ホームルーター
    10. 7.10.ケーブルテレビ(CATV)のインターネット回線を契約する
  8. 8.マンションのネットが夜遅くなることがありがちな訳
    1. 8.1.インターネットの回線が夜だけ遅くなる理由
      1. 8.1.1.ウェブサイトにアクセスが集中
      2. 8.1.2.プロバイダーが混雑している
    2. 8.2.夜だけ遅くなる場合の対処法
    3. 8.3.夜だけ遅くなる場合の対処法
      1. 8.3.1.この記事を読んでいる方に人気の記事
  9. 9.アパートで光回線を利用する手順
    1. 9.1.回線事業者・プロバイダーと契約(申し込み)
    2. 9.2.工事日の調整・決定
    3. 9.3.工事・設置作業
  10. 10.早い通信なら光回線がおすすめ
  11. 11.業界最安クラス「アイネット」ならインターネット速度が心配な大家さんも安心!
  12. 12.まとめ
      1. 12.0.1.この記事を読んだ方に人気の記事



インターネット導入を考える大家さんが知るべき「ベストな通信速度」

インターネット導入を考える大家さんが知るべき「ベストな通信速度」 道路を走る車


そもそもインターネットの速度が遅いとはどういうことかご存知でしょうか。 具体的には以下のようなケースが考えられます。


  • アクセスしたWebサイトがすぐに表示されない
  • インターネット動画の視聴がスムーズではない
  • オンラインゲームが快適に利用できない
    など


スマートフォンやパソコンで動画やゲームを楽しむのが当たり前の時代。アパートに無料Wi-fiを導入する大家さんも多くなりました。 あくまで目安ですが、インターネットを快適に利用するためのベストな速度をご覧ください。


メールや音声通話(文字・音声のみ)
最低100kbps
インターネットサイトの閲覧
1~10Mbps
インターネット動画の視聴
10~30 Mbps
高画質の動画やオンラインゲーム
最低30 Mbps


アパートに導入する無料Wi-fiは、最低でもインターネットサイトが閲覧できる10Mbps前後はほしいです。インターネットサイトの閲覧や動画視聴がしづらくなる10Mbps以下の速度だと、「アパートのインターネット速度が遅い! 」という不満につながりやすいと考えればよいでしょう。  


関連記事:インターネット工事を賃貸物件で行う場合の料金相場と種類、注意点を解説



入居者無料のインターネットは大家さん次第で速度が変わる!

入居者無料のインターネットは大家さん次第で速度が変わる! クラウチングスタートするランナー


アパートWi-fiを導入する場合は、一棟まるごと導入をおすすめします。

一棟まるごとWi--fiを導入することで、通信速度が速く、低コストで空室対策を実現できます。


アパートWi-fiには、共用部分に機器を設置し各戸でWi-fiを共有する共用部型設置タイプと、既存の配管を利用し各戸にWi-fiを設置する各戸設置型タイプの2種類があります。


各戸設置型のタイプのほうが速度が安定し、各戸でネットの接続状況のばらつきが出にくいため、安定してインターネットを利用していただきたい場合にはおすすめです。


所有物件に合った設置タイプで導入することをおすすめします。


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一棟まるごとアパートWi-fiを導入することで、空室もすぐに埋まり、既存の入居者も退去せずに入居し続けてくれます。


現在、空室対策に悩んでいる大家さん、思い切ってアパートまるごと1棟にWi-fi導入をしてみませんか。


低コストで、効果が高い空室対策の一つです。


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満足度が高い一棟まるごとアパートwifiの通信速度とは?


一棟まるごとアパートWi-fiを導入した場合、所有物件の設備によって通信速度は変わります。


その原因として、3つの理由が挙げられます。


・物件ごとの設備の違い

・アパートが契約しているインターネット業者の違い

・アパート内で同時に利用している人数


これらのことから、通信速度が遅くなる場合もあります。


一棟まるごとアパートWi-fiを導入しているからといって、必ずしも速度が速いとは限りません。


通常、インターネットが快適に利用できる速度は、1Gbpsと言われています。

しかし、1Gbpsの速度が出せない設備のアパートも存在します。


回線が1Gbpsだと、全国エリアの光回線では最速の数値ですので速い速度が出ますが、回線が200Mbps以下だと、速度にあまり期待はできません。


所有物件のエリアの通信速度を調べる方法がありますので、所有物件の速度を確認してみましょう。


例えば、フレッツ光(NTT西日本)の場合だと、公式サイトに物件の住所を入力して、調べることが可能です。


住所を検索して、「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ隼」と出てきた場合は、1Gbpsの回線が各戸まで引かれている速度の速い回線です。


逆に「通信速度は最大100Mbps」と出てきた場合は、所有物件は1Gbps対応の設備がない物件ということになります。


「通信速度は最大100Mbps」の物件は、元々速度が遅い回線を、各戸で分け合って利用している仕組みのため、アパートの住民全員が一斉に利用すると、さらに速度が遅くなる可能性があります。


実は入居者無料のインターネットは、大家さん次第でも速度が変わります。アパートの戸数や構造、導入方法によってインターネットの速度は変わるのです。 アパートにインターネットを導入すると、一本のインターネット回線を各戸で共有することになります。


主な共有方法はふたつです。


  • 宅内埋め込み型:光回線を各戸までつなぎ、宅内のWiFiルーターでインターネットを利用する方法
  • 共用部設置型:共用スペースにWiFiルーターを設置してインターネットを利用する方法


インターネット回線を提供する会社にもよりますが、おおむねどの会社もインターネットの速度は1Gbpsです。


8戸なら120Mbpsという速度になります。



ただインターネット回線の会社が提示する速度は、「ベストエフォート」という理論上の最大速度。実際はベストエフォートの1/10くらいといわれています。 それでも4戸なら25Mbps、8戸でも12Mbpsという速度は出るはず


インターネットを普通に利用する程度ならまったく問題ありません。 それでもインターネットの速度が遅いなら、以下のような理由が考えられます。


  • 戸数が多いのに契約が1回線のみ
  • 電波がつながりにくい鉄筋コンクリートのアパートで共用部設置型である
  • インターネット回線が1Gbpsではない(200Mbpsなど)


つまり大家さんがどういう方法でインターネットを導入するかで、インターネットの速度は変わるのです。 とはいえ、よほど条件が悪くなければインターネットを通常どおり利用できる速度は出るはず。


アパートのインターネット速度が遅いといわれる理由には、ほかにも誤解されている部分があります。  


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関連記事:大家さん必見!アパート無料Wi-fiとは?設置工事と契約方法をご紹介



具体的にどれぐらい遅いのかを調べる方法

マンションのインターネットの速度が実際にどのくらい遅いのかを調べる方法があります。速度が遅いと感じたら、調べてみることをおすすめします。


下記サイトにアクセスして、速度を調べてみましょう。


BNRスピードテスト

ブロードバンドスピードテスト


現在、利用中のインターネット回線に接続し、計測ボタンを押すだけで、速度がどのくらいなのかを計測することができます。


一般的な平均速度は約20Mbpsです。


約20Mbpsの速度が出ているのに、速度が遅いと感じる場合は、閲覧しているサイトが重いか、もしくは使用している端末に問題があります。


速度については信頼できる業者に任せることが重要です!
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大家さんに知ってほしい!間違った3つの認識

大家さんに知ってほしい!間違った3つの認識 パソコンの画面を見ながら喜ぶ高齢者


「アパートはインターネットの速度が遅い!」 そんな声を見てしまうと、まるでアパートが悪いかのようなイメージです。


インターネットの導入方法や回線数などでインターネット速度は遅くなるとお伝えしましたが、実はほかにも理由があります。 「アパートだからインターネットが遅い」というのは大きな誤解なのです。



1.プロバイダ側の通信障害

インターネット回線が「道路」なら、プロバイダは「車」。 つまり道路(回線)に問題がなくても、走る車(プロバイダ)に障害が発生していればインターネットの速度は遅くなります。 プロバイダ側の問題でインターネットが遅くなっているのですから、アパートが原因ではありません。  



2.ルーターや有線LAN側の問題

そもそも、接続するWiFiルーターの設定が間違っていれば速度は遅くなります。またWiFiルーターや有線LANの規格が古かったり、劣化していたりするのもインターネットの速度に影響が出る原因です。 インターネットを導入したときの業者に連絡し、インターネットの設備を点検してもらう必要があります。  



3.パソコンやスマホに問題がある

実はインターネットの速度ではなく、パソコンやスマートフォンの性能が原因で速度が遅くなることもあります。 パソコンやスマートフォンは一度に操作できる範囲が限られるため、動きが遅くなることがあるのです。 たとえば動画とオンラインゲームを同時利用していれば、機器が処理できる容量を超える可能性が高くなります。 機器の動きが遅いのと、インターネットが遅いのはまったく別の問題なのです。  


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失敗しない無料インターネット付き賃貸物件の選び方

人気の無料インターネットを思い切り享受するためには、できるだけ通信速度が速いインターネット回線を導入している賃貸物件を選びたいものです。
そこで入居を決める前にチェックしておきたいのが、建物に導入されているインターネット回線の速度です。
 
ここでは、賃貸マンションやアパートに導入されているインターネット回線の速度の調べ方を紹介します。


STEP1:無料インターネットの詳細を尋ねる

無料インターネットには複数の種類があり、回線業者も多く、さらにさまざまなプランが提供されています。
 
入居してから「こんなはずでは……」と後悔しないためにも、まず無料インターネットで使用している回線の種類(フレッツ光、auひかり、NUROひかり、など)を大家さんまたは管理会社に確認しましょう。確認ができたらSTEP2にすすみます。


 STEP2:回線業者のサイトで回線速度を確認する

STEP1で確認した回線を提供している回線業者のサイトで「提供エリアの確認」をおこないます。サイトによって画面などは異なりますが、おもに以下の情報を入力します。
 
①     都道府県を選択する
②     郵便番号、住所などを入力する
③     戸建て、または集合住宅を選択する
④     建物名、部屋番号を入力する
 
上記の情報を入力すると検索結果として、対応エリアかどうかとともに、インターネット回線の詳細(提供できるプランや通信速度など)が表示されます。
ここでチェックすべきは回線の速度です。「下り最大1Gbps」と記載されている場合は、1Gbpsの光回線が各戸まで引かれていることを意味し、高速インターネット回線が利用できます。
 
「下り最大200Gbps」や「下り最大100Mbps」と書かれている場合は、1Gbpsには対応していないということになります。この場合、インターネットの利用者が増える夜間や休日などは、通信速度が遅くなることが考えられます
 
このように、あらかじめ入居を希望する賃貸物件に導入されているインターネット回線の詳細を確認することで、失敗せずに通信速度の速い無料インターネット回線が導入されている賃貸物件を選ぶことができます。


アパートやマンションのインターネットが遅い理由


大家さんに寄せられる声として、「アパートのインターネット速度が遅い」と寄せられますが、遅いと悪い印象を与えてしまいます。インターネット導入時の方法や回線数などインターネット速度が遅くなる理由がありますが、それだけではありません。アパートだからインターネット速度が遅いという誤解を解いていきましょう。



マンションのインターネットが遅くなる理由は?

マンションのインターネットの速度が遅くなる理由は2つあります。


1本のネット回線が共有されている

マンションの共有部に引き込まれたネット回線を各戸へ分配している場合は、速度が遅くなる可能性があります。入居者様全員で1つのネット回線を共有しているということになるため、速度が遅くなります。


また、部屋内に設置されている無線ルーターが原因で速度が遅くなる場合もあります。ルーターの性能の問題以外に、1つのルーターでパソコン、タブレット、スマホなど複数の機器を1度に繋いでいる場合も速度は遅くなります。無線ルーターの性能を確認して問題なければ、複数の機器を1度に繋いでいるから速度が遅くなっているのかもしれません。


上記で述べたような理由で速度が遅くなっている場合は、光回線を別の業者に変えるなど、根本的に解決することが必要になります。



最後まで光回線ではない

光回線を契約しているマンションであっても、共有部までは光回線を引いているけれど、その先の各戸へは光ファイバーケーブルではなく一般電話回線で接続している場合もあります。とくに古いマンションの場合は、このうようなケースが多いです。



最後まで光回線ではなく電話回線を使用していることで通信速度が落ちることが考えられます。
回線ごとに通信速度が変わってきますのでチェックすることをおすすめします。


配線方式の種類は3つ考えられます。
・光配線方式(最大速度1Gbps)
・LAN配線方式(最大速度1Gbps)
・VDSL配線方式(最大速度100Mbps)


光回線は速度が速く、安定しているため主要なものとなっています。光回線からの接続として電話回線を利用していることで通信速度が落ちます。アパートへの回線の引き込みは光回線で行っていて、各戸への接続を一般電話回線にて接続している例があります。高速通信を必要としないのであれば問題が生じることは少ないかもしれません。アパート全体として考えると入居者が複数いるため規模が大きくなり、速度低下の原因になります。

一般電話回線は、VDSL方式であり、光回線方式と比較すると速度は遅くなってしまいます。


比較的新しいマンションであれば、各戸まで光ファイバーケーブルが配線されている場合が多いです。

    

同じ時間帯に多くの人たちが利用している

多くの人がインターネットを使用する夜間や休日には、特に速度が遅くなりがちです。

前述したように、集合住宅では入居者全員で1本のネット回線を共有しています。しかし、回線1本あたりで送信するデータ量には限りがあり、インターネットの利用者が集中すると、1人当たりで利用できるデータ量が少なくなります。


そのためインターネットの速度が低下してしまうのです。


部屋までの配線がVDSL方式となっている

共有部から各戸までの配線がVDSL方式の場合はインターネットの回線が遅くなりがちです。

VDSL方式とは電話回線を利用した配線方式で、マンション内にすでに敷設されている電話回線を利用できるためコストはおさえられるのがメリットですが、最大速度は下りで100Mbpsしか出ません。


そのため、共有部まで光回線が敷設されていても、各戸ではインターネットの速度が遅くなってしまうのです。



ルーターが高速の通信に対応していない 

自宅で使用しているWi-Fiルーターが古く、現在の高速通信に未対応な場合、通信速度が遅くなることがあります。まず、Wi-Fiルーターの通信規格を確認してみましょう。


Wi-Fiルーターの通信規格は、本体裏面などに記載されている「IEEE802.11」はじまるナンバーで確認できます。現在の高速通信に対応している規格は「IEEE802.11ac」になります。

使用中のルーターを「IEEE802.11ac」のものに取り換えることで、通信速度が向上する可能性があります。



プロバイダが高速の光回線に対応していない

回線速度が遅い原因として、プロバイダが高速光回線に対応していない可能性があります。

現在のインターネット通信方式の主流は「IPv4 PPPoE」ですが、徐々に通信速度の速い「IPv6(IPoE)」に対応した回線も増えています。


しかし、回線が「IPv6(IPoE)」に対応していてもプロバイダが対応していない場合、「IPv6(IPoE)」本来の回線速度を享受できません。

回線が「IPv6(IPoE)」対応なのにもかかわらず通信速度が遅いと感じたら、プロバイダに対応しているインターネット通信方式を確認してみるとよいでしょう。


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マンションのネットが遅い場合の解決策


回線の障害状況を確認する

インターネット回線で障害が起きていないか、回線会社の公式HPで確認しましょう。同じ時間帯に多くの人が一気にインターネットを利用すると、回線がパンクし、障害が起きる可能性もあります。そのため、速度が遅くなります。


回線の障害が一時的なものであれば、しばらく待つと、問題なくインターネットが利用できるようになります。


有線LANでつないでみる

無線接続の場合、あいだに障害物が入ることも多く回線が安定しにくく、有線接続の方が、速度が出やすいのが一般的です。
そこで、Wi-Fiルーターなどを経由してパソコンをインターネットにつないでいる場合は、LANケーブルを使って有線で接続することで、速度が速くなるケースがあります。


端末やケーブルをチェックする

部屋内の端末やケーブルをチェックしましょう


ケーブルがきちんと奥までコンセントに刺さっているか、端末の性能が低くないか、ケーブルが壊れていないかなどを確認します。また、一度ケーブルをコンセントから外して、再度差し込むことで状況が改善することもあります。


上記のようなことは、すぐにでも行動できるため、インターネットが遅いと感じたら、すぐに試してみましょう。



別の光回線を検討

端末やケーブルに問題がなく、回線に問題が合って速度が遅いのであれば、別の光回線に乗り換えることも検討しましょう。


光回線の会社は多く存在するため、どの業者が良いか判断することは難しいです。通信速度の速さ、キャッシュバックがあるか、対応エリアの範囲など、業者ごとに特徴が異なります。


まずは所有物件が対応エリアかどうかを確認し、気になる業者へ見積もり依頼をかけてみましょう。費用感を知ることも重要です。


複数の業者から見積もりをもらい、実際に話を聞いてみて、良いと思った業者へ乗り換えることをおすすめします。


自分で光回線の契約を結ぶ際の注意点

どうしても光回線を使いたい場合は、まずは大家さんや管理会社に相談してみましょう。 その結果、大家さんまたは管理会社が許可した場合は、自分で光回線を契約することが可能です。


ただし導入にかかる工事費などの初期費用や、月々の利用料などすべての費用は入居者自身で支払わなければなりません。

また退去時には原状回復として、導入した回線や機器の撤去費用をはじめ、設置の際に穴あけやネジ止めで傷ができた箇所を元通りにする必要があります。それらにかかる費用なども負担する必要があります。  


ただし大家さんや管理会社が許可しても建物の状況によっては個別の工事がむずかしいケースもありますし、そもそも大家さんから許可をもらえないこともあります。

その場合は、後述するモバイル回線やケーブルテレビのインターネット回線を検討しましょう。


IPv6 IPoEを利用

回線速度が遅い場合、通信方式の違いによって改善することもあります。

既存で契約しているプロバイダの通信方式を確認します。

以前はIPv4(PPoE)方式が主流であったためにそのままの通信方式で契約されていることがあります。

現在ではIPv6(IPoE)方式があるため回線速度は高速化しています。

IPv6方式に未対応のプロバイダではルーターや回線などの検討をオーナー様が行ったところで改善はみられません。


現在契約しているプロバイダに問い合わせを行い、IPv6方式に対応しているの確認します。

もし対応していなければ他の会社に変更することで解決します。


 IPv6 対応Wi-Fiルーターを選ぶ

せっかくIPv6対応の回線とプロバイダと契約しても、Wi-FiルーターがIPv6 に対応していない場合は本来の速さを享受できません。
かならずWi-FiルーターもIPv6 対応のものを選びましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiルーターの設置場所を変えるだけで速度を速くすることも可能です。

ルーターをゴミやホコリから保護するために布や保護カバーを購入して被せておく例があります。そうすることでルーターが隠れてしまいます。

その結果、布やカバーが障害物となり、速度低下の原因になります。

加えて、放熱もうまくいかないために障害を起こす可能性もあります。

カバーだけではなく、室内にある家具や雑貨類も近くに置かないようにすると障害物による遮蔽が起こりにくいです。

なるべく障害になるものから避けて、室内に電波が行き渡る配置を計画してください。



別のWi-Fiルーターへの買い替え

インターネット速度が遅い場合にはルーターの買い替えも選択肢の1つです。

ルーターにも規格があり、規格の異なるルーターを設置するだけで動画やオンラインゲーム、高速ダウンロードを実現することができます。

加えて、複数台の機器を接続することも難なく行えるようになります。

パソコンやスマホ、タブレット、ゲーム機など複数の機器を接続して使用する場合は、ルーターの規格をチェックして購入することも対策になります。

規格値だけで乗り換えを行うことで最大11倍速くなるとの資料もメーカーより示されています。



日中など、混雑していない時間帯に利用する

集合住宅で、夜間にインターネット利用者が集中することが原因でインターネット速度が遅くなる可能性があるのはお伝えした通りです。

その場合の対策方法として、混雑していない時間帯、たとえば平日の日中などにインターネットを利用してみましょう。夜間のみネットが遅くなるのであれば、日中は安定した状態でインターネットの利用が可能となるでしょう。


しかし仕事の関係などで日中のインターネット接続がむずかしい場合は、後述する「マンションのネットが夜遅くなることがありがちな訳」の項の対策方法をお試しください。

また日中でも速度が遅い場合は原因がほかにあると考えられます。その場合は、ほかの解決方法を試してみることをおすすめします。


関連記事:学生に人気の物件はWi-Fi環境が大切?インターネット無料の強みを解説【オーナー必見】


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モバイル回線(モバイルWi-Fiルーター、ホームルーター)に切り替える

どうしても無料インターネットの速度に満足できない場合は、個別にインターネット回線を契約することも検討しましょう。
 
後述しますが、光回線などの固定回線を個別に契約する場合は大家さんや管理会社の許可が必要です。許可を得られた場合でも、工事などが必要なため導入まで時間がかかります。
 
そのため、すぐにでも速いインターネットに変更したいのであれば、モバイル回線を試してみましょう。
その場合、「モバイルWi-Fiルーター」または「ホームルーター」がおすすめです。


モバイルWi-Fiルーター

モバイルWi-Fiルーターは屋外でもインターネットに接続できるので、移動中に動画を視聴したり、出先でパソコン作業をおこなったりできて便利です。
 
また光回線のように工事をする必要がなく、利用料金も安いため、月々の固定費をおさえたい人におすすめです。
 
ただし、使用する場所によっては接続が安定しないといったデメリットがあります。
 
またモバイルWi-Fiルーターは、プランによって一月に使用できるデータ容量が決まっている場合があります。規定の容量を超えてしまうと速度制限がかかり、速度が極端に遅くなってしまうため注意が必要です。
 
データ容量の制限がないプランでも、一定期間に大量のデータ通信の利用があった場合なども速度制限がかかるため注意しましょう。


ホームルーター

モバイル回線でインターネットに接続する据え置き型のルーターです。
 
ホームルーターのメリットはコンセントに挿すだけでインターネット接続がおこなえる点です。
工事の必要がないので本体が届いたその日からインターネットを利用でき、解約時も撤去工事などは不要です。
 
デメリットは、固定回線に比べると通信速度が遅くなったり、接続が不安定になったりしやすい点です。とくに電子機器の側では通信が安定しないため、設置場所には気をつける必要があります。
 
また一度に大量の通信をおこなった場合、通信速度制限がかかる可能性があるため注意しましょう。


ケーブルテレビ(CATV)のインターネット回線を契約する

もし、お住まいの建物にケーブルテレビが導入されている場合は、ケーブルテレビ会社が提供するインターネット回線を契約することも可能です。
すでにケーブルテレビと契約している場合は、格安でインターネットを利用できるケースもあります。
 
ただしCATVのインターネット回線は光回線に比べると速度が遅いため、無料インターネットの速度と比較したうえで導入するしないを決めましょう。


マンションのネットが夜遅くなることがありがちな訳



インターネットの回線が夜だけ遅くなる理由


夜になると、インターネットの通信速度が遅いと感じることはないでしょうか。

なぜ夜になると遅くなるのか、理由を2つ解説します。



ウェブサイトにアクセスが集中

昼間は働きに出ていっていて、家にいる人が少ないため、通信速度は安定している場合が多いですが、夜は学校や仕事から帰ってきて家にいる人が多いため、ウェブサイトにアクセスする人も多くなります。


そのため、ウェブサイトにアクセスが集中してしまって速度が遅くなってしまいます。



プロバイダーが混雑している

インターネットに接続するためには、プロバイダーが必要です。多くの人が利用している時間帯だと、プロバイダーも混雑し、速度が遅くなる場合があります。


回線に接続できる量には限界があるため、限界を超えないようにプロバイダー側で制限をかけています。そのため、一気に多くの人がプロバイダーへ接続すると、混雑が発生してしまいます。


20時~24時頃のインターネット利用者が1日の中で1番多いです。この時間帯にインターネットを利用しようとすると、どうしても混雑してしまい、速度が遅くなってしまいます。



夜だけ遅くなる場合の対処法

夜だけ速度が遅くなるのであれば、利用時間を変えればいいのですが、そう簡単に利用時間をずらすことはできません。


根本的な解決が必要となってくるため、混雑しないプロバイダーやプランへの変更を検討してみましょう。回線業者とプロバイダーは別のため、プロバイダーを変更する際に新たな工事は基本的に発生しません。


プロバイダーが原因でない場合や、時間帯だけが原因でない場合もあるため、原因解明してからプロバイダーの変更をおこないましょう。



夜だけ遅くなる場合の対処法

夜だけに回線速度が遅くなることでは利用時間を変更すれば良いのですが、仕事をしていたり、家族との時間などにより簡単には行きません。


根本的な解決策として、混雑しないプロバイダーやプランへの変更を検討しましょう。

回線業者とプロバイダーは別であるため、プロバイダーを変更するだけでは工事は必要ありません。


また、20時から24時頃がインターネット利用者が多いため、この時間帯に高容量のデータをダウンロードすることをやめてみるだけで通信速度を回復する可能性もあります。

アプリや機器類の更新作業を行う設定を確認してみてください。

合わせて、更新作業の時間設定を少しずつずらす方法もあります。

スマホは21時から、パソコンなどは12時からなど時間をずらすことで快適にインターネットを利用することも実現できます。

プロバイダーが原因でない場合や時間帯だけが原因でない場合もあるため、原因解明してからプロバイダーの変更をおこないましょう。


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アパートで光回線を利用する手順


ここでは、所有するアパートにインターネット光回線を導入する手順を説明します。


回線事業者・プロバイダーと契約(申し込み)

アパートと契約している回線事業者(NTT東日本・西日本やauひかり、独自回線事業者、または光コラボ事業者など)に光回線導入の申し込みをします。


光回線の種類によっては対応しているエリアが限定されている場合があるため、申し込み時にアパートに導入できるかどうかの確認もおこないます。


導入可能である確認が取れたら回線事業者と契約を結びますが、回線事業者によっては別途プロバイダーの申し込みも必要です。

光コラボ事業者の場合は回線事業者とプロバイダーの窓口が同じですが、NTT東日本・西日本やそのほかの回線事業者は、別途プロバイダーを探して申し込む必要があります。



工事日の調整・決定

回線事業者への申し込み・契約後、申し込んだ回線事業者から「工事のお知らせ」の連絡が来るので、工事日を決定しましょう。


光回線を建物に引き込む際は大家さんの立会いが必要です。また、宅内埋め込み型を選択した場合は各戸で工事をおこなうため、入居者様の立会いが必要になります。その場合は入居者様に向けて工事のお知らせし、工事日の調整をおこないましょう。


なお、回線事業者によっても異なりますが、申し込みから実際に回線を引き込んでインターネット開通するまで1~2カ月程度かかるのが一般的です。


工事・設置作業

工事日当日は、最寄りの電柱から光回線(光ファイバーケーブル)をアパートの建物へと引き込むための屋外工事がおこなわれます。

宅内埋め込み型の場合は室内への引き込み工事もおこなわれ、各戸に光コンセントやONU(終端装置)、ホームゲートウェイなどが工事作業員によって設置されます。


その後、必要に応じて入居者様(または大家さん)でWi-Fiルーターやパソコンを接続して設定し、無事インターネット接続できれば光回線導入工事は完了です。


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早い通信なら光回線がおすすめ

光回線の最大のメリットは、通信速度が速いことです。

これまで通信回線として広く利用されてきたADSLは速くても最大50Mbps程度でしたが、光回線の通信速度は一般的なもので1Gbpsとなり、ADSLの20倍の速度です。


光回線にすることで動画の視聴や大容量データのやり取りが短時間で可能となり、快適なインターネット接続がおこなえます。特に動画視聴やオンラインゲームプレイ、オンライン会議などは、通信速度の違いを実感できるでしょう。


また光回線は電気信号(ノイズ)の影響を受けにくく、距離に関係なくデータを安定して送受信できる特性があるため、インターネット接続の安定面でも優秀です。


なお、最近では5Gbpsや10Gbpsの光回線の提供をおこなう回線事業者も増えており、今後はますます、インターネット光回線の速度が求められるようになることが予想できるでしょう。



業界最安クラス「アイネット」ならインターネット速度が心配な大家さんも安心!



数戸程度のアパートで利用する機器に問題がなければ、極端に速度が遅いということにはなりません。 あとは、どんな会社にアパートのインターネット導入を依頼すればよいかが問題。 押さえていただきたいポイントは3点です。 


  1. 1Gbpsの速度を提供している会社か
  2. IPv6/IPoEという技術に対応している会社か
  3. 共同住宅のインターネット導入を得意とする会社か


IPv6/IPoEとは、増えつづけるインターネット利用者に快適な速度を提供するための次世代通信技術です。 そしてすべてのポイントをカバーしているのが、入居者無料Wi-fiを提供する「アイネット」。


「アイネット」の提供するインターネットは、速度だけでなくおすすめポイントが多くあります。


  • 1Gbpsの速度を提供している
  • 集合住宅のインターネット設備が得意な会社
  • 最新技術のIPv6/IPoEにも対応している
  • 導入費用0円プランもあり!
  • 業界最安クラスの料金設定
  • 空室対策のために不動産会社と連携してくれる
  • インターネット導入後のフォロー体制も万全! 


「アイネット」は入居者に人気の設備「防犯カメラ」や「宅配ボックス」などのオプションも充実してますよ!


24時間365日対応のコールセンターもあって、入居者さんも安心して利用できますね


アパートのインターネットで大事なのは「費用」と「速度」。 両方を解決できる「アイネット」にインターネット導入を相談してみてはいかがでしょうか。


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まとめ


アパートのインターネット速度が遅いといわれる主な理由をまとめておきましょう。


  • 戸数が多いアパートで契約が1回線のみ
  • アパートの構造とWi-fiのタイプがマッチしていない
  • インターネット回線が1Gbps未満である
  • プロバイダの通信障害
  • ルーターや有線LAN側の不調や設定
  • パソコンやスマホの問題


1Gbpsの速度を提供している会社なら、普通にインターネットを利用する程度の速度は出ます。 空室対策にインターネット導入を検討されるなら、入居者に喜ばれるオプションなども検討してみてはいかがでしょうか。


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不動明師
不動明師
賃貸管理&売買仲介経験20年。アパート新築、購入、仲介、リノベーション、大規模リフォームに携わり、自身でも2棟のアパートを所有する不動産オーナー。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格を有し、不動産経営者に対して役立つノウハウを共有している。

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